SWEET is ...

SWEET(&gdb)の使い方

とりあえずの使い方についてメモ

接続先設定

まずはユーザリストに開発機(x86)の登録を行う。
「設定」->「接続先の登録」から登録ダイアログを表示させる

画面上、「開発機」にチェックをつけ、IPアドレス、ユーザ名、パスワードの登録を行う。
その後、プロジェクトを展開するディレクトリを指定する。
CSVは使用していないので、余計な設定は必要なし。
# 後の開発で、ターゲットマシンにNFSでマウントされる。

そのあと、同様の画面でターゲットの登録を行う。
画面上、「ターゲット機」にチェックをつけ、IPアドレス、ユーザ名、パスワード、ルートパスワードの登録を行う。

ここで注意が必要なのは、開発機、ターゲットにはTelnetを使用してアクセスするということ。
Makefileの作成機能や、コンパイル機能は権限がないとファイル書き込みができないが、'su'すると、うまくボタンが機能しなくなる。。。なんで??
なので、今回はrootでログインできるようにしておいてから作業を行った。

これで、下準備は完了。
次に実際のプロジェクトの作成を行う。
「プロジェクト」->「プロジェクトの新規作成」から新規作成ダイアログを表示させる

「開発機」と「ターゲット機」に先程登録した接続先を指定する。
今回は、ターゲット上でのクロスコンパイルをやってみることにするため、「クロスコンパイルを行う」にチェックをつけ、ターゲット種別を選択する。(今回はsh3)

その他、make関連はあれば設定する。

次に、まだする必要はないけどとりあえず開発機にログインしてみる。
これで、ログインはできたけど、いろいろ不都合があるのでsuでルートになっておく

ついでに、ターゲット機へのログインもやってみる。
このとき、開発機でプロジェクト登録したディレクトリが/etc/exportsに設定されていないと、エラーが出る。
以下は成功例

いよいよ、実際にプログラムを作成する。
「ファイル」->「新規作成」より、ファイルの新規作成を行う。
今回は、1からプロジェクトを作成したが、既存のソースがあるのであれば、インポートすることが可能。


せっかくなので、マルチプロセスでのデバッグを行ってみる。

マルチプロセスの場合は、あらかじめデバッグ対象のプロセスが立ち上がっている状態からGDBのAttach機能を用いて、デバッグを行う。
今回は、とりあえず作ったテストプログラムを以下のコマンドで起動する。
注意するのは、普通にコマンドをたたくと、コンソールがコマンドに取られるため、GDB用に端末を使うことができないこと。('&'をつけるのはコンソールを取り戻すため)

今回は、テスト用に作ったので対象プロセス自身に自分のプロセスIDを表示させたが、通常は'ps'コマンド等で調べることになるでしょう。
調べた対象プロセスのプロセスIDを「デバッグ」->「デバッグ開始(attach)」を選択肢、出てきたダイアログに入力する。

アタッチに成功すれば、通常のGDBコンソールが現れるため、思う存分デバッグを行うことができる。
最終更新:2007年07月17日 20:07
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