830 名前:名無しさん、君に決めた![sage] 投稿日:2010/11/23(火) 09:23:10 ID:???0 ?2BP(2678)
晴れの日は非常に気持ちがいい配達の仕事であるが、こと雨ふりかつ配達物大量で冬の日没の速さ
に屈っすると、私はたちまち冬山登山冒険者、軽い遭難気分を味わうのである。
雨でぐちゃぐちゃになった田舎の道の悪い山道を暗闇の中、一寸先も見えず重荷を積んだバイクで
進むのはまさに命がけ、加えて雨で凍えるような寒さである。 私はこのような状況で常に「死」を意識している。
そして、たまにある「光」のなんと心を安らげることよ。街にいればどうということのない光も、孤独な真っ暗闇で出逢えば
それこそ口に出して「ありがとう、光ありがとう、文明万歳」等と言ってしまうほどありがたいものなのである。
そのような苦難を乗り越え、やっとのことで配達を終える。その時の気分はまさに、冬山遭難から奇跡的に生還した
冒険者である。しかし、ここで浮かれてはならない。配達支店、自宅への帰路もまた侮れないのである。現に、事故が
一番起きやすいのはこの帰り道なのである。人間の慢心から来るものだろう。アスファルトといえど、雨でスリップしやすくなっている。
前方からの車のヘッドライトが眩しく、雨もふりつけてくる。前が見えない。早る気持ちを抑えつつ帰路を急ぐ。そして、自宅に着く。

こうした経緯を経て、一息ついた脛毛からPCに放たれるのが「ただうおのたまご^^」なのである。お疲れ様です。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年11月25日 04:26