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◆14. 【ジャミル編④ アサシンの襲撃】

















『グイン・サーガ』。
主人公グインはさらわれた少女シルヴィアを救助すべく、
古代中国がモデルの、東方のキタイ帝国に潜入する。






キタイには何千年も前から歴史の裏で暗躍している
暗殺教団があるという話を聞き、
さらに郊外で突然アサシン集団の襲撃を受ける。

























グインは彼らを返り討ちにするが、
その正体は麻薬漬けにされ、
「教団に従って死んだものは天国に行ける」と信じ込まされている
かわいそうな少年少女たちだった。






アサシンの少女ジーラは死の到来に苦しみながら、
いまわのきわに暗殺教団の詳しい情報をグインに伝える。
グインは子供たちを洗脳して刺客にする教母ゾエとの対決を決意し、
やがて暗殺教団の教主と対面する事になる。


















『ロマサガ』。
クジャラート奥地には暗殺者の組織アサシンギルドがある。
ジャミルは宿屋で突然アサシンの襲撃を受ける。
それは洗脳された元相棒のダウド少年だった。
アサシンは教団を賛美して死亡。






ダウドはいまわの際に
アサシンギルドの本拠地の場所をジャミルに話す。
ジャミルはそこへ乗り込み、
人々を洗脳する教母と戦う事になる。


























◆14. 【ジャミル編④ アサシンギルド】





















『ロマサガ』のアサシンギルドのストーリーは
スーパーファミコン版と)PS2版で大きく異なっている。






元祖ロマサガではローブに顔を隠した、
サルーインに仕える邪悪な魔道師ミニオンがギルドの長で、
クジャラートを混乱させるために行った事だった。
主人公は黒幕である魔道師と対面するが、
倒すに至らず、主人公の前から立ち去ってしまう



















1991年の元祖『ロマサガ』の元ネタは、
1988年の『グイン』28巻から29巻にかけての
アルセイス編が元ネタだろう。

魔神ドールに仕える黒魔道師〈闇の司祭〉グラチウスが、
アルセイス公国やケイロニア帝国を混乱させるため、
人々を操って戦争を起こし、刺客をさしむけグインを襲う。





グインは戦役の末に黒幕である魔道師グラチウスに対面するが、
倒すに至らず、主人公の前から立ち去ってしまう…というストーリーだ。






























また2005年にリメイクされたミンサガでは、
教母と呼ばれる存在が子供たちを洗脳して
アサシンとして使い捨てる。

こちらのストーリーは1997年から始まった
『グイン外伝』キタイ編に登場する
キタイの暗殺教団のストーリーが元ネタだろう。























『グイン』。
ホータンで異次元やはるか宇宙の果ての別惑星にまで続く
最長ダンジョン『鬼面の塔』をクリアすると、
暗殺教団の長・ヤン・ゲラールがグインの仲間となる。
↓の絵右端の奇妙な姿をしたフードの人物である。






ゲラールは全身を隠しており、半身が永遠の鉱物、
半身が絶世の美男子という特殊な体をしている。
やがて全身が鉱物に生まれ変わって"成就"するのだという。
1998年のグイン外伝『ホータン最後の闘い』で初登場した。
















『ミンサガ』。
2005年に発売した『ロマサガ』のリメイク版。
オリジナル版には登場しなかった新キャラ『ダーク』が登場。





奈落の底へと続く最長ダンジョン『煉獄』をクリアすると、
アサシンギルドの長ダークが改めて仲間になる。

ダークは全身を隠しており、半身である魂が女、
半身である体が男という特殊な設定である。
顔をフードで隠した奇妙な格好をしている。






















































































































































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最終更新:2020年03月22日 01:59