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◆17. 【バーバラ編③ 流浪の詩人】






















『グイン・サーガ』。
開拓地モンゴールを舞台としたモンゴール宮廷編で、
初登場するのが、世間離れした美しい顔立ちをした
マリウスという吟遊詩人
中原各地を放浪して歌を奏でて生計を稼いできた男で、
中原の果てであるモンゴールにまで流れてきた。




























その後も彼は中原のみならず世界各地を旅して回り、
主人公グインに行く先々で旅に同行する事になる。

その正体は世界で最も高貴な血筋であるパロ王家の第三王子である。




























このキャラが『ロマサガ』に登場する吟遊詩人の元ネタだろう。
ロマサガにも世界中のパブに出現して歌を歌う謎の吟遊詩人が登場する。
その正体は世界で最も高貴な存在である光の神エロールである。





















マリウスは勝手についてくるくせにきわめて弱く
戦闘では足手まといになる。
ただし歌の力だけは世界トップレベルであり、
歌の力によってグインですら手の出せない
地獄の番犬ガルムを眠らせたりと活躍する。

ロマサガでも詩人は勝手についてくるくせにきわめて弱く
戦闘では足手まといになる。
特殊スキルのくらいしか活躍できる箇所がない。














◆17. 【バーバラ編④ 流浪の踊り子】






















グインの世界にはヨウィスと呼ばれる流浪の民がいる。
浅黒い肌を持ち、一か所に定住せず、歌や踊り、占いをなりわいとして暮らす。
マリウスの母親はヨウィスの民である。

















また『グイン』には、イシュトヴァーンが旅先の
僻地の島の酒場でめぐりあった
ナナという姉御肌の女性が登場する。

ナナは優秀な踊り子であり、
性格もビジュアルもよく似ている事から、
彼女と旅芸人であるマリウス設定を合わせたのが
『ロマサガ』のバーバラの元ネタだろう。























バーバラについてはもうひとつ別の元ネタがある。
『ロマサガ』が発売の前年にあたる1990年にENIXから発売された
ドラゴンクエストⅣ』に登場した、流浪のジプシー姉妹。
その姉である ふんどし女 踊り子マーニャである。






















流浪の踊り子という設定をマーニャから、
名前はマーニャと妹ミネアを合わせた呼称
モンバーバラ姉妹』から取ってバーバラにしたとみられる。

音楽にしもモンバーバラ姉妹のテーマと
ロマサガのバーバラのテーマは方向性がよく似ている。




















面白いのはこれに気付いたENIXが"意趣返し"を行ったこと。
今度は1995年に発売した続編『ドラゴンクエストⅥ』で
メインヒロインとして、『ロマサガ』と同じ、
燃えるような赤毛をした、まんま同じ名前の
バーバラ』というキャラを登場させたのだ。















































































































































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最終更新:2020年03月22日 01:15