CPUクロック変更


Androidでは、たいてい動的にCPUクロックを変更することができます。
X10 mini/mini proも例外ではなく、この機能を使用し、クロックを標準の600MHzから下げることで、消費電力の低減を図ることができます。

ただし、この機能を利用するには、root権限を取得する必要があります。
また、あまりCPUクロックを下げすぎたりすると、処理が追いつかなくなり、電話としての反応が鈍くなりますので、注意して調整してください。


使用ソフト

「Set CPU」というソフトを使用します。
作者ページ マニュアルが掲載されています
xdaのフォーラム ソフトウェア配布をしています

また、Donation versionがAndroid Marketで配布中です。
有用だと思ったら、購入しましょう。

使用方法

  1. root権限を取得できる環境にする
  2. Set CPUをインストール
  3. Set CPUを起動
  4. 初回起動時はSuperuser.apkがSuperuser権限取得に関する確認を行ってきますので「Allow」
  5. 「Profiles」タブを開く
  6. 「Enable」にチェックを入れる
  7. 「Add Profile」をクリック
  8. Condigion等を指定
  9. 「Save」で保存

さて、どのような「Condition」を作成するかと言えば、以下のようなものを作成します
  • 画面非表示にクロックを最低限まで落とす
    • Condition: 「Screen Off」
    • Max: 122880
    • Min: 122880
    • Scaling: powersave
    • Priority: 50
  • バッテリー動作時、CPU負荷に応じてクロックを上げ下げする
    • Condition: 「Battery<100%」
    • Max: 600000
    • Min: 122880
    • Scaling: ondemand
    • Priority: 50

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最終更新:2010年09月03日 01:27