解説

(例題の答えは一番下にあります)
Aいくつかのマスを黒く塗りつぶし、縦横同じ列に同じ数字が2つ以上残らないようにする。
B黒マスは縦横に連続しない。 
C白く残ったマスは、すべて縦横にひとつながりになる。

同じ数字が3つ並んでいる所が一番分かりやすい入り口です。
真ん中の数字を黒マスにすると、ルールBからその両隣がどちらも白く残る事になり、ルールAに違反してしまいます。
×悪い例×
333
↓
3■3
↓
③■③ 同じ数字が同じ列に2つ残る事になる
よってこの場合には真ん中は白マスだと確定し、両隣が黒マスになります。
○よい例○
333
↓
■③■

もう一つ、同じ数字が隣り合っていて、同じ列の少し離れた所に更に同じ数字がある場合。
離れた所の数字が白マスになるとすると、ルールAより残りは全て黒マスとなりますが、
これはルールBに反します。
×悪い例×
22  2
↓
22  ②
↓
■■  ②
したがって、この場合には離れた所の数字は必ず黒マスになります。
○よい例○
22  2
↓
22  ■

他にもいろいろな手筋がありますので、沢山解いていくうちに身につけてくださいね。

さて、例題ですが、上記の手筋を使うだけで結構進みます。
黒マスの隣など、白マスになる事が確定したマスには印をつける様にするとやりやすいですよ。
123456
333524
644431
456321
545123
261645
↓
①2③4⑤6
■③■⑤■④
⑥■④■③1
4⑤6③21
545123
261645

ここでルールCの出番です。全ての白マスはひとつながりになりますので、
黒マスに囲まれて一マスだけ孤立した場所(小島と言ったりします)ができてはいけません。
①2③4⑤6
■③■⑤■④
⑥■④■③1
4⑤6③21
545123
261645
↓
①②③④⑤6
■③■⑤■④
⑥■④■③1
④⑤⑥③21
545123
261645

一マスだけの小島に限らず、ある程度大きなカタマリであっても他とつながる様にしなければなりません。この状況で言えば、右上の6やその二マス下の1が黒マスになると、上と下の白マスが離れてしまう事になります。
①②③④⑤6
■③■⑤■④
⑥■④■③1
④⑤⑥③21
545123
261645
↓
①②③④⑤⑥
■③■⑤■④
⑥■④■③①
④⑤⑥③21
545123
261645

今白マスだと決まった1と同じタテ列にはもう一つ1があるので、ルールAによりそちらは黒マスになります。そうするとその黒マスと隣り合うマスは白マスに決まり…
といった感じで解き進めていくと解答にたどり着けるはずです。
①②③④⑤⑥
■③■⑤■④
⑥■④■③①
④⑤⑥③21
545123
261645
↓
①②③④⑤⑥
■③■⑤■④
⑥■④■③①
④⑤⑥③②■
54512③
261645
↓
①②③④⑤⑥
■③■⑤■④
⑥■④■③①
④⑤⑥③②■
545①■③
2616④5
↓
①②③④⑤⑥
■③■⑤■④
⑥■④■③①
④⑤⑥③②■
545①■③
261⑥④⑤
↓
①②③④⑤⑥
■③■⑤■④
⑥■④■③①
④⑤⑥③②■
5④5①■③
②■①⑥④⑤
↓

ひとりにしてくれの例題の答え

最終更新:2013年01月25日 19:21
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