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919 名前: 774RR [sage] 投稿日: 2008/01/20(日) 22:07:26 ID:7693xRVd
俺が生まれるちょっと前、おじさん(親父の弟)がバイクで死んだ。

母はそのトラウマで、俺が小さい頃から『お前は絶対バイクには乗らせない』と言い続け、
俺も別にバイクに興味なかったからどうでもいいと思っていた。
そんな俺も人並みに高校生になってバイクに目覚め(一応卒業までは我慢した)
大学に入って免許を取った。
それでもバイクを買うまで半年間、購入資金をバイトしながら辛抱強く親を説得し続けた。
しかし何度話し合っても分かってはくれなかった。
母は俺がバイクに乗ったら必ず死ぬか障害者になるもんだと思い込んでいた。
戦場に息子を送り出すくらいに思っていた。。。

親に止められて乗れないなんて恥ずかしくて友達にも言えない日々が続き
我慢できなくなった俺はある日宣言した。
『おれはバイクに乗る。明日注文する。ごめん』
『でもこれは、俺のアイデンティティにかかわることなんだ。乗らないと人生後悔するような気がするんだ』
今までは母が感情的に騒いでいただけだったが、そのときは普段は口数が少ない父が言った。
『お父さんも本当は乗って欲しくない。でもお前がそこまで言うのなら乗ればいい。お前の人生だからな。怪我はしないように...』
そういう父の目は真っ赤だった。父の涙を見たのは後にも先にもこの時だけだ。こういう時に涙を見せる人だったんだ...
細かいことは忘れちまったが、どんなに俺を心配しているのか切々と話してくれた。
おじさんの事故が無謀運転のクルマに突っ込まれたことも初めて聞いた。
(その話はわが家ではタブーだった)
俺はどんなに相手が悪かろうが何だろうが、兎に角絶対に事故は起こさないと誓った。
事故ったら即バイクは止めると。

もう20年も前の話だ。
それからもずっとバイクには乗り続けている。
15台乗り継いで25万キロ走って一度だけ転倒した(自爆;)が、それは内緒だ

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最終更新:2008年02月06日 20:33