135 名前: 774RR [sage] 投稿日: 2007/11/02(金) 04:12:04 ID:RRJDPdIH
ヤフオクに出品されてたバイクに、半分本気半分興味本位で入札したり質問したりしてた。
格安で出品されていた事もあり、業者と思われる他人と競りながら価格は日に日に上がり漏れの出せる額の上限に迫って来た。
残り1日となり、半ば諦めムードでオークション画面にアクセスしたら
「おめでとうございます あなたが落札しました」の文字、え?、どうやら出品者が早期終了してくれたらしい。
正直、格安での落札だったので、嬉しさの中に不安も混じる。
新幹線を含め、電車で約2時間かけ出品者の待つ場所へ伺う。
ヤフオクで直接取引は初めてではないので、約束の場所にいた出品者らしき男女と会い、
適当に挨拶を済ませ少しばかりの手土産を渡し、早速品を見せて貰う。
聞いていた通りの極上車、嬉しさで気持ちがはやる。
品を見ながら「早期終了」に話しが及んだ
「このバイク、、、本気で乗りたいと思ってる人に譲りたかったんですよ。
質問とかから◯◯さんがコレに乗りたがっている熱意が伝わりました。
だから、多少安くなっちゃってもいいかな・・・と思って早期終了を決めたんです。」
二人は、雰囲気から察するに結婚したばかりで、まだそんなに目立っていなかったが、お腹が大きかった。
彼と同じく元々バイク乗りだった彼女も交え楽しくバイク談義。
話しから二人とも本当にバイクで旅するのが好きなのだと感じた、話しは尽きない。
彼女も同じく、最近友人にバイクを売却したらしく、子育て期間中は中途半端にバイクを所有する位なら、
いっそ降りてしまおうと二人で決意したそうだ。
彼から鍵を受け取り、無事引き渡し完了、握手を交わす。
バイクを置き助手席に彼女を乗せ、窓を全開にして何度もこちらに大きく手を振り「ありがとう!大事に乗って下さいね!」
まさか安く譲って貰って「ありがとう」なんて言われるとは思ってもみなかった、ずっと大事に乗ろうと思った。
そのバイクで45都道府県を踏破、ノントラブルでオドメーターも1周が近づいて来た。
前の持ち主とは、取引が終わってからは、一度も連絡を取り合う事は無かった。
けれど、あの時の前の持ち主の気持ちを忘れず、安全運転でこれからも乗り続けようと思ってる。
最終更新:2008年02月06日 22:25