186 名前: 774RR [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 23:21:12 ID:RpKUN97X
過去の話で申し訳ないが、初投稿するよ。
高校生の時。
遡る事20数年前、当時は峠ブームだった。
埠頭とかじゃなく、舗装された山道はどこからともなく人が集まり攻めていた。
膝に空き缶付けて、バンクセンサーが削れるのを防いだり、とにかくガソリン代以外は節約してた。
毎晩が楽しかった。
取材の噂があればバイト休んでウキウキしながら待ってたり、
休日は地方の峠に出向いては、速いと噂される奴を探しに行ったり。
そんな連中が夢中になっていったのは某バイク雑誌の投稿コーナー「俺サ」から始まり
もっと加熱したのが「バリマシ」だった。
きっとこのスレ見てる奴も「バリマシ」には何かしら縁があったと思う。
・・・それは高校3年の、蒸し暑い夜、そう、夏休みの夜だった。
いつものように、どこからともなく自分の仲間や違う連中も走りに来ていた。
勿論、数本走っては休憩して他人の走りを見ていたり、ごくごくいつもと同じ夜だった。
でも、その夜はいつになく嫌な予感がしたんだ。
奴が来るまでは。。
とあるその場所は休憩出来る場所が2箇所。
片方は自販機もあり、比較的明るい場所。
もう片方は薄暗い、ほんの少しの空間。
当然皆が集まるのは明るい方だった。
でも、何故かその日はその暗いほうで休んでいたんだ。
他のバイクが通過する度に、排気音と風圧を感じながらぼんやりと友人と駄弁りながら居たんだ。
自分たちがいつも現れるように、奴らも当然来るんだ。
そう、白黒集団だ。
クルクル光らせながらいつもの巡回。大抵は逃げたり帰ったり、一時退散してたんだ。
その日俺達は、その場に残っていた。
・・・しばらくして奴らは俺達の前にやってきた。
「お前ら、早く帰れ」「身元確認、免許証」
普通に差し出した。
よく雑誌には来たら逃げる風潮が当たり前のように書かれていた。
もちろん、「バリマシ」の雑誌にも白黒集団との問題は良く書かれていた。
当時の特番「ローリング族」ももちろん、この集団とは切っては切れない関係だ。
まぁ、単車も見た目(全身皮ツナギ)も、そういった族に見られるのは当たり前。
色々と質問攻めが始まった。
普段は面倒だったけど、たまにはいっかー、とか気軽に答えていた。
奴は少しはバイクに詳しいみたいだった。
どこを改造してるとか、音が大きすぎるだとか、、
当時はレプリカ全盛でもあったが、俺のは直キャブ&チャンバーとB/Sとステダン程度だった。
しかし見た目はステッカー貼ってあったりして目立つことは確かだった。
ホームでも無いのに「大垂水峠」とか「奥多摩有料」とか、今思えば良く判らないものもあったっけ。。
俺はタバコもやらないまじめな学生?だったので、一通り話が終わり釈放ムード。
ダチも同じだったが・・・
メットを被り、コンビニでもいくべーと移動しようとしたら、、
奴が戻ってきた。そしてそしてこう言いやがった。
ダチに向かって、
「おぃ!そこのバリバリマン!。バリバリマンって最近流行りか?」
???
「それに似たステッカー、最近よく見るんだよな」
このポリスメン、そんなに仲間に入りたいのか? いや、まさかね。
次の瞬間、俺は自分の目を疑った。
心の中で叫んだ。「!?マジかよ!!」
確かに「バリバリマン」に見えた。
そう、ダチはカッティングシートで「バリバリマシン」とメットに貼ってあった。。。筈。
いつの間にか最後の「ン」と「シ」の点がひとつ剥がれて、、「バリバリマン」
・・・心の中でつぶやいた・・・「バリバリマン・・・・かよ」
次の瞬間、涙を流しながら笑い転げた。
ごめんね、笑ってしまって。20年の歳月を超えて、謝るわ。
駄文でスマソ
最終更新:2008年03月22日 19:44