まず、2鯖第1期(平成23年12月~平成25年1月)から

1 2鯖創世
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最初、2鯖世界は混沌としていました。
1鯖は、サービス開始1ヶ月以内に人数が2万人に達して
クローズになり、2鯖はその次に多い人数の鯖でしたが、
クローズになることはなく、最初の1ヶ月にいくつもの連合が出来ました。
世界樹とか、東北漁港とか、ネオジオンとか、今は記憶の中にしか残っていない連合もありました。
資源地も12月中はまだまだ大資源地も無人のままという
地域が多くありました。


2 上位連合興亡

 さて、いくつもできた連合の中で頭角をあらわしてきたのが、ゆにおん、黄昏の導き、蓮舫、謝々講社、MGTといった連合でした。
その中でも、ゆにおんは、ハンゲでの大戦略経験者が中核となっており、
しかもただの経験者ではなく、中堅連合を率いて、より大規模な
連合と戦争して勝ったメンバーが幹部であるという噂で、
事実、士官、兵器、戦略、外交のいずれもが、ヤバゲで大戦略を始めた、
ビギナーのプレーヤーには到底太刀打ちできないものでした。

ゆにおん以外の連合は、こういった逸話を、同連合内の
ハンゲ経験者から聞いてはいましたが、何がどうすごいのか、
実感はわいていませんでした。

平成24年2月か3月ころ、ゆにおんが、黄昏、蓮舫、謝々講社に声をかけて東西南北の各エリアで1週間ずつと期限を決めて連合同士で拠点の取り合いをしないか?ということになりました。(ルールは半ば謝謝が押し付け、被害の拡大を抑えようとした)
戦争が始まるとゆにおんの強さは圧倒的でした。
士官のレベルが8から9に上がったよ、おめ!とか言ってる連合に
カンスト(当時は20まで)士官がストグラでガンガン来るのですから、
勝てないのは当たり前でした。
謝々講社も、いろいろ戦略を立てたりしていたのですが、
九州、ハミル、フォックス、バンクス、pokotinといったゆにおん主力の
前にはなすすべがありませんでした。
「九州が攻撃したけど、全滅しなかったよ!」「やったね!」
こんな感じです。
収束攻撃あるいは同時着弾という名称で呼ばれている攻撃方法も
このときはじめて体験したプレーヤーが多数でした。


3 パクス「ゆにおん」

 結局、ゆにおんは、黄昏と合併し、その圧倒的な戦力で、蓮舫、謝々を友好連合という名の配下に収め、ネオジオン、MGTといった、他の拠点保有連合に宣戦布告し、次々と勝利を収めました。
ゆにおんの傘下に入った謝々は「navi」なんとかに名前を変え、密かに捲土重来を誓いました。

一方、新たな動きもありました。2鯖初期からLTL(Load To なんとか)という連合があり、ここは何でも自由を標ぼうしていたため、謝々やMGTとの間で紛争となり、主に負け戦をしていたのですが、平成24年3月末頃、2鯖に現れたU氏というプレーヤーがLTLにいつき、戦闘指導をするようになりました。

 結局、naviもMGTも蓮舫もLTLとの戦争はキリがなく、
また、拠点をめぐった戦争でもないため、グタグタのまま、チャットでは
「今日の戦闘はこうだった」「この編成はおかしいだろ」
みたいなやりとりをしてなごんでいきました。


4 幻の大連合

平成24年6月末ごろ、U氏は、LTLのアクティブに声かけをして、
LTLを抜けて、新たにFAF連合を設立し、反ゆにおんの旗揚げに
向けて動き出しました。
naviの連合長も、蓮舫の連合長も、U氏から声を掛けられていました。
しかし、そのうちの1人は、情報をゆにおんにほぼ全部漏らしていました。

同年7月上旬が「陰謀」のピークでした。
FAFのオープンチャットでは、U氏の手による、反ゆにおん大連合の
作戦が徐々に提示されました。
しかし、ゆにおんと正面からやりあった者から見ると、その計画は、
「ゆにおんを甘く見過ぎている。」ものでした。
また、U氏の自画自賛癖もひどく、大丈夫かいなこの人と思うことも
しばしばありました。

しかし、それでもあの時のFAFチャットの熱気は、
ゆにおんを何とかしないと、それを言い出すこともできない
世の中じゃ、poison、という気持ちだけは、
皆に共通していたからかもしれません。

U氏は戦争開始に期限を公表して、他の連合の参加を募り、
当時「子供連合」との愛称で親しまれていた、中学生や
高校生が立ち上げた連合が参加しているという話をしましたが、
当時チャットで、U氏寄りとみられていたボードウォッチャーを
名乗る発言者から、子供連合をゆにおん戦に巻き込むのは止めて!
といった発言があり、また、幻影旅団という1度ゆにおんに
負けた連合が参加を表明しましたが、後は、
MGTからFAFに数人の移籍者がいたものの、それ以上FAFに加わる者がなく、ゆにおんとの戦争が
はじまりました。

大方の予想どおり、ゆにおんは、U氏が考えていたほど甘い連合では
なく、ゆにおんのアタッカーが他の連合員に基地を預けて基地規模を
下げ、U氏ほかFAFの主力を徹底的に攻撃し、U氏のサブ基地は
全滅、メインはトタンにまで落とされました。
FAFのチャットには、U氏の錯乱したような、恨み言を重ねた
書き込みがあり、その後、U氏が大戦略webをしている姿を見た者は
いませんでした。

なお、U氏の口調は、「おっちゃん」によく似ていますが、
「おっちゃん」がU氏であることを裏付けるものは見当たりません。


5 2度目の敗北

 ゆにおんはFAFを攻撃するとき、単独ではなく、蓮舫、
一番星という連合と一緒に攻撃をしました。
 ゆにおんは、単独で戦うことはほとんどなく、MGTを攻めたときも傘下のnaviを動員していました。
FAF戦では、naviにも攻撃を指示し、naviも少し遅れてFAFを攻撃するようになりました。
FAFでは、結局U氏不在のまま、降伏を宣言し、戦争は終わりました。
FAFは解散し、U氏以外のFAFのメンバーは、ハウニブ連合を結成し、その後、同連合は、2鯖2期に結成されたギャラガの母体となりました。

 蓮舫にも動きがありました。
 蓮舫のうちの戦争を志向するメンバーが灼眼の狼氏(現・夏目氏)を
中心にして、鉄連合を結成しました。
 狼氏は、FAF結成前後の頃のU氏と戦っていた、武闘派です。
 当時の著名なラノベのタイトルをくっつけたような名前とか、
そんなことは余計なお世話ですよねw
 それはさておき、鉄は、他の中堅連合に宣戦布告したりして、
戦いをしてました(うろ覚え)。
 また、ゆにおんは一番星とも合併し、さらに人数を増やしました。

 当時の上位3連合について、こんな書き込みもありました。

「U獲得トップ3の連合を、中学高校受験で例えると・・・

ゆにおん:「進学(大決戦)実績ナンバー1」を校訓とする進学校(男子校)。
     勉強(活動)について行けないものは容赦なくふるい落とす。
     校則も厳しく、違反が発覚すれば、即退学。

ナ ビ:「和して同ぜず」がモットーの緩めの進学校(共学)。
     進学実績では、ゆにおんに及ばないが、2位の立場はキープしている。
     他連合の外部チャットでの自由な発言が、まま見られる。

蓮 舫:「自由奔放」が校風のマンモス校(共学)。
    人数が多いので、農耕派から好戦派まで、いろいろなタイプがいる。
    入学はしやすいようだ。  」

平成24年10月に入ると、突如、鉄がnaviに宣戦布告をしました。
狙いは、naviが当初から保有していたバクー拠点でした。
翌日、ゆにおん、蓮舫がnaviに宣戦布告をしてきました。

ところで、みなさん、覚えているでしょうか。
U氏からの陰謀の話を聞いた2人の連合長のうち、1人はほとんどそのまま
ゆにおんに漏らしていたという話を。
その時は、誰が漏らしたかは書きませんでしたが、
平成24年10月のこの戦いで、ゆにおんがnaviを攻めたことからすれば、
どちらの連合長が漏らしたかは明らかです。
なお、蓮舫は2鯖1期の最後まで、ゆにおん傘下の連合として、拠点を
保有し続けました。

連合長として、どちらが正しい選択だったのか、あなたはどう思いますか?

naviが保有していた全拠点を取られ、降伏するのに1ヶ月もかかりませんでした。
しかし、得たものはいくつかありました。

1 naviの中にただ1人、9月に新規投入されたマスタングを廃に仕上げ、
 対ゆにおんで唯一勝てるプレーヤーが現れました。
 情報を分析し、効率的に課金すれば、ゆにおんにだって負けない、
 そう信じることができました。
2 負け戦でもあきらめずINしてゲームを一緒にプレイする仲間がいました。今日は負けても明日は勝つぞ、そう言い合える仲間が出来ました。

敗北後もnaviは解散せず、またメンバーの抜けもほとんどないまま
平成25年1月のリセットを迎えました。

一方ゆにおんは、自連合と友好連合により、2鯖の全拠点を確保しました。

6 第2期(平成25年1月~平成26年4月)

 第2期に入ると、naviはNew!と名前を変え、アルジェ拠点とロンドン拠点を確保、これに対し、ゆにおんはロマリアと名前を変え、ローマ、セントラルを確保した後、フェンリル・Fu友達連合が確保したベルリン、スペイン拠点を奪い、その後、平成25年4月にはロマリアvsNewの戦争が、ドーバー海峡を挟んでと、アルジェ拠点周辺で始まりました。

ゴールデンウィークには休戦という話もあったようですが、
途中、諸々の見解の相違から結局リセットまで戦いは続きました。

その間、フランス北部、中部には、ロマリアの基地が2列に、
イギリス南部とフランス北部の一部にNewの基地があり、
日夜戦っていたそうです。
また、ロマリアが時間を合わせてイギリスに基地を作ったり、
Newがこれをつぶしていったり、ということもありました。

その後、平成25年9月ごろ、FAFの流れをくむギャラガが
New!側に参戦、これに対し、フリーダムと蓮舫→紫苑が、
ロマリア側で参戦しました。
紫苑、ロマリア系は、野良ウサギ連合とか、荒巻連合とか、
子連合を作って出入りするため、誰がいる、ロマリアにいたのかは、
本人でないとわからないところもありますが、
New側では復讐ノートを作成し、攻撃してきたプレーヤーをチェックして
いました。

一方、ドバイ周辺では、鉄(当初はTOP GUN)がロマリアと戦っていました。

東の方ではフリーダムが拠点を持っていました。
フリーダムでは、ある時点から、1期からの古参が一歩引き、
2期から入ったメンバーが活動の中心となり、
とくにキャメロット(現・アラジンJAPAN)からの宣戦布告により始まった戦争の対応と勝利により、戦う大連合という性格を持つようになりました。

平成25年の暮れか平成26年の初めに、ロマリアのイギリス基地が
すべてなくなり、フランス北部の基地も少しずつNewの手に落ち、
その後スペインが落ち、セントラルが落ちたところで
2鯖と5鯖統合となりました。
最終更新:2021年01月02日 18:38