「ソフィア王国内戦」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
ソフィア王国内戦 - (2019/04/25 (木) 12:16:59) の最新版との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&bold(){ソフィア王国内戦}は7621年10月1日~762〇年にかけて[[ソフィア王国]]で発生した内戦。
|>|BGCOLOR(#4169e1):SIZE(15):ソフィア王国内戦|h
|>|画像&br()時期:7621年10月1日-762〇年〇月〇日&br()場所&br()ソフィア王国&br()結果:王党派の勝利|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~交戦勢力|
|[[ソフィア王国]]王党派&br()[[レオネッサ王国]]&br()|[[ソフィア王国]]議会派&br()|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~指揮官|
|[[クローヴィス・ソフィア・フェンタジネット]]&br()[[クラーラ・ソフィア・フェンタジネット]]&br()ヴィットーリオ・ヴェネト2世&br()ドゥーチェ&br()トマス・ベルゴンツォーリ|[[ピエール・デュカス]]&br()ジョルジュ・コルベール&br()&br()&br()|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~戦力|
|ソフィア王国王党派&br()レオネッサ王国軍&br()|ソフィア王国議会派&br()|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~被害者数|
|ソフィア王国王党派:&br()レオネッサ王国:&br()|&br()|
*背景
***7617年4月総選挙における国民福祉党の大勝と政権交代
7617年、ソフィア王国では政治に対する国民の不満が渦巻いていた。立憲王政党政権は党利党略を優先し、トラスフォルリズモによる議会派多数派形成に腐心し、国民の意見を無視し、国民の財産を合法的に搾取し、不満を訴えるデモは警察や軍の直接射撃による虐殺で鎮圧してきた。国民は諦観と絶望に支配されていたが、ポピュリズム政党、国民福祉党の[[ピエール・デュカス]]幹事長は、国民の不満が政治によって解決されない今こそ政権奪取の好機であるととらえていた。彼らは凡そあらゆる手段を通じて国民の支持を取り付け、組織化し、7614年のアルピナ行政区議会選挙で勝利し、続いて7617年4月の王国議会議員選挙で55%の支持率を得て大勝し、政権交代を実現した。
国民福祉党はカトルーを首相とし、円十字党民主党と連立を組み、共産党と政権外協力体制をとって政権運営を行った。政権の基本政策は、当選地域における税制の優遇と非当選地域における課税、そして対立候補に対する課税と軍事予算の削減、福祉政策の充実である。これらの政策は、法的にあいまいであったり、あるいは少なからず違法であったりしたが、少なくともこれまで全く無視され、虐待されてきた多数の貧困層や労働者層にとって歓迎される事であった。国民福祉党政権は反発や訴訟を乗り切り、国民の支持を背景に福祉政策を進めていった。
***7619年の軍事予算を巡るクラーラ王女の介入事件
7619年まで王室と政権の関係は良くも悪くもなかった。しかし、7619年の軍事予算を巡り大問題が起こる。王室のクラーラ王女が、退役軍人の会の党や軍と共に、削減され続けていた軍事予算を増大し、[[立憲王政アーカルソン=リペルニア]]から新型戦車を購入するように圧力をかけてきたのだ。結局政府は福祉予算を削減してアトリオンから戦車120輌、戦闘機20機を購入する契約を締結した。
しかしこの事件は国民福祉党政権と王室に緊張を生じさせ、国民福祉党幹事長ピエール・デュカスに王室の排除を真剣に考えさせるきっかけとなった。
***王制廃止を巡る議論と7621年4月総選挙の国民福祉党の大勝
国民福祉党政権はクラーラ王女介入事件をきっかけに王室の排除を真剣に議論し始めた。こうした議論は立憲王政党や保守党、退役軍人の会の党などから強く非難されたが、党幹事長ピエール・デュカスは「福祉予算が軍事費に充てられた」として国民的議論を訴え、7621年4月1日の王国議会選挙に挑んだ。
結果は国民福祉党が議席の70%を占める大勝利で終わり、ピエール・デュカスを首相とする単独政権が発足した。
この時、王室は野党より国民福祉党の組閣を拒否するよう提案されたが、国王クローヴィスは提案を拒絶し、国民福祉党政権が発足した。国民福祉党政権は王政廃止を審議し、10月1日に議決を行う事とした。
このような状況の中、野党、立憲王政党や保守党、退役軍人の会の党(以下王党派)などはクーデターによる国民福祉党政権の排除と政権奪回を計画していた。王党派のクーデター計画を国王クローヴィスは泰然と拒絶したが、王政廃止議論に激怒していたクラーラ王女を計画に引き込むことに成功。王党派は近衛師団を用いて10月1日にクーデターを実施することを決定した。
*経過
**7621年
****王党派のクーデターと失敗
王党派のクーデターを計画している頃、既に計画は政府側に漏洩していた。ピエール・デュカスはこれを王政廃止の好機とみて罠を仕掛けた。10月1日、近衛師団によりクーデターは実施された。しかし、政府は与党議員らと共に安全なビアンカに避難しており、3個師団を動員してカウンタークーデターを実施。近衛師団は王女と共に王党派が支配するヴェラリアに避難した。
****内戦と王党派臨時政府の樹立
王党派のクーデターが失敗した際、ヴェラリアで妻子と共に静養中であった国王は王党派がクーデターを起こしたことに激怒した。国王は王党派の議員を逮捕してクーデター軍を掌握すると、政府に降伏を提案したが、政府は黙殺し、軍に叛乱軍の殲滅を命令した。
国王は政府側に降伏する事を断念し、和平の道を探りつつもクーデター軍に自衛を命令。ソフィア王国内戦が勃発する。
国王は妻リーナ・ユスティニアヌス・ソフィア・クラリッサ・フェンタジネットと共に王党派と協議して国王親政による王党派臨時政府を設立。王党派支配域での総選挙と法律イニシアチブ、レフェンダム制度の実施を発表する。またリーナ・ユスティニアヌスにより[[リントヴルム朝ヤード帝国]]に支援の要請がなされる。
****アルピナ蜂起/バルボ街道作戦
クーデターが失敗し、内戦が発生するとソフィアの各地で共産党に組織された労働者などが抗議デモを実施。うちディアナでは暴動に発展し、ラ・ドロワグループのオフィスやブティック、ラ・ドロワ家当主シャルロッテ・ラ・ドロワの館が襲撃される。シャルロッテ・ラ・ドロワは王党派に保護を求めるも、王党派により謀殺される。国民福祉党政府はシャルロッテ・ラ・ドロワが王党派を頼った事を公表し、王党派に対する国民の反感と、政府軍に対する支持を強める事に成功した。
アルピナの王党派は東へ逃走してトルカーナ公国に入り、トルカーナ公国軍の下で武装を解除され、保護を受けた。
クラーラ王女はレオネッサとの連絡線の確保の必要から「バルボ街道」作戦を実施した。この作戦によって一時的にレオネッサ王国との連絡がつながると、レオネッサから石油の購入が成されたが間もなく議会派の反撃が始まり、元の戦線に押し返された。
****7621年の虐殺
ソフィア内戦が勃発すると、議会派は兵力の優位を生かして王党派を包囲した。その際、議会派は地方の農村などを占領したが、そうした村々で略奪、強姦、虐殺を繰り返した。また議会派の勢力圏内では、国民福祉党シンパによる「王党派狩り」がおこなわれ、最初の2ヶ月で35000人もの農民や無辜の人々が殺戮された。
一方王党派は国王より戦争犯罪を禁止する命令が出ていたにもかかわらず、バルボ街道作戦において進撃路の住民が略奪、強姦、殺人の被害に遭った。こうした犯罪行為にクラーラ王女は激怒し、王党派は綱紀粛正とモラルの改善に取り組んでいくことになる。
**7622年
****王党派臨時政府による総選挙の実施とレオネッサへの支援要請
7622年1月、王党派臨時政府は総選挙を実施。また同時にレオネッサ王国に軍事支援を要請し、レオネッサ国王より統領にレオネッサ王国軍介入の提案がなされる。
****[[レオネッサ王国]]の軍事介入
7622年3月4日、レオネッサ王国軍が軍事介入。国防義勇軍3個師団からなるソフィア派遣軍団は国境を超えるも、議会派1個師団に進撃を食い止められる。王党派はレオネッサ王国義勇軍を援護するべく、近衛師団や第12師団から戦車部隊を抽出編成した第31機甲師団をクラリッサに南進させ、レオネッサ王国派遣軍団との連絡に成功した。レオネッサ王国派遣軍団のトマス・ベルゴンツォーリは基本的な戦闘力と武器が不足していることを痛感し、本国に戦車師団の派遣を要請し、戦力が充実するまでの間は防御すると通達した。
ドゥーチェはレオネッサ・ファシストの名誉にかけて派遣軍団が勝利しなければならないと考えていたことから、新型中戦車CAM40戦車200輌からなる青年ファシスト機甲師団を編成、派遣する事を約束した。
*影響
*著名な人物
|名前|役職|備考|h
|トマス・ベルゴンツォーリ|中将|ついた渾名は「電気髭」。レオネッサ王国国防義勇軍ソフィア派遣軍団長。国防義勇軍はリンディスヴァートの将校に「合理的な訓練がいっさい欠如している」と言われる有様で、装備も貧弱な彼の指揮下の部隊は幾度となく敗北を喫する事になる。|
|ル・ファンタスク|少将|貴族。非常に優れた能力を持つ王党派参謀長でクラーラ王女の副官。軍事的には無能な王女を傍で支え、多くの軍事作戦の成功に貢献する。|
|ギィ・ケーニグ|中佐|中産階級出身だが、成績優秀で忠誠心の厚い事から近衛師団に配属された将校。王女付き参謀となる。軍事的に無能な王女を補佐する。歯に衣着せぬ物言いをして王女の逆鱗に触れる事が多々あるが、王女は彼に全幅の信頼を置いている。|
|アウグスト・モイゼス|王党派狙撃兵|仕立て屋の息子。たった一人と一丁の小銃で、攻め寄せた議会派の軍を次々狙撃して撃退したという「ヴェラリアの英雄」。内戦時で28歳。カメラ写りの良い、微笑を絶やさない好青年に見えるが、内心では戦争や人の生き死にを非常に冷めた目で見ている。戦場においては弁が立ち、部下達ともフランクに接する。|
|ヴィルヘルミナ|王党派兵士|[[有翼亜人]]。王女に受けた恩義から王党派に志願するが、彼女の故郷の村は彼女の家族もろとも議会派に殺戮されてしまう。|
|フィリオリ・エルクリス|議会派従軍看護師|強制動員された十代後半の少女看護師。この世の地獄とも言える凄惨な野戦病院での献身的かつ的確な処置から「塹壕の聖者」という異名を持つ。看護した全ての人間の顔と名前を覚えていたり、遺書の口頭筆記を行ったりもする。後方支援に携わる者としては英雄的な働きをしているが、与えられたリソースや権限は乏しく、数多の人間が彼女の腕の中で息を引き取っている。|
*諸外国の動向
***スルガ
政府としては非干渉主義及びソフィアへの渡航禁止を決定したが、メディアは議会派に対して好意的であり、共和主義者たちが議会派に対して義捐金を送ったり、数百人規模の義勇兵が議会派として従軍した。
***カラシュ公国
公式声明は何も無く、ヤード帝国の動向を伺う。混乱の最中で誘拐団が活動していたようである。
カスパー・ロウ男爵はフェンタジネット家に嫁いだ娘オプスキュリテを呼び戻すが、オプスキュリテは拒否。夫と共に居ることを選ぶ。
*内戦時の大貴族の動向
***ビアンカ公爵家
クーデター勃発当初は静観の姿勢を示すも、内戦が始まると議会派に接近し、ピエール・デュカスにソフィア王位を要求する。ビアンカ公爵フィリップの3男マイヤー・ビアンカ・フェンタジネットは当時第13師団師団長であり、議会派正規軍として軍事的にも貢献する他、私財を投じて外国より兵士を募兵してマイヤーに預ける等、議会派に対して積極的な支援をおこなった。
一方長男レイナウト、次男ローデウェイクはフィリップ大公の王位請求を時代遅れの行動と看做しており、公爵家の存続のためにビアンカ行政区の安全確保や難民の保護を積極的に推進して民心の収拾に努める。
***ヴァレリア公爵家
クーデター勃発当初は静観の姿勢を示す。しかし、王党派がバルボ街道作戦を実施しヴァレリアに迫ると、当主アンリ公爵はフローリス公子夫妻を王党派に送り、自身と一族は議会派に属した。これは、どちらが勝利してもヴァレリア公爵家は残るという事を意図したアンリ公爵なりの戦略だった。アンリ公爵は積極的に議会派と連携し、ピエール・デュカスにソフィア王位を要求した。次第にビアンカ公爵家との関係が悪化し、敵対していくようになるが、クラリッサ方面の戦線が悪化の一途を辿ると基盤を失い、没落していった。
一方王党派に渡ったフローリス公子夫妻は王党派臨時政府に登用され、[[リンディスヴァート制憲諸邦同盟]]に派遣され、積極的に王党派への支援を訴えていく。
***ヴァンセラス家
王党派のクーデター時に不運にも王党派の拠点とされてしまう。不幸にも内戦に巻き込まれたヴァンセラス家は王党派臨時政府発足後は当主が教育大臣を務め、主に内戦時の児童保護や教育に努めていく。
***ラ・ドロワ家
王党派のクーデターには静観を示す。その後、アルピナ蜂起で大衆が蜂起し、憎悪されていたラ・ドロワ家は襲撃を受ける。当主シャルロッテ・ラ・ドロワは持ちうる財産をもって王党派に保護を求めたが、王党派にも憎悪されていた彼女は王党派に謀殺される。一族も襲撃にあってリンチされたり、王党派に忙殺されたため直系は断絶したと思われたが、シャルロッテ・ラ・ドロワのひ孫が教会に保護されており、ラ・ドロワ家は全てを失ったが存続することが出来た。
*資料
**内戦時の兵力
#region
|>|BGCOLOR(#4169e1):~7621年の陸軍|
|[[ソフィア王国]]王党派&br()・近衛師団&br()・第12師団&br()・第14師団&br()・第22騎兵師団|[[ソフィア王国]]議会派&br()・第11師団&br()・第13師団&br()・第15師団&br()・第16師団&br()・第17師団&br()・第21騎兵師団&br()・第23騎兵師団&br()・第91鉄道防衛師団|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~7622年の陸軍|
|[[ソフィア王国]]王党派&br()・近衛師団&br()・第11師団(王党派)&br()・第12師団(王党派)&br()・第13師団(王党派)&br()・第22騎兵師団(王党派)&br()・第31機甲師団(王党派)&br()レオネッサ・ファシスト義勇軍&br()・第1黒シャツ師団&br()・第2黒シャツ師団&br()・第3黒シャツ師団&br()・青年ファシスト機甲師団|[[ソフィア王国]]議会派&br()・第11師団(議会派)&br()・第12師団(議会派)&br()・第13師団(議会派)&br()・第14師団(議会派)&br()・第15師団&br()・第16師団&br()・第17師団&br()・第18師団&br()・第19師団&br()・第110師団&br()・第111師団&br()・第112師団&br()・第21騎兵師団&br()・第22騎兵師団(議会派)&br()・第23騎兵師団&br()・第31機甲師団(議会派)&br()・第32機甲師団&br()・第33機甲師団&br()・第91鉄道防衛師団|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~7623年の陸軍|
|[[ソフィア王国]]王党派&br()・近衛師団&br()・第11師団(王党派)&br()・第12師団(王党派)&br()・第13師団(王党派)&br()・第14師団(王党派)&br()・第15師団(王党派)&br()・第16師団(王党派)&br()・第17師団(王党派)&br()・第22騎兵師団(王党派)&br()・第31機甲師団(王党派)&br()・第32機甲師団(王党派)&br()レオネッサ・ファシスト義勇軍&br()・集成黒シャツ師団&br()・第4黒シャツ師団&br()・第5黒シャツ師団&br()・第6黒シャツ師団&br()・青年ファシスト機甲師団|[[ソフィア王国]]議会派&br()・第11師団(議会派)&br()・第13師団(議会派)&br()・第14師団(議会派)&br()・第16師団(議会派)&br()・第17師団(議会派)&br()・第18師団&br()・第19師団&br()・第110師団&br()・第111師団&br()・第112師団&br()・第21騎兵師団&br()・第22騎兵師団(議会派)&br()・第23騎兵師団&br()・第31機甲師団(議会派)&br()・第32機甲師団(議会派)&br()・第33機甲師団&br()・第91鉄道防衛師団|
#endregion
**内戦に使用された兵器
***陸上兵器
#region
|名称|陣営|分類|備考|画像|
|A39CT|王党派|戦車|アトリオン製の新型高速戦車。近衛師団に配備。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=19807766|
|ACG35|議会派|戦車|議会派の主力戦車。開戦当初は8輌しかなかったが、ライセンス生産により大量生産される他、輸入される。||
|CAM40|王党派/レオネッサ王国|戦車|レオネッサ王国軍の主力中戦車。王党派にも供与される。総合性能で議会派戦車よりも優れる。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=62935491|
|CAP40|レオネッサ王国|戦車|内戦末期のレオネッサ王国軍新型重戦車。ソフィア王国内戦時最強の重戦車だが、世界水準で見ると平凡な中戦車である。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=65890905|
|CAV33|王党派/議会派/レオネッサ王国|戦車|内戦初期のレオネッサ王国製豆戦車。基本武装が機銃のみ。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27935775|
|Mle89|王党派/議会派|小銃|ソフィア王国軍の主力小銃||
|Mle35|王党派/議会派|小銃|ソフィア王国軍の新型小銃。開戦当初の配備数は少数。||
|M7578|王党派/レオネッサ王国|小銃|レオネッサ王国軍の主力小銃。旧式だが、王党派にも大量に供与される。||
#endregion
***航空兵器
#region
|名称|陣営|分類|備考|画像|
|C.37|レオネッサ王国|戦闘機|レオネッサ王国の低単葉戦闘機。独特な外見だが運動性能に優れている。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=67714270|
|FR42|レオネッサ王国|戦闘機|レオネッサ王国主力一葉半戦闘機。FR32の後継機で、議会派の複葉戦闘機を圧倒したが、S-35戦闘機には苦戦した。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=16803006|
|FR32|王党派/議会派|戦闘機|レオネッサ王国製旧式一葉半戦闘機。内戦初期の数的主力。両陣営にほぼ均等に分かれた。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=20526934|
|フェアリー|議会派|戦闘機|アトリオン製旧式複葉戦闘機。内戦初期の数的主力。ほとんどが議会派側に付いた||
|シルフMk1|王党派|戦闘機|アトリオン製戦闘機。20機が王党派に在籍。||
|Re.39|王党派|戦闘機|レオネッサ製輸出用戦闘機。FR32の更新用に大量に発注、輸入される。王党派戦闘機の主力。|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=16967290|
|S-35|議会派|戦闘機|議会派の主力戦闘機。内戦勃発時には僅かな機体しか在籍していなかったが、内戦と共に大量生産される。外見がRe.39にそっくり。||
|ピクシー|王党派/議会派|偵察爆撃機|アトリオン製旧式複葉偵察爆撃機。内戦初期の主力。||
|FR.20|議会派|爆撃機|レオネッサ王国製双発爆撃機。レオネッサ王国も多数保有する爆撃機だが、誤射を回避するためにソフィア内戦にはレオネッサ王国軍機は投入されなかった。||
|S.34|レオネッサ王国|爆撃機|3発爆撃機。レオネッサ王国空軍の主力機|https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=66810516|
#endregion
**正史/小説版
趣味と道楽で書いているので、気ままに内容が修正されます。ヤーディアの話ではないので、やど箱Zとはパラレルワールド的な感じでご覧ください。
|話数|内容|URL|
|第1話|王政廃止にキレた王女様がクーデターを起こす話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10875590|
|第2話|王様が後始末に失敗して内戦になる話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10902113|
|第3話|[[有翼亜人]]の少女ヴィルヘルミナの村が炎628される話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10921781|
|第4話|王妃様と王様が民生の改善のために臨時政府を発足させる話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10965532|
|第5話|アルピナで民衆が蜂起し、嫌われていた大貴族が追われるついでに王党派も追われる話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11031420|
&bold(){ソフィア王国内戦}は7621年10月1日~762〇年にかけて[[ソフィア王国]]で発生した内戦。
|>|BGCOLOR(#4169e1):SIZE(15):ソフィア王国内戦|h
|>|画像&br()時期:7621年10月1日-7624年〇月〇日&br()場所&br()ソフィア王国&br()結果:王党派の勝利|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~交戦勢力|
|[[ソフィア王国]]王党派&br()[[レオネッサ王国]]&br()[[リントヴルム朝ヤード帝国]]&br()|[[ソフィア王国]]議会派&br()[[ザルバチ海岸共和国]]&br()|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~指揮官|
|[[クローヴィス・ソフィア・フェンタジネット]]&br()[[クラーラ・ソフィア・フェンタジネット]]&br()ヴィットーリオ・ヴェネト2世&br()ドゥーチェ&br()エミリア・デ・ボーノ|[[ピエール・デュカス]]&br()ジョルジュ・コルベール&br()ロマンヂオン・T・ウリャーグノフ&br()&br()|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~戦力|
|ソフィア王国王党派&br()レオネッサ王国軍&br()リントヴルム朝ヤード帝国軍|ソフィア王国議会派&br()白人ヤード人共和主義防衛義勇軍|
|>|BGCOLOR(#4169e1):~被害者数|
|ソフィア王国王党派:&br()レオネッサ王国:&br()リントヴルム朝ヤード帝国軍:|&br()|
*背景
***7617年4月総選挙における国民福祉党の大勝と政権交代
7617年、ソフィア王国では政治に対する国民の不満が渦巻いていた。立憲王政党政権は党利党略を優先し、トラスフォルリズモによる議会派多数派形成に腐心し、国民の意見を無視し、国民の財産を合法的に搾取し、不満を訴えるデモは警察や軍の直接射撃による虐殺で鎮圧してきた。国民は諦観と絶望に支配されていたが、ポピュリズム政党、国民福祉党の[[ピエール・デュカス]]幹事長は、国民の不満が政治によって解決されない今こそ政権奪取の好機であるととらえていた。彼らは凡そあらゆる手段を通じて国民の支持を取り付け、組織化し、7614年のアルピナ行政区議会選挙で勝利し、続いて7617年4月の王国議会議員選挙で55%の支持率を得て大勝し、政権交代を実現した。
国民福祉党はカトルーを首相とし、円十字党民主党と連立を組み、共産党と政権外協力体制をとって政権運営を行った。政権の基本政策は、当選地域における税制の優遇と非当選地域における課税、そして対立候補に対する課税と軍事予算の削減、福祉政策の充実である。これらの政策は、法的にあいまいであったり、あるいは少なからず違法であったりしたが、少なくともこれまで全く無視され、虐待されてきた多数の貧困層や労働者層にとって歓迎される事であった。国民福祉党政権は反発や訴訟を乗り切り、国民の支持を背景に福祉政策を進めていった。
***7619年の軍事予算を巡るクラーラ王女の介入事件
7619年まで王室と政権の関係は良くも悪くもなかった。しかし、7619年の軍事予算を巡り大問題が起こる。王室のクラーラ王女が、退役軍人の会の党や軍と共に、削減され続けていた軍事予算を増大し、新型戦車を購入するように圧力をかけてきたのだ。結局政府は福祉予算を削減して戦車120輌を輸入する契約を締結した。
しかしこの事件は国民福祉党政権と王室に緊張を生じさせ、国民福祉党幹事長ピエール・デュカスに王室の排除を真剣に考えさせるきっかけとなった。
***王制廃止を巡る議論と7621年4月総選挙の国民福祉党の大勝
国民福祉党政権はクラーラ王女介入事件をきっかけに王室の排除を真剣に議論し始めた。こうした議論は立憲王政党や保守党、退役軍人の会の党などから強く非難されたが、党幹事長ピエール・デュカスは「福祉予算が軍事費に充てられた」として国民的議論を訴え、7621年4月1日の王国議会選挙に挑んだ。
結果は国民福祉党が議席の70%を占める大勝利で終わり、ピエール・デュカスを首相とする単独政権が発足した。
この時、王室は野党より国民福祉党の組閣を拒否するよう提案されたが、国王クローヴィスは提案を拒絶し、国民福祉党政権が発足した。国民福祉党政権は王政廃止を審議し、10月1日に議決を行う事とした。
このような状況の中、野党、立憲王政党や保守党、退役軍人の会の党(以下王党派)などはクーデターによる国民福祉党政権の排除と政権奪回を計画していた。王党派のクーデター計画を国王クローヴィスは泰然と拒絶したが、王政廃止議論に激怒していたクラーラ王女を計画に引き込むことに成功。王党派は近衛師団を用いて10月1日にクーデターを実施することを決定した。
*経過
**7621年
****王党派のクーデターと失敗
王党派のクーデターを計画している頃、既に計画は政府側に漏洩していた。ピエール・デュカスはこれを王政廃止の好機とみて罠を仕掛けた。10月1日、近衛師団によりクーデターは実施された。しかし、政府は与党議員らと共に安全なビアンカに避難しており、3個師団を動員してカウンタークーデターを実施。近衛師団は王女と共に王党派が支配するヴェラリアに避難した。
****内戦と王党派臨時政府の樹立
王党派のクーデターが失敗した際、ヴェラリアで妻子と共に静養中であった国王は王党派がクーデターを起こしたことに激怒した。国王は王党派の議員を逮捕してクーデター軍を掌握すると、政府に降伏を提案したが、政府は黙殺し、軍に叛乱軍の殲滅を命令した。
国王は政府側に降伏する事を断念し、和平の道を探りつつもクーデター軍に自衛を命令。ソフィア王国内戦が勃発する。
国王は妻リーナ・ユスティニアヌス・ソフィア・クラリッサ・フェンタジネットと共に王党派と協議して国王親政による王党派臨時政府を設立。王党派支配域での総選挙と法律イニシアチブ、レフェンダム制度の実施を発表する。またリーナ・ユスティニアヌスにより[[リントヴルム朝ヤード帝国]]に支援の要請がなされる。
****[[リントヴルム朝ヤード帝国]]の軍事支援開始
帝国内で人気だったリーナ・ユスティニアヌスの支援要請がマスメディアで伝えられると、世論が大きく参戦に傾いた。世論の煽りを受け帝国民会が元老院に参戦を促すと、対ソフィア宥和政策を続けていた帝国政府も便乗し、当初不干渉をきめこんでいた元老院もしぶしぶ参戦を決定した。しかし、帝国東部構成国は内戦の復興支援金が戦時予算によって消える事を恐れ、圧力をかけたため平時予算のまま参戦するという異常事態が発生した。帝国は最初に当時の主力戦闘機であるFA-130 「ゴブリン」を供与、さらに同機を主力にした航空義勇隊を派遣した。
****アルピナ蜂起/バルボ街道作戦
クーデターが失敗し、内戦が発生するとソフィアの各地で共産党に組織された労働者などが抗議デモを実施。うちディアナでは暴動に発展し、ラ・ドロワグループのオフィスやブティック、ラ・ドロワ家当主シャルロッテ・ラ・ドロワの館が襲撃される。シャルロッテ・ラ・ドロワは王党派に保護を求めるも、王党派により謀殺される。国民福祉党政府はシャルロッテ・ラ・ドロワが王党派を頼った事を公表し、王党派に対する国民の反感と、政府軍に対する支持を強める事に成功した。
クラーラ王女はレオネッサとの連絡線を確保し、アルピナ方面の王党派を救援する必要から「バルボ街道」作戦を実施した。この作戦によってレオネッサ王国との連絡がつながり、石油が供給される。
**7622年
****[[レオネッサ王国]]の軍事介入
****ソフィア沖海戦
7622年1月、レオネッサ王国海軍、議会派艦隊を撃滅するために戦艦4、巡洋艦15、駆逐艦20からなる艦隊で出撃。議会派艦隊は巡洋艦3、駆逐艦12からなる艦隊で迎撃。レオネッサ艦隊は戦艦1、駆逐艦1が撃沈。議会派艦隊は駆逐艦1隻を残して全滅。
****[[リントヴルム朝ヤード帝国]]の軍事介入
7622年4月4日、帝国軍による上陸作戦が開始された。3日前から準備爆撃と、4時間もの準備砲撃が行われた跡、10:00に海兵師団1師団が上陸した。しかし、上陸前に行った一点集中重爆撃は、議会派にその意図を察知させる事になった。
上陸予測地点が爆撃と艦砲射撃で防衛線を維持できる場所ではないと分かっていた議会派は、水際防衛を諦め砲と兵を撤収し、上陸後の帝国軍を迎え撃つため兵力を集結しはじめた。
帝国軍は執拗な準備砲撃を上陸地点に行ったが、そこにソフィア議会派の兵は一兵もいなかった。更地となった上陸地点に難なく上陸た陸軍3個師団は自動車の機動力で電撃的に議会派を駆逐しようと試みるも、すでに待ち構えた議会派に阻まれてしまった。平時予算からくる予算不足から低くなっていた充足率の帝国軍はその後議会派に対して守勢に転じる事になった。
****[[ザルバチ海岸共和国]]の議会派への武器供与並びに介入
予てから共和主義の輸出を主張したザルバチ海岸共和国は合法・非合法問わず戦前から戦中にかけて武器を供与し、議会派が選挙で圧勝した際真っ先に祝電を送った。そして王党派のクーデターが起こると即座に民兵庁や海軍歩兵司令部を通じ大規模な軍事介入を検討した。
あくまでも共和国の防衛を掲げた白人ヤード人共和主義防衛軍は6万の兵力をもって海軍歩兵や海軍の支援艦艇でソフィア本国へ上陸した。
****戦線の膠着
**7623年
****王党派の大攻勢
7623年秋。7622年末から多量の軍事援助により戦力を強化した王党派はレオネッサ王国軍、帝国軍と共に大攻勢を開始(陽の光作戦)。議会派軍は優勢な機甲戦力。航空戦力を持つ王党派の大攻勢を阻止しえず、壊滅的被害を受ける。王党派陣営によりソフィア、クラリッサ両行政区の全土、アルピナ行政区の80%を占領。
**7624年
****ビアンカの戦い
7624年3月までに議会派陣営はアルピナの一部とビアンカ行政区を残して壊滅。
7624年4月、アルピナで交戦していた議会派が全滅。
7624年4月、王党派陣営、月光作戦を発動。ビアンカ行政区での激戦の後に、議会派陣営の主要人物、避難民、残存部隊はプロヴィンス24に脱出。
****議会派の崩壊と終戦
*影響
*資料
**正史/小説版
趣味と道楽で書いているので、気ままに内容が修正されます。ヤーディアの話ではないので、やど箱Zとはパラレルワールド的な感じでご覧ください。
|話数|内容|URL|
|第1話|王政廃止にキレた王女様がクーデターを起こす話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10875590|
|第2話|王様が後始末に失敗して内戦になる話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10902113|
|第3話|[[有翼亜人]]の少女ヴィルヘルミナの村が炎628される話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10921781|
|第4話|王妃様と王様が民生の改善のために臨時政府を発足させる話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10965532|
|第5話|アルピナで民衆が蜂起し、嫌われていた大貴族が追われるついでに王党派も追われる話|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11031420|
|第6話|バルボ作戦前半|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11541374|
|第7話|バルボ作戦後半|https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11787500|