ユルキア人

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ユルキア人 - (2019/05/01 (水) 10:18:40) のソース

|>|COLOR(white):BGCOLOR(black):CENTER:&bold(){民族・人種名}|
|>|~&big(){&bold(){ユルキア人}}|
|分布地域|[[ユルキア王国]]|
|起源地域|北イクファターナ(15南付近)|
|使用言語|古エルファ語|
|人口|2,800万人|
|備考|他人種との混血が進行している|
|人名命名規則|自分の名・父方の名・母方の名・父方の氏姓|

*概略
&bold(){ユルキア人}とは、北イクファターナ(15南付近)に居住していた亜人種だったが、20世紀に南イクファターナから北進していた[[へファイスティオン王3世]]率いる[[ミロディアス朝エィルファニア]]が積極的に行っていた人狩りで連行。シンガ大陸・清河一帯の[[後韓王朝]]を征服するために必要としていた兵站基地としてロードレスランド最北に植民都市アクニティディアを建設するための従事者として、また前線・後方の軍を支える奴隷として扱われた。
当時に狩りつくされたため、元の居住地にユルキア人はほぼ現存しない。
ユルキア人は秀でて美しく、古エルファ人社会は多妻制を是としていたので次々と婚姻が結ばれた。他人種の奴隷とも混血が進んだ結果、純血のユルキア人は断絶し、美しさの象徴であった銀髪銀眼を発現する者は殆どいなくなり、様々な髪色と瞳を持つものが入り混じるようになったほか、虹彩異色症も稀によく発生する。また言語も古エルファ語話者への同化が進んだ。
ヘファイスティオン王3世も多妻制に従って多く妃を持ち、そのうちの一人の少女がユルキア人奴隷であったことから、現在の&bold(){カスレフティス家}の一族には同王の血統が受け継がれている。
ヘファスティオン王3世が南へと退いた後、逆侵攻した後韓王朝の支配下に入ることとなった。
支配者が変わり、時代を経ても人名や地名などに古エルファ語名が遺されている一方で、古エルファ人の信仰自体は60世紀末の円十字軍到来に伴って破壊された。多くの遺構の意味とともにカスレフティス家の内部の機密として秘匿され、公には忘れ去られた。

全体的特徴として、&bold(){衛生的で健康的で勤勉的}である。

-&bold(){羽根付き(ラルヴァ)}
ユルキア人は十数人に一人の割合で蝙蝠の様な羽根と尖った尻尾を持って生まれてくる。彼らは羽根付きと呼ばれる。
この羽根は体重を支えることはできず、飛行にも滑空にも使えない。混血したラルヴァという亜人種由来と言われるが、その亜人種の純血種は現存していない。

-&bold(){カスレフティス家}
へファイスティオン王3世とユルキア人奴隷妃の少女との間に産まれた王子の子孫による系譜を有する一族。つまり、古エルファ人とユルキア人との混血。
&bold(){カスレフティス}とは、古エルファ語で&bold(){『鏡』}を意味する。鏡は古代においては信託を得る神器として特に信仰に欠かせないものであり、アクニティディアの中心に造られた大神殿の祭壇にも鏡が置かれていた。このため、妃として迎えられた奴隷としても、特にへファイスティオン王3世に寵愛を受けて王自身の傍に置かれていたことが窺える。
虹彩異色症であったへファイスティオン3世は銀と金のオッドアイであり、&bold(){〝一眼は凍える月星の白銀を、一眼は灼ける太陽の黄金を抱く〟}と例えられ、まさに砂漠の王としての象徴とされた。その形質は当然にカスレフティス家一族にも受け継がれ、現代まで発現し続けている。
しかしながら、奴隷として酷使された歴史から、ユルキア人にとってのへファイスティオン3世への感情は憎悪に満ちていることから、銀と金のオッドアイは忌避され、生まれながらにして虹彩染色を施術される。
円十字教への信仰を捧げつつも、失われた古エルファ人の信仰の唯一の伝承者でもある。

|>|~名簿|
|~続柄|~名前|
|~長女|~[[キロタ・エソルハ・アストラプスィテ=カスレフティス]]|
|~次女||
|~三女||
|~父|~エソルハ・ピーシ・エレーヴナ=カスレフティス|
|~母|~アストラプスィテ・ダーネイ・カラ=クセロスフィーリ|