アガルタ荘園

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アガルタ荘園 - (2019/04/08 (月) 00:01:24) のソース

|>|~アガルタ荘園|
|首都|ラヴェン|
|人口|(調整中)|
|>|~政治|
|統治家|フィンツィ家|
|現当主||
アガルタ荘園は、中央海のほぼ中心に位置する[[リントヴルム朝ヤード帝国]]領の島を領土とする荘園である。
*地理
中央海のほぼ中心に位置している。海をはさんで北にはソフィア王国、西にレオネッサ王国、東にザルバチ海岸共和国と、南にハダカンボ王国と接する。南西には西海峡が位置し、中央海の交通要所となっている。島周辺には小島嶼が散在している。
島中央部には中央海最大の活火山ヴェスヴィオ山がそびる。ヴェスヴィオ山は年中噴火を繰り返しており、溶岩流と煙を毎日のように噴き出す。その光と煙は遠方からよく見えるため「アガルタの灯台」と船乗りたちの間で呼ばれてきた。
**気候
夏が日差しがつよく乾燥する。冬になると一定の降雨がみられる。年中温暖な気候がつづく。
**主要都市
|人口順|都市|備考|
|1|ラヴェン|首都。造船の町。|
|2|トリム|観光都市。|
|3|トリエステ|帝国軍第一艦隊を指揮するトリエステ鎮守府が存在する軍港都市。|
|4|メッシー|観光都市。|
*法律および行政
3権が分離している。立法をアガルタ評議会が、司法をアガルタ裁判所が、行政を統治家であるフィンツィ家が行っている。4年に1度評議会議員と裁判官の選挙が行われる。
*経済
古くから造船の町として発展してきた。気候からオレンジやオリーブの栽培がおこなわれ、食品やオイルに加工されている。温暖な気候と綺麗な海を利用した観光地としても有名である。
**工業
造船業が主流である。漁船から商船、はてに軍艦の製造を行っている。特に海軍の整備工場が島内各地に存在する。
**農業
オレンジやオリーブの栽培が盛ん。
*交通
アガルタ鉄道が島を一周するように存在する。
*芸術・文化
帝国本土と違いレオネッサやソフィアに近い文化を持っている。時間やルールにルーズなところがある。
*歴史
旧西ヤード帝国領から編入後、帝国の海軍拠点として重要な役割を担ってきた。大戦後は戦勝国の思惑で一度独立したものの、帝国への帰属意識が高かったため、再び帝国に再統合された歴史を持つ。
**古代ヤード帝国の入植時代
古代ヤード帝国はアガルタ島を交通拠点として領土内に早い段階で編入していた。当時中央海をかこうように広がった帝国領の交通要所として、アガルタ島は重要な立ち位置にいた。毎日たくさんの船が集まり帝国各地の物資が集まるため人口が増え、大きく発展していった。
**西ヤード帝国の崩壊と混乱期
帝国の支配力が弱まり、東西分裂が発生するとアガルタ島の交通量は次第に減少していった。タヴェリア領が完全に離脱するとアガルタ島は交通拠点から単なる辺境の島へと変貌してしまった。さらに追い打ちをかけるようにヴェスヴィオ山が大規模噴火をおこし、島民が流出したため大きく衰退していた。西ヤード帝国が崩壊すると法と秩序が維持できなくなり、アガルタ島はさらなる混乱に陥った。
**東ヤード帝国への編入
東ヤード帝国が東征するにあたり、アガルタ島を海運の拠点にするためアガルタ島を再編入した。これによりアガルタ島はヤード帝国領として復帰し、秩序と安定が取り戻された。以降、東ヤード帝国は西側再征服の拠点・中央海の制海権確保の拠点としてアガルタ島を利用するようになった。帝国海軍の大部分がアガルタ島を拠点にするようになると、次第にアガルタ島民は「皇帝陛下を海から守る防人」としての自負心を強く持つようになった。
**大戦期
ヤーディシア大戦中、アガルタ島の支配権は中央海の制海権に直結するため、アガルタ島の戦いを中心に何度も大規模海戦が発生した。帝国第一艦隊はアガルタ島を終始守り切りる事に成功した。
**アガルタ共和国時代
大戦後の講和条約によりアガルタ荘園は帝国からの独立が決定した。レオネッサ王国はアガルタ島と帝国艦隊を独立という方法で帝国から引き離し、将来はアガルタ島を併合しようという目的のために行われた。アガルタ共和国は安定した統治を数年続けるが、次第に帝国への帰属意識が再燃しはじめ、激しい帝国復帰運動が展開された。7614年に帝国復帰を公約にした帝国党が議席の70%を獲得すると、国民投票により帝国復帰への是非を問うた。結果90%以上の賛成が得られ、戦勝国の思惑は外れ帝国への再編入が行われた。
**帝国への再編入
帝国東方は人口希薄な地であったため、人口が多く経済規模も大きい東營属州は帝国東部で大きな影響力を持ち始めた。産業化以降、新たに東營荘園となったこの地は帝国東部での産業拠点として機能した。朱雀家の元老院における発言権も増し、帝国を管理する側へと転身していく事になった。