確定数と回復頻度

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確定数と回復頻度 - (2009/07/20 (月) 19:28:30) のソース

ポケモンの掲示板ではよく「確定~発」とか「乱数~発」という表現が使われますよね。
これはどういう意味なのかというと、例えば「確定2発」なら2発、「乱数2発」なら2発か3発で倒される、というただそれだけです。

具体的には、
100%を超えるダメージを与えられるなら確定1発
90%台~100%超のダメージなら乱数1発
50%を超えて100%未満のダメージなら確定2発
40%台~50%超のダメージなら乱数2発
33%を超えて50%未満のダメージなら確定3発
…

というような感じになっていきます。
再生回復(自己再生、卵産み、怠けるなど)の技を持っていればHPを丁度50%回復できるため、
相手の攻撃を永久的に受け続けたいならばその攻撃で受けるダメージを50%未満にしなければなりません。
つまり、特定の相手から喰らう攻撃ダメージで&color(blue){「確定3発~」ならば定義上「受け」が成立します。}
しかしただ「受け」れるだけで安心していてはいけません。
同じように「受け」が成立しても、実はその性能に遥かな差が出ることがあります。

例えば、相手の
#ref(http://www.pokemon-guide.net/pokemon/images/445.png)
ガブリアス 陽気  AS 地震/ドラゴンダイブ/剣舞/身代@粉

を対策したいとき、


#ref(http://www.pokemon-guide.net/pokemon/images/350.png)
ミロカロス 図太い HB 波乗り/冷凍B/怪光/自己再生@残飯
#ref(http://www.pokemon-guide.net/pokemon/images/450.png)
カバルドン 腕白  HB 地震/氷牙/吠える/怠ける@残飯


のどちらが「ガブリアス受け」として相応しいのでしょうか。

ここで、それぞれがガブリアスから受けるダメージ量を正確に計算してみます。

①ガブリアスの地震をミロカロスが受けた場合…
  ミロカロスに(35.6~42%)のダメージ

②ガブリアスの地震をカバルドンが受けた場合…
  カバルドンに(26~30.6%)のダメージ

ミロカロス、カバルドン共にガブリアスに対して「受け」が成立していますが、
ミロカロスはガブリアスの攻撃が「確定3発」であり、カバルドンは「確定4発」です。
実は、&color(blue){(ギリギリ)「確定3発」というのは受けとして非常に厳しいライン}だと言われています。
なぜなら、役割を持てる対象に繰り出した次ターンの行動がほぼ回復に限定されるからです。
ミロカロスをガブリアスに繰り出して地震のダメージを受けたとして、
相手ガブリアスは冷凍ビームでやられるので当然逃げますが、
ミロカロス側も直後に自己再生しなければ2サイクル目に死にます。

ミロがガブを受けた直後に攻撃した場合、
(ガブ地震→ミロ残りHP60%→ガブ交代→ミロ攻撃→相手はミロ受けを出す→…→ガブ地震→ミロ残りHP20%→ガブ地震→ミロ瀕死)
となる

しかし、ガブリアス側のプレイヤーにとってこれほど嬉しいことはなかなかありません。
&color(blue){相手の行動が回復に限定されていれば、本来ミロカロスに繰り出せないはずのポケモンまで繰り出せる}からです。
エースであるはずの相手ガブリアスを退けても、ノーリスクで同等の相手エースを誘ってしまうといえば分かるでしょうか。


(未完成)


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