*第1話「入団」
福岡サンダースの選手たちは古山小学校に集まっていた。
篠崎兄「おい。お前達、本当に少年野球をやめるのか?」
藤島「うん。だってジャガーズみたいなところでやる自信ないし、中学になってからやりはじめるよ」
篠崎兄、篠崎妹、反竹以外は少年野球はやめて、中学から野球をするらしい。
反竹「そうか。でも中学では一緒だからな。中学までに自分で練習しとけよ」
藤井「うん」
そして次の日
篠崎兄「お~すげぇ。少年野球とは思えない強さだ」
篠崎妹「ここでもピッチャーやるもんね」
反竹「おい。なんでそんなに自信満々なんだよ」
1人の男がこっちにやってきた。
森島「君たちか。話は聞いている。私は福岡ジャガーズの監督、森島だ。とりあえず君たちの実力を見せてもらう。ところでポジションは?」
篠崎兄「ピッチャーです」
篠崎妹「ピッチャーです」
森島「兄弟そろって投手か。反竹は?」
反竹「ショートです」
森島「そうか。まず守備練習だ。みんなサードに入れ」
篠崎兄弟&反竹「はい」
木村「俺がノックを担当する。コーチの木村だ」
篠崎兄「篠崎勇矢です」
篠崎妹「篠崎千春です」
反竹「反竹信二です」
木村「よし、いくぞ」
カコーン
パシ ピシュ 反竹はうまくさばいた。
カコーン
パン ピシュ 篠崎兄もなかなかうまい。
カコーン
篠崎妹「あ、やばい」
後ろにそらしてしまった。こうしてノックが続いた。
森島「よし。次はバッティングだ」
ピシュ カコーン ピシュ カキーン
反竹はなかなかいい当たりを打っている。次は篠崎兄。
ピシュ カーン ピシュ カコン
篠崎兄は打撃はあまり得意ではない。しかし篠崎妹は、
ピシュ カキーン! ピシュ カコーン!
いい当たりを連発している。
森島「よし篠崎兄弟はピッチングだ。反竹は打席に入ってくれ。打たなくていいから。まず兄のほうから」
ピシュ ピシュ ピシュ
さすがのコントロールだ。しかしあまりスピードはない。
森島「次、妹」
ピシュ! ピシュ! ピシュ!
威力のある速球を投げているが、コントロールがあまりよくない。
森島「よし。OKだ。練習に参加してくれ」
篠崎兄弟&反竹「はい。ありがとうございます」
第2話「厳しい練習」
そして練習の日。篠崎たちはグラウンドに入った。しかしもう他の選手たちは整列している。
篠崎兄「おい。もしかして俺たち、遅刻?」
反竹「そうみたいだな」
篠崎妹「仕方ないさ。あやまって許してもらおう」
森島「おい!遅いぞ!新人ならもっと早く来てグラウンド整備でもしとけよ!しかも遅刻だぞ。グラウンド10周!」
篠崎妹「ごめんなさい。今日だけは許してください。お願いします」
森島「だめだ。早く走って来い!」
篠崎兄弟&反竹「は~い」
篠崎妹「はぁはぁはぁ。きついよ。しかもこのグラウンドは広いし」
森島「よし。練習に混じれ」
篠崎兄弟&反竹「はい」
今はシーズンに入っているため練習はとても厳しかった。そして練習が終わり、
篠崎妹「もう限界・・・」
バタッ 篠崎妹が倒れこんでしまった。
篠崎兄「おい。大丈夫かよ」
篠崎妹「うん。大丈夫」
森「集合!」
森島「今度、福岡サンダースと練習試合がある。そこは篠崎たちが前に入っていたチームだ。この前、復活したらしい」
篠崎妹「えっ。まあいっか。練習試合でボコボコニシテヤル」
篠崎兄「おい。最後のほう、言い方がおかしいぞ」
森島「おい篠崎兄弟!お前たちは話を聞いてんのか」
篠崎兄「すいません」
森島「まあいっか。とりあえずそこまで実力がないチームだが気合入れていけよ」
選手「はい」
森「練習試合、絶対勝つぞ~」
選手「おう!」
みんなが帰っていったそのとき、
森島「おい篠崎兄と妹、そして反竹。今度の試合、お前らをテストしてやる」
反竹「本当ですか?」
森島「おう」
篠崎兄弟&反竹「やった~」
森島「おい。気ィぬくんじゃないぞ」
篠崎兄弟&反竹「はい」
第3話「練習試合」
篠崎家にて・・・
篠崎兄「明日はいよいよ福岡ジャガーズでの始めての練習試合だな」
篠崎妹「そうだったな。テストするって事は出してもらえるんだろ?」
篠崎兄「そうだろ。絶対いい結果を出すぞ」
篠崎妹「うん」
そして次の日、
篠崎兄「おい、千春、行くぞ。遅れんなよ」
篠崎妹「ちょっと待って。今すぐ行くから」
篠崎兄「待てねぇよ。大体お前が寝坊するからだろ」
グラウンドに着いた。
森島「よし、今日は福岡サンダースとの練習試合だ。弱いチームだからって気ィ抜くなよ」
選手「はい」
木村「今日は特別にウグイス嬢をしてくれる人がいるらしい。それは、反竹のお母さんだ」
反竹の母「素人で普通のマイクだけどよろしくね」
反竹「なんで?」
森島「今日は特別にしていただけるんだ。ありがたく思え」
反竹の母「スターティングメンバーの発表をします。1番センター原君、2番セカンド白石君、3番ショート反竹君、4番ファースト相川君、5番サード長崎君、6番キャッチャー森君、7番レフト佐藤君、8番ライト堀島、9番ピッチャー篠崎兄君です」
審判「プレイボール!」
*第4話「最強?福岡サンダース」
先攻はサンダース。1番バッターが打席に入った。
審判「プレイボール!」
森島「さて篠崎兄はどんなピッチングを見せてくれるかな」
森「とりあえず様子を見るぞ。インコース高めに外せ」
ピシュ パシ
森「じっくり見てきたな。次はアウトコースいっぱいに」
ピシュ カーン 一二塁間に打球が飛んだ。白石が飛び込んだ。しかし届かない。0アウト1塁でやはり2番バッターは送りバント。
森「くそ。いきなりピンチかよ。まあ打ち取れば同じだな」
しかし3番バッターが・・・
ピシュ カキーン ぐんぐん打球は伸びていく。 ポト・・・
審判が腕を回した。
森「ホームラン・・・」
篠崎兄「そんなはずでは・・・」
森島「どうしたんだよ。相手は弱小のはずじゃ・・・」
第5話「崩れる」
篠崎兄「なんで・・・なんで俺が・・・」
森がマウンドによってきた。
森「大丈夫だよ。まだこれからだぜ」
篠崎兄「うん」
4番バッターが打席に入った。いい体格をしている。
森「こいつはパワーがありそうだな。すごい威圧感だ」
篠崎兄「くそ。もう打たれないぞ」
森「とりあえず様子を見るか。インハイに外すぞ」
ピシュ しかしボールは真ん中に入ってきた。
カキーン!
森「あっ」
ポト・・・
審判が腕を回した。
森「連続ホームラン・・・」
篠崎妹「どうしたんだよ。あいつ・・・いつものコントロールじゃないぞ」
それからもフォアボールを出し続け、ついに1回で降板となった。
篠崎兄「俺、もうだめだ・・・」
最終更新:2008年03月22日 10:26