栄光は君に輝く1年秋偏22巻へ

第106話

アナウンス「9番ピッチャー山崎君。」
風間「山崎!よく球見ろよ!おまえなら打てるはず。」
実況「さぁ、ナインの声援を受けて山崎浩二がバッターボックスに入った。」
解説「なんか信用されていますね~9番ですけど、打撃センスはいいと思いますよ左バッターで佐川谷君の変化球も見えるし。」
援団では
木村「よし!アルプスだ!」
♪~~~~~~~~~~~
援団「かっ飛ばせー!浩二!浩二!こーじ!」
大木戸(なんかフインキあるな・・・これじゃ打者も早撃ちしちまう・・・初球アウトコースに外せ!凡打食らわせるぞ)
ビシュ!
山崎は大木戸の思惑どおり振ったとおもったが
審判「ボール。」
大木戸(動いただけか・・・)
実況「初球外れてボール!」
解説「一瞬スイングしたかと思いましたよ良く止まりましたね。」
大木戸(次・・・いれろ!)
ビシュ!
審判「ストライク!」
山崎(カウントを稼ぎに来たな・・・)
実況「やや真ん中にきたか?ストライク!」
佐川谷(いまのはシュートだが、投げ損ねた・・。それにひじにいやな感触が・・・)
大木戸(カーブだインコース)
ビシュ!
審判「ストライク!」
実況「ストライク、カーブですかね。ギリギリのコース。」
山崎(ん?いまの・・・さっきのと変化の量が違う・・・なにか以上が出てきたか)
大木戸(最後はシンカー)
佐川谷(やべぇな・・この痛さは・・)
ビシュ!
カキーーン
実況「うった・・・しかしこれはゴロショート正面ファースト送ってツーアウト。」
解説「だんだん。佐川谷君のシンカーにみんな合わせていますね。」
「ドンマイドンマイ!」
山崎「監督!祐樹!」
監督「どうした?彼女でも出来たか?」
山崎「関根監督!冗談はそこまでで。佐川谷・・・なんか変化球がダメになってきましたよ。」
寺崎「そうだな・・・変化球と直球の割合は結構なものだ。」
風間「分かった・・・次からはだいぶ楽に攻められる。」

第107話

アナウンス「1番センター松井君。」
実況「打順はトップに戻り三順目。松井2打数一安打、初回に先制タイムリーに繋がるヒットを打ちました。」
松井(サインは初球待て・・?)
大木戸(初球シュート)
ビシュ!
審判「ストライク!」
実況「真ん中に入りましたが松井、振りませんでした」
解説「握りが甘いですね・・」
松井(え、シュートか?初回とは変化量が違う!)
大木戸(コントロールがつかなくなっている・・・)
佐川谷(いてぇ・・・ひじが痛いな・・・痛い・・いやダルが正しいか?痛かったらやばいもんな)
ビシュ!
実況「ボールワンエンドツー。」
解説「佐川谷君なんか急に乱丁ですね・・」
大木戸(変化球はダメだ!ストレートいいぞ)
ビシュ!
カキーーン
実況「ライト線フェアか?」
塁審「ファール!」
実況「ライト線切れましたファール。」
解説「いい当たりでしたね・・・惜しいことろです。」
大木戸(くそぉ・・・)
佐川谷(ゴメン・・・次はカーブはずすぞ!そのあと全力で投げる)
ビシュ!
審判「ボール。ツースリー。」
実況「フルカウント・・・・コントロールが完全に乱れてきた・・」
解説「ここは抑えてほしいところですね。」
大木戸(最後は・・・全力のストレートで)
佐川谷(ああ、絶対に抑える)
松井(変化球は見切った・・・こい!)
ビシュ!
松井(なに!ストレート!)
カキーーーン
松井(しまった・・・・)
実況「ファーストへ打ち上げた!」
解説「バッテリーうまくタイミングずらしましたね。」
パシ!
実況「スリーアウトチェンジ。」
関根「相手も相手だな・・・」
風間「チェンジだ!抑えるぞ!」
と風間が山崎の背中にグラブでかるく叩いた
山崎「おう!」

第108話

鎌倉学園ベンチ
佐川谷「監督!ちょっと肘が・・・」
監督(兼松)「え、肘がどんなふうに痛いんだ。」
佐川谷「痛いというよりだるい・・・肘が上がんないですよ・・・なんか嫌な感じがするんです。」
兼松「そうか・・・じゃあ、無理するな・・・6回のマウンドは・・・」
佐川谷「待ってください!」
兼松「やめなさい!怪我するよ!例え勝っても次の試合は投げられない!少なくとも一日は温存しなければならない!そうなったら関東た・・」
佐川谷「代表決定戦には出れます!投げさしてください・・・」
兼松「仕方ない・・・だが私は責任を持たないぞ!分かったか?」
佐川谷「ハイ!ありがとうございます!」
兼松「大木戸!」
大木戸「ハイ!佐川谷のリードですね、変化球の制限は?」
兼松「そうだな・・・せいぜい1イニングシュート一球、シンカー2球、カーブ2球だな。」
佐川谷「え、5球!」
大木戸「ハイ!分かりました!」
佐川谷「大木戸!無茶言うなよ!」
大木戸「大丈夫だ!俺に任せろ!考えがある・・・・」
佐川谷はその答えを聞くと安心したのか・・・目をつぶり水を飲み始めた
兼松「頼んだぞ・・・・大木戸!」
横浜商業ベンチ
関根「相手ベンチ騒がしいな・・・」
寺崎「投手だろね・・・さっきの回変化球がおかしい、交代だろうねぇ」

第109話

アナウンス「5回の裏鎌倉学園高校の攻撃は7番ファースト広岡君。」
実況「この回は下位打線7番の広岡背番号13番をつけています、背番号3番の吉本はクロスプレーの際に左肩を脱臼して離脱、秋季大会は出場不可になり今日の起用です。」
解説「この広岡君はプレッシャーに耐えられるか、どうかですね。今の打席は。」
実況「前の打席は三振に倒れた!」
ビシュ!パン
審判「ストライク!」
実況「素晴らしいコース、スピード。」
解説「試合は中盤に差し掛かるにつれて調子がよくなってきてますね。」
風間「ナイスボール!」
山崎にボールを返した
アルプスでは
氷室「浩二君がんばっているね・・・和那・・」
松田「・・・・。」
待つだの頬が赤い
氷室「和那?どうした、赤いよ熱射病?」
松田「ああ、暑いよー、」
氷室が松田の額を触る
氷室「カズナ・・暑いけど大丈夫!」
松田「マリコーー助けて・・・。」
三橋「おい!チアのリーダーがそれでどうする!」
十亀「妙子の言うとおり!気合入れて応援しよう。」
ビシュ!パン
実況「空振り三振!高めの球に手が出たワンナウト。」

第110話

カキーーン
実況「大木戸、レフト後方・・・伸びは足りない・・・」
松本「オーライ!」
パシ!
実況「ツーアウトでバッターピッチャーの佐川谷。」
アナウンス「9番ピッチャー佐川谷君。」
解説「この佐川谷君は、投手だから9番なのか?どうかですね。」
実況「第一打席はショートゴロ、」
風間(いい当たりをしていたから・・・慎重にはずそう)
ビシュ!
審判「ボール!」
実況「大きく外れた!ワンボール。」
解説「コントロールミスですか?」
実況「そうですね・・・」
風間「滑ったな・・・ロージン付けろ!」
山崎「分かった!」
兼松「佐川谷!肘に注意しろ!」
ビシュ!パン!
実況「見送った!ワンストライクワンボール!」
風間(いいコースだ。今度はちょっとはずすぐらいで)
ビシュ!
カキーン
実況「三塁側に切れた!ファール!」
解説「ストレートで押してますね。130キロ前後の球を自在にコーナに投げています。」
風間(打ったか?大雑把な打撃だな、ちょっとぐらいはずれても振る・・・つぎは同じコースにカットボール!)
山崎(分かった、)
ビシュ!
佐川谷(!同じコース・・・)
カキーーン
実況「ライトへ打ち上げた!ライトが取ってチェンジ。」
佐川谷(曲がった・・)
最終更新:2008年04月01日 12:53
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。