第131話
アナウンス「8回のオモテ横浜商業高校の攻撃は1番センター松井君。」
実況「横浜商業の攻撃、一番から鎌倉学園も8回一番から。」
木村「絶対追いつくぞ!」
援団「かっ飛ばせー大輔!大輔!ダ・イ・ス・ケ!」
大木戸(よし!抑えるぞ。たしかこいつの得意なコースはインハイ。小柄な体にこのコースインハイにはずそう)
ビシュ!
審判「ボール!」
松井(やべぇ、引っかけるところだったあ、サインの確認忘れてた)
関根(センター返し)
松井(センター返しか、まずはランナーってところだねおし!)
審判「ボール。」
実況「鎌倉学園慎重にいきます。松井も動きそうなる場面もありますがツーボール。」
解説「横浜商業はランナーを出すためにセンター返し、またはサード方向流すのが定石ですね。」
ビシュ!
カキーーン
実況「右に切れてファール、ファーストストライクから手を出します。」
松井(積極的に相手に重圧を)
大木戸(シンカー使うぞ)
ビシュ!
審判「ストライク!」
大木戸(変化球はみた!じゃお望み通りインハイ!全力のストレート)
ビシュ!
カキーーン
実況「センターへ!まさに定石通りのバッティング!」
第132話
アナウンス「2番セカンド加藤君。」
関根「よくやった!」
山崎「カズキ!続けよー!。」
関根(バント。まずは一点)
加藤(分かりました)
大木戸(バント、それ以外はないと読もう。ストレート外してフライを上げさせよう)
佐川谷(・・・・・・・外すのか?ここで例え次があの大会屈指の打者としてもここは素直にいくだろう・・・さかわらねぇけどさぁ?)
ビシュ!
審判「ボール。」
実況「バッターはバントの構えそれを警戒したか外してきました。やっぱりこの場面はバントでしょうね。鎌倉学園のベンチとしてはどのようなリードを?」
解説「素直にバント!定石に頼らずにピッチャーの体力を考えて、カウントをよくしていきたいでしょうね。」
関根(ほぉ・・・バントまだ決めるな走らせろ)
サインの確認をした。
加藤(バントだな・・コイ!絶対、翔につなげて見せる)
大木戸(これいじょうカウントを悪くしたくないけど・・様子見だ)
ビシュ!
実況「もう一球外してボール。」
佐川谷(くそ!もうヘトヘトなのに・・・)
ビシュ!
カコーン
大木戸「ファースト!」
実況「送りましてワンナウト2塁で3,4、5といきます。」
解説「結果だけ言えば投手を苦しめたということですね。。」
結果だけ言えばその通り
大木戸と佐川谷の歯車がかみ合ってきていない
これをつけるか。
関根(松本か。。ここは流せ)
松本(はぁ????)
関根(あ、ここ左胸か・・・私も年かな・・引っ張れ一点入れよう)
松本は納得し打席へ立つ
第133話
関根「寺崎さん?」
寺崎「・・・・。」
寺崎の顔色が悪い・・・
関根「寺崎さん!」
寺崎「は、はい!」
関根「大丈夫ですか?なんか全然話さないけど・・」
寺崎「いえいえ・・全然大丈夫です。」
関根(大丈夫かな。。)
関根もその寺崎の異変に気づいていた。
風邪、もしくは頭痛・・盲腸
いろいろ考えられるがいまは寺崎の気持ちの為にもいわないでおこうと関根は考えていた
アナウンス「3番レフト松本君。」
木村「チャンスだ!!気合いいれるぞぉ!」
援団「行け!かっ飛ばせーか・け・る!ここで決めろよか・け・る!」
大木戸(松本翔・・・今大会の打率は・・・5割・・6割・・・いや7割越えてるかもしれない。)
実況「この大チャンスで松本翔!スタンドも応援も加速します。3打数1安打、三振一つくらっている。」
佐川谷(この打席で変化球の制限を一気に使おう)
大木戸(分かった、だが・・・)
パン!
大木戸はミットを大きくならして
大木戸「よし!こい!」
解説「まずは佐川谷君の法は松本君の力を明白にはかり、それを誤らないこと、そしてけして慎重にいかないこと、これでもっともいい方法でしょう」
実況「力をはかる・・・ですか?」
大木戸(まずはストレート、導入はうごかさないでおこう)
佐川谷もだいぶ疲れた様子。
肩で息をしていると表現しようか。
肘の調子を訴えてキレもなくなってくる
まさに地獄の土地だ
しかしこの試合に勝つと
準決勝、もしくは代表決定戦で勝利すれば関東大会へ進めるという大きな試合だからだ
鎌倉学園は野球環境も恵まれておる上守備よりは投手を中心にしたチーム
希望枠も21世紀枠もないと考えている
佐川谷(まけたくねぇ・・・・まけねぇ・・)
第134話
上空にはさっきにもまし黒い雲がかかる
ビシュ!
カキーン
審判「ファール!」
実況「初球から当てて後ろにいきファール。」
松本(サインは粘り、変化球は徹底的に)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 T H E
横浜商3 0 0 0 0 0 0 0 3 7 2
鎌倉 0 0 2 0 2 0 0 4 3 0
佐川谷は被安打が目立つ。
大木戸(ボール球、ストレートを初球から打つとなると次は変化球シンカー、ボールからストライクになる球へ)
佐川谷はクビを縦に振り
フォームの体勢へ
ビシュ!
肘があがない・・・
審判「ボール。」
もう少しで後逸するようなボールに大木戸も声を上げそうになった
大木戸(・・・・肘への衝撃か。兼松監督)
兼松(伝令を送るか・・・大木戸の相談してみるか)
大木戸に伝令の必要があるかのサインを出した。
審判にタイムを要請
佐川谷のところまで言った
内野は集まらず
ワンツーマンでのタイムだ
大木戸「佐川谷、大丈夫か?」
兼松は後悔した
兼松(やっぱりこうたいすべきだったか?あの子の才能を思ったらやっぱろ無理をさせるところじゃない・・・。肘も下がってきている)
フォームを崩れ、コントロールが定まらないのはご承知しているであろう
第135話
佐川谷「大丈夫だ。」
大木戸はこの大丈夫だという言葉に余計心配した
大木戸「大丈夫じゃないだろう。」
強く言い佐川谷も驚いた
佐川谷「いや大丈夫だ!今のはたまたまだろう?」
大木戸「そうか?俺にはそうみえないが、フォームはいきなりではなく少しずつ崩れ、球のきれもおちて、ひじの調子以外なにがある?故意か?負けたいのなら降りろ!」
佐川谷は何もいえなかった
びっくりした長い間付き合っていた相棒が
こんな一面を覗かせるなんて、
兼松「馬鹿野郎大木戸・・・・ここは落ち着かせるだろう」
大木戸「とにかく・・・マウンド降りてもらうぞ!」
佐川谷「ふざけるな!」
大木戸首をつかんだ。
そのままタイムをといた
これは大木戸の作戦であった
大木戸は佐川谷の負けたくないという性格を利用したのであった
最終更新:2008年04月24日 20:52