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「ちょっと待って!いったいどういうことなの!?
仕事がかぶってるなんて聞いてないわ!」
『我々も知らなかった。きっと依頼者が二重に依頼したんだ』
私はオフィスに帰ってくるなり、髪をかき上げながら叫んだ。
「そんなのわかってるわよ!依頼者はいったいどういう神経してんのよ」
非常にイライラした様子で乱れる。だって、今日のは成功とは言えないでしょ?
『いいじゃないか、任務は遂行できたんだ』
「よくないわ!」
イライラした様子の私に、電子合成声は少し困ったように言う。
「……シャワー浴びてくる」
私は早歩きでシャワールームに向かった。
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最終更新:2010年05月19日 21:07