通信教育は、通学課程と比較すると、より多くの人に入学の門戸が開かれています。しかし、独学、自習を主体とするため、学生にはより厳しい自己管理が要求されることが多いことは事実です。しかし、個人の学習形態や興味・関心に応じた学習を選択できる学習方法ですから、やる気さえ失わなければ大丈夫です。
通信教育のはじまりは明治時代で、いくつかの大学で講義の内容をおさめた講義録が刊行されました。ただし実際に行われた講義の内容を編纂して刊行するというもので、今日の大学通信教育課程のようにスクーリングや試験を行い、単位や卒業が認められるものではなく、その意味で一方的な性格のものであったといわれています。
大学が行う通信教育は、これまでは文科系がメインでしたが、徐々に文科系のみならず、理系の分野も通信教育で学べるようになってきました。主に印刷教材、またはCD-ROMなどを使っての自宅学習及び、年に数回行われる面接授業(スクーリング)により行われます。
通信教育を行っている大学は、決して交通の便が悪いマイナーな学校なわけではなく、調べてみると有名大学と呼ばれる大学も、通信教育を行っていることがあります。そのような大学の中には、通信教育できめられた単位を取得すると、試験をうけて通学課程への編入も可能なところがあります。
コンピュータなど通信教育の発達により、学校などにいくことなく、在宅での勉強がどんどん身近なものとなっています。以前は宅急便などで教科書、問題集が送られ、課題のテストやレポート、教師への質問を郵便やファックスで送るといったシステムでしたが、最近は時間がかからず、すぐに送ることができる電子メールでの解答及びレポート提出が一般的なものとなっていきます。
最終更新:2008年02月21日 12:03