120 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/06/19(金) 22:07:52 ID:FjXZN/rd
種「さて。いよいよ魔夏ノ三月戦争-ナツケイバ-の開戦だな。
ひとつ皆の愛剣について聞かせて貰おうか」
藤岡「(…また今週もこの時が来たか…まあ適当に合わせるか…)」
福島「では僭越ながら私めから。
ひっそりと、しかしながら力強く天を仰ぐ闇の華が彩るは勝利への花道。
秋の収穫へ向け、初夏に咲き誇る!リトルアマポーラ!」
藤岡「春に蒔いた種が、そろそろ花を咲かす頃ですよね」
福島「うれしいこと言ってくれるじゃないの」
種「闇はどうだ?」
闇「闇の泉から溢るるその邪気は無限の輝き。
邪王の寵愛を一身に受け、いま闇の女王へと昇華せん!ザレマ!」
藤岡「ザレマって三角関係の悲劇を描いたバレエの登場人物の名ですよね」
種「闇よ。玲奈ちゃんを泣かすなよ?」
闇「だからあれはまったくねもはもないじじつむこんなんだからそういうこといわないでくれそもそもなんであんな…」
種「わかったわかった…悪かった」
福島「総統は如何ですか?」
種「っふ…日の本の最高学府を象徴するその名は、頂点を宿命づけられし者の証。
唯一にして無二の女王への門をくぐれ!レッドアゲート!」
闇「…………」
恫喝「…………」
福島「…………」
種「……あれ?」
藤岡「…ユタカさん…」
種「?」
藤岡「…"レッドアゲート"って…」
藤岡「"レッド・ア・ゲート"じゃないですよ?」
種「!!!?」
121 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/06/19(金) 22:18:03 ID:FjXZN/rd
種「えっ…えっ…じゃ、どういう…」
恫喝「…ぷっw」
藤岡「…レッド(赤い)アゲート(メノウ)という意味です」
種「美しき人魚の歌声にも似たその輝きは、まさに永遠。
夏を彩る宝石が今、栄光の門をくぐる!レッドアゲート!」
藤岡「あ、ごまかした」
恫喝「…わざわざ"門"とか入れてるし…セコいなぁ…」
福島(ふんふ…さすが総統。邪気自滅-クソキジョウ-のリカバリーは天下一品ですね)
種「…っふう……で、では殺歩路組どうぞ」
藤岡「(…はあ……)」
恫喝「……初夏の辺境から目指すは世界の王。
北の大地を礎に、戦国の世を駆け抜ける!ヴェルトマイスター!」
闇「クカカカ…世界の王とは大きく出たものだな」
恫喝「そのくらいの心意気が無いと勝ち残れまへん。これは戦争ですから」
種「お前はずっとタコヤキとかいうのと戦争してればいいのにな」
恫喝「な、なんでそんなこと言いますのん?セコい言うたんのが気に入らんのですか?」
種「………」
恫喝「ちょっと、ユタカさん、何でほっぺたブクーって
膨らましてんのですか?こっち向いてくださいよ」
福島「まぁまぁ…それで佑介は?」
122 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/06/19(金) 22:21:59 ID:FjXZN/rd
藤岡「(……はぁ…来たよ順番が…冠名+髭でどないせいっちゅうねん…)」
藤岡「(ん?待てよ…ここで無茶苦茶なこと言って…)」
藤岡「(……ユタカさんたちを幻滅させてやるってのはどうだろう?)」
藤岡「(よし!それがいい!とびきり最低なヤツをやってやる!)
藤岡「…伝統の冠を受け継ぐは現代の青髭」
種「…んん?」
藤岡「…赤髭」
闇「む?」
藤岡「白髭!」
福島「ふんふ?」
藤岡「黒髭!!」
恫喝「ええ?」
藤岡「黒髭危機一髪!ヤマニンウイスカー!!」
種・闇・福島・恫喝「……………」
藤岡「(やった!やってやったぞ!どうだ寒いだろ!)」
種「…ま…まさか…」
藤岡「…ん?」
124 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/06/19(金) 22:27:23 ID:FjXZN/rd
福島「…こ、これは…この邪気は…」
闇「…この俺が録音を忘れる程の衝撃…」
恫喝「何もかも完全なる理の外…佑介め…ついに…ッ」
種「…ああ、間違いない…佑介は…」
藤岡「(…ん?)」
種「佑介は因果律を超えたのだッ…」
藤岡「…………」
藤岡「(…ヤバい…やり過ぎた…)」
125 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/06/19(金) 22:29:44 ID:FjXZN/rd
闇「さすが佑介…クカカカ…闇詞の因果律を超えるとは…脱帽だよ」
種「っふ。…闇でさえ服装の因果律を超えるのみに留まっているのにな…
正直、妬みの情すら覚えるよ…カカカ…」
恫喝「最近ブログの意欲が落ちてきてたけど、いい刺激になったわ。ありがとうな佑介」
福島「…ふんふ…ふんふふ…ふんふッ!(さあ佑介…その勢いで性の因果律も超えるのです!)」
藤岡「(…俺が甘かった…この人たちって…)」
藤岡「(……ここまで斜め上だったのか…)」
126 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/06/19(金) 22:36:06 ID:FjXZN/rd
藤岡「…はぁ…また一歩深みにはまってしまったような…」
藤岡「…でも今週から札幌だ。しばらくユタカさんに絡まれることも無いし、
次期総統と呼ばれることも無い…藤田さんがススキノに
連れてってくれるっていうし…ていうか、だから札幌選んだんだけどね(笑)
とにかく心機一転頑張ろう!」
藤岡「…あれ?携帯に録音が…気付かなかった…」
藤岡「再生…と」
『……その出逢いは運命がもたらす輪廻の宝…』
藤岡「えっ…」
『たとえその糸が赤くはなくても、魂は導かれるままに惹かれ合う!いざ約束の地へ!イチゴイチエ!』
藤岡「こ、この声は…何で?ユタカさんの勧めで番号変えたのに…」
『因果律を超えたんだってね…やはり君は…ボクの思った通りのヒトだ…
さあおいで、試される大地へ…ローカル色に染めてあげる…ウフフフフ…』
ツーツーツー…
藤岡「……」
藤岡「……俺、どうして札幌なんかにしちゃったんだろう…」
最終更新:2009年11月26日 18:18