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81話「魔医、サルバレート・ロー」

世に言う「ボーンレッド島爆破事件」より・・・1年


ここは太回洋に浮かぶ小島「リトル・リゾート」


一年前より宿泊している海賊団が1組

彼らはホテルを利用しているが、船長は船から一度も出て来ない




海賊団の船「モード・レイズ号」船室D




隼人「・・・‼‼‼?」

船員「起きたぜ、船長呼びな」

船員「おう、分かった」

隼人「海賊・・・」

ボウ


船員「テメェ、今まで俺らがどうしてあげてきたか・・・」

?「待て待て・・・そいつは何も知らねえんだ・・・」

隼人「その顔・・・どっかで」

?「一応手配されてるからな・・・まあいい・・・俺は医者だ・・・サルバレート・ロー、よろしくな」

隼人「松山・・・隼人だ」

ロー「知ってるさ・・・お前有名人だからな」

隼人「何で・・・?」

ロー「一年前に太回洋に浮かぶとある島で大爆発が起きた・・・そこでは戦闘が繰り広げられており、たくさんの人間がいた」

ロー「爆発で島が吹き飛んだ・・・しかしその島で・・・死傷者は1人しか居なかったと言う・・・」

ロー「そのたった一人の犠牲者がノア王国の松山隼人・・・違うか?」

隼人「そうだ・・・あん時か」

ロー「そして丁度同じ頃、俺らはここで停泊していた、そこにノアの制服を着た男が降ってきた、一年間かけてその男の治療を試みた」

隼人「あんたが治療してくれたのか・・・?・・・ありがとう・・・でも何でだ?初対面だろ」

ロー「そこに怪我人がいたら敵で無い限り誰でも区別せずに手術を施す、それが医者ってもんだ」

隼人「そうか・・・一年も・・・」

ロー「一年間・・・この世の流れを教えてやる・・・正直世界連盟が発足したくらいしかないけどな」





隼人「先生が・・・そうだったのか」

ロー「そうだ、おいお前ら、飯作ってこい」

船員「ういーっす」

隼人「じゃあ・・・失礼するわ・・・世話になったな」

ドン‼‼


船員「ちょっと船長・・・患者蹴って・・・」

隼人「痛ってー・・・何・・・しやがる」

ロー「俺の前から患者が消える時、それは完治したかあの世に旅立ったかどっちかだ、生きてて完治してないあんたを逃がしはしない」

隼人「ち・・・お前・・・強いのか?・・・」

ロー「そりゃあまあ手配されてるからな・・・」

隼人「俺は急いでるんだ・・・だから・・勝負して勝ったら行かせてくれ」

ロー「いいだろう・・・」




甲板




船員「やめとけよ船長・・・言うても相手はノアの元班長だぜ?」

ロー「テメェら今まで何見て来たんだよ・・・どっからでも掛かってきな」

隼人「じゃあ遠慮なく」

瞬身


ジェット・ショット


ボウ


シュ


隼人「かわされた・・・」

ロー「あんたと同じ炎だ」

隼人「違う・・・何か吸われた」

ロー「これに気付いたとは・・・あんた中々センスあるじゃねえか」

隼人「・・・」

ロー「俺の右手からはあんたと同じオレンジの炎、左手には紫の炎が出る、これは・・・まあ後で言おう」

シュ‼


ロー「‼?・・・何すんだ海斗‼」

海斗「騒ぐな、料理中だ」

ロー「ああ・・・そうか」

隼人「何だ?やめんのか?なら行かせてもらうぜ」

ロー「いや・・・決める」

瞬身


隼人「な・・・瞬身‼?」

バックネック・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


隼人「う・・・意識・・が・・・」

海斗「ああ、例の病人か・・・」

ロー「そうだ」

シューティング海賊団船長兼医療班長「サルバレート・ロー」懸賞金1億3000万円









元世界連合本部、現在は世界連盟総司令塔







新次「・・・・サルバレート・ロー・・・彼を野放しにする訳にはいかないな」

夏樹「そんなに重要人物なのか?」

新次「ああそうだ、奴は麻酔を使わない外科医として有名だったが国に納得がいかずに国を飛び出し海賊になった」

世界連盟元帥「佐々木新次」


夏樹「潤・・・かつて海賊だったお前とほぼ同じ金額だが・・・行ってくれるか?」

世界連盟幹部「佐久間夏樹」


潤「ああ、勿論だぜ親父」

世界連盟認証の海賊「五海帝」の一人、元懸賞金1億4000万円「佐久間潤」


新次「俺も行こう・・・潤、十分後に出航する、準備してくれ」

翔「帰りやした、海賊狩ってきましたよ・・・ボルトとアーウィンは・・?」

新次「あの二人も同じだ」

世界連盟幹部「新田翔」







隼人「く・・・意識を失ってた」

船員「何だよ・・・全然弱かったなー」

剛「ったく馬鹿だなテメェら・・・大けがしてる上に相手がローだぜ?かなり頑張った方だろ」

隼人「剛さん・・・?」

剛「隼人・・・起きたか・・・悪いな、こいつら頭悪いんだ、気にしないでくれ」

隼人「むしろ気にするべきは・・・なぜ剛さんここに・・・」

剛「10ヶ月前、潤が連盟認定の海賊になると言いだしてな、自由を求める俺と誠は船を降りたんだ、そんでローの船に来た」

元赤髪の一味、現シューティング海賊団大工班長「松本剛」懸賞金9800万円


海斗「剛の知り合いなんだなそいつ」

隼人「あの人は?」

剛「海斗か?あいつはなんつうか・・・ここは医療班、大工班、料理班と分かれてて、それぞれに長がいる」

海斗「俺は料理班長だ、よろしくな・・・ローとはガキの頃からの付き合いだ」

シューティング海賊団副船長兼料理班長「森海斗」懸賞金1億1000万円


隼人「・・・じゃあ・・・完治するまで居させて頂きますわ」

剛「そうしておけ・・・まあここにいるとだいぶ安全だと思うぜ」

船員「まずいっすよ船長・・・あれ?船長は?」

剛「どした?」

船員「いや・・・世界連盟の船が来てる‼多分もう気付かれてる‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

海斗「そうか・・・野郎ども‼‼‼‼‼‼‼‼‼戦闘だ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

隼人「え・・・何で楽しそうな訳・・・?」

剛「この海賊団では何でも楽しむのが決まりなんだ、まあ大分気が楽だよな」

ロー「世界連盟か・・・隼人君隠れときな、面倒な事になる」

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最終更新:2012年04月12日 10:09
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