仁「あいつ・・・」
隼人「葵、一度だけ聞くぞ、そこどいてくれないか?」
葵「僕は・・・アームテル門番長です・・・通りたいなら・・・殺して行って下さい‼」
葵(これでいい・・・これでいいんだ・・・)
ロー「何奴?」
カイザー「隼人の班の奴だ、俺よりも古い付き合いだな」
海斗「そうか・・・どうする気だ?」
隼人「海斗さん・・・時間取らせませんので・・俺に任せて下さい」
海斗「前々から言いたかったんだが・・・呼び捨てで構わんぞ、同い年だしな」
隼人「え・・・ああ」
葵「・・・来るなら・・・やりますよ」
倍量ボム‼‼‼
隼人「迷ってんだろ?・・・俺らに付くか・・・先生の所に付くか」
ジュ‼‼
葵「え・・・」
隼人「迷う事はねえだろ・・・向こうにいた方が安全なんだ・・・俺の事は・・・忘れてくれていい」
瞬身
トン
葵「うわ・・・後ろ・・・」
隼人「お前ここで倒れてな、俺が倒した事にしといてやるから」
海斗「解決か?」
隼人「はい・・・行きましょう」
海斗「んー・・・敬語じゃなくていいんだぜ」
カイザー「アームテルはここ地上一階から地下五階まである、地下一階は看守達の部屋、二階は裁判所、三階は懲役有の囚人」
カイザー「四階は無期懲役、五階は死刑囚の部屋だ、恐らく幻次は五階だ」
地下一階
看守「あ・・・侵入者だ」
隼人「嘘だろ・・・1000人はいるな・・・」
ロー「しかも一人ひとりがそこそこの戦闘力がある・・・どうする・・・?」
スモーク・ボム‼‼‼
葵「隼人さん、全員掴んで瞬身お願いします‼‼」
隼人「葵・・・‼‼?・・・分かったよ・・・ロー、一緒に頼むぜ」
W・瞬身
地下一階から二階へ、その階段
隼人「どうしたんだ・・・葵」
葵「心に決めていたんです、もし隼人さんに会えたらどんな立場でも協力するって・・・ただいざとなると足が竦んでしまいまして」
隼人「お前の面倒見てるほど余裕はねえけど、ありがたいわ‼」
ロー「さて、二階は裁判所、恐らく・・・署長がいるはずだ」
葵「アームテル署長、クリリン・・・」
お呼びかね・・・?
カイザー「まずいぜ・・・この狭い通路で出会っちまうとは・・・」
クリリン「葵・・・いいのか?我等を裏切って・・・私が侵入者よりも裏切り者を許さないのも知っておろう」
葵「う・・・」
隼人「おい天パ野郎‼勘違いすんな‼‼」
クリリン「天パ・・・だと」
ロー「おいおい・・・」
隼人「葵は・・・俺が拉致したんだ‼奪い返せるもんなら返してみろ」
クリリン「何だそうだったか・・・待ってろよ葵‼」
海斗(・・・馬鹿だこいつ)
ロー(頭の中も外も天然だったか・・・)
仁(・・・おいおい・・・)
クリリン「貴様・・・サルバレート・ローか・・・?」
ロー「そうだが」
クリリン「・・・なぜこいつらに手を貸しているんだ?松山の目的は分かるが・・・」
ロー「勘違いしてくれるな、幻次も俺のクルーだ」
ファイア・レッグ
炎足・炎脛・炎腿・炎腹・・・
クリリン「・・・‼」
レッギング・ショット‼‼‼
ロー「これを難なく耐えるとは・・・炎が関わってるな」
クリリン「さすがは億を超える賞金首は違うな・・・よかろう、俺は紫炎が出る」
クリリン「限度はあるが衝撃を吸収し、それを発射できる、こんな風にな‼」
発射
クリリン「‼‼?・・・吸収されたのか」
隼人「紫・・・吸う・・・まさか」
ロー「俺の左手から出るのはあんたと一緒さ・・・って訳で・・・そこを通して・・・」
海斗「まあ待て待て・・・俺が相手をする、時間無いだろうし」
ロー「お前が・・・?」
海斗「そうだ、じゃあ行きな」
隼人「恩に着るぜ・・・海斗」
海斗「やっと同い年感が出て来たぜ」
クリリン「行かせるものか‼」
喝‼‼‼
クリリン「ち・・・」
海斗「行かせるものかは・・・俺の台詞だ」
隼人「この先は囚人フロアだから看守は少ないだろうな・・・」
ロー「普通ならな、この監獄にとってはそうじゃねえ、ここが過去10年以上鉄壁を守っているのは全檻に専属の看守が付いているからだ」
仁「関係無いな、全部吹き飛ばせばいいだろ」
葵「隼人さん・・・なんで・・・?」
隼人「ん?さらったって話か?お前・・・まだ迷ってるだろ?顔に書いてある」
葵「え・・・あ・・・」
隼人「さらわれた設定ならここに戻ってき易いだろ」
仁「いいか?船長と隼人は何があっても先に進むべきだと思う、どうだ?」
葵「賛成です」
隼人「じゃあさっさと幻次を解放して帰って来るから地下3~5階の掃除を二人に任せていいんだな」
ロー「・・・じゃあ行くか」
仁「任せとけ‼三階は葵に頼むから俺は四階に行く、いいな」
葵「ええ、勿論です」
スモーク・ボム
看守「なんだ‼?侵入者か‼?」
看守「まさか・・・署長が上で押さえている筈だぞ」
葵「みなさん先へ行って下さい・・・ここは・・・請け負いました‼‼」
戻って地下二階
海斗「ハァ・・・迂闊だった・・・」
クリリン「くぅ・・・やりおる・・・体の組織が大分飛んだ・・・さすがは魔医の右腕、この能力についてよく知っている」
海斗「知っててもあんたの実力じゃ・・・互角がいいところだ」
クリリン「フフフ・・・ではそろそろ・・・切り上げよう」
再び戻って地下四階
隼人「このフロア・・・数年前まで新聞を騒がしていた連中もいる」
ロー「地獄ってのはこういう空気なのか・・・・恐ろしいもんだ」
仁「追手が来たな・・・じゃあ行って来い」
隼人「ああ、すまんな」
ロー「さて・・・問題は鍵だ、恐らく警護室にあると思うんだがな」
隼人「ああ、どうにかしないと」
最終更新:2012年04月12日 10:12