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94話「再会」

翌日の早朝





ロー「・・・」

隼人「んー・・・」

葵「あの・・・お二人とも・・・」

ロー「・・・」




仁「おお、葵、もういいのか?」

葵「体は思うように動かないですけど・・・それより二人が・・・」

幻次「ベタですね・・・看病してそのまま寝るパターンですか」

翼「俺が言うのもなんだけど二人疲れてるんですよ」

ロー「んー・・・ん?・・・ああ、おはよう」

隼人「おお葵、もう大丈夫か?」

葵「何とか・・・」

ロー「じゃあ一つ、話しておかなきゃな・・・海斗の能力は俺と同じ紫なんだ」

隼人「あれ?最後将武拳でって・・・」

ロー「ああ、今更だが俺が今の戦闘法を閃いていれば死ぬことは恐らくなかった」

葵「ああ・・・なるほど」





船室




ロー「とにかく意識が戻ってもしばらくそこにいろ」

葵「はい・・・何か外騒がしくないですか?」

ロー「だな」



甲板





仁「落ち付けよ隼人」

ロー「何の騒ぎ・・・何で隼人縛られてんだよ・・・安静にしろって」

幻次「隼人さん・・・瞬身でボルスに行こうとしていたらしく・・・気付いたカイザーさんが連れて帰りまして」

ロー「・・・俺も考えていた所だ」

翼「まさか行く気?」

隼人「ち・・・もう行かねえよ、縄とけ」

カイザー「おう」





ロー「じゃあ上陸はするが、俺と隼人は絶対安静、攻撃なんて以ての外だ」

翼「陸上ではフォローしますよ」

ロー「じゃあカイザーと葵は船に待機な、俺と隼人を幻次、翼、児でフォローしてくれ、じゃあ行くぞ」

隼人「おう‼‼」






ボルス王国内






隼人「おお・・・物凄い燃え方だな」

ロー「いいか?あくまで生存確認だ、ノアと戦う事もしないぞ」

翼「そこまでされるとフォローしきれないっすよ」

ズズーーーン‼


仁「何だこの辺・・・重力が・・・」

幻次「離れましょう‼」

隼人「手遅れだ・・・どんどん内地に引き寄せられていく・・・」

境火炎‼‼


幻次「炎の・・・壁?」

翼「これは・・・?」

海斗「お前ら・・・何油売ってんだ?」


ロー「海斗・・・の幽霊?」

海斗「全ての細かーーーい事情は後だ」

隼人「でもまだやる事が・・・」

仁「俺らはリンさんを探しに来たんだ」

海斗「そんな事だろうと思ったよ全く・・・それももう済んでる、さっさとフェニックス号に帰るぞ」

ロー「ああ・・・」




フェニックス号




カイザー「随分早かったな・・・海斗・・・の幽霊?」

海斗「もう終わったわそのくだり」

幻次「‼」

シュ‼


クザン「さすがだな・・・」

幻次「やはりあなたですか・・・人の船に乗って来る超変態科学者クザンですね」

クザン「相変わらず殺気のみ凄くて中身は全く伴っていないピーマン人間幻次君」

隼人「何か前よりエスカレートしてんな・・・」

クザン「噂で聞いてるよ・・・魔医サルバレート・ロー・・・」

ロー「そもそも何で海斗は生きてるんだ・・・?それとリンの件が片付いてるっていうのは?・・・あと海斗の能力とか・・・」

クザン「まとめて説明しよう、アームテル襲撃事件の翌日、浜辺で実験をしていた所に三つの死体が運ばれてきた」

クザン「その一つが言うんだ・・・治療をしてくれ・・・とな」

海斗「あ、それ俺な」

クザン「治療をした後、剣を持っている死体の剣とそうじゃ無い死体の炎をくれと言いだした、さすがの俺も拒否したが」

クザン「幻次君の知り合いと言うんでね・・・」

隼人「まさか・・・」

クザン「そうとも、幻次君に貸しを作れるだろ?」

仁「そっちー????」

クザン「そして私の最先端技術により光の炎を海斗君に移植した」

海斗「そんで使わねえけど剛の刀も持ってお前らの助太刀に来たって訳よ」

クザン「これが海斗君が生きている理由と炎の理由だ」

ロー「リンの件は?・・・」

クザン「あの子は昔から私と親交があってな・・・襲撃時は私を頼って来ていたのだ・・・とりあえず私が保護している」

海斗「それを伝えに俺が来たって訳よ」

ロー「しかしまあ・・・海斗があの爆発から立ち直れるとは」

クザン「少々体の中に機材を入れさせて頂いたがまあ普通だ、問題ない」

海斗「世話んなったなクザン」

ロー「リンは無事なのか?あとあの重力は・・・?」

クザン「正確に言えば彼女も戦い、負け、俺を頼ってきた、だから君に会いに来たのだ・・・葵君が寝ている布団の横に寝かせてある」

ロー「でもここで話しているっていう事は・・・?」

クザン「命に別条はない・・・重力は彼女の能力だ、制御できずに暴走したのだ」

ロー「そうか・・彼女にあんな力があったとはな」

海斗「とにかく治療してきてやれよ」

ロー「へへ♪やはり不死鳥・・・分かったよ、俺は医者だもんな」




隼人「不死鳥って・・・?」

ロー「海斗の異名だ、過去何度も瀕死になりながらも何もなく生き帰った・・・」

ロー「奴の回復速度は・・・新しいフォルダを作らなきゃいけない位異常なんだよ」

隼人「そうか、オペの邪魔して悪かったな」

ロー「大したことはねえよ、軽症だ」







新次「・・・何?・・・見当たらない?」

部下「はい・・・洞窟近辺にて地場が変化していたので隈なく探しましたが・・・」

新次「・・・まさか・・・・・・全員引き上げさせろ・・・帰還する」

部下「は・・・ハァ・・・」





翔「どうなさったんです?」

新次「見つからなかった・・・前に隼人達は王女を助けている・・・余計にあいつらを野放し出来んな」

ボルト「まさか・・・シューティング海賊団が匿っていると・・・?」

アーウィン「そうじゃなければ今隼人達の話はなさらないでしょう」

夏樹「じゃあ・・・誰を行かせる?」

新次「俺が行く・・・夏樹も来てくれるか?」

夏樹「勿論だ」




リン「おはよう・・・ございます」

ロー「おう・・・おはよう‼」

仁「ファ~~~~・・・」

クザン「もういいのか?」

ロー「もう大丈夫だろう、葵も大丈夫だ、なぜ俺と隼人の方が重症なんだろうな」

隼人「謎だな」

海斗「お前ら・・・寛いでる場合じゃねえぞ、四方八方から連盟の軍艦が来てる・・・」

カイザー「船沈めるか?いつでも行けるぞ」

幻次「もう見つかっているでしょう・・・」

翼「いつもより大きくないですか??」

葵「そうだね・・・帆にあるNってノアっていう意味だとすると・・・」

隼人「先生・・・まさか、俺ら相手にするほど暇じゃないだろ」

新次「聞こえるか隼人‼」


隼人「うわ‼まじかよ‼‼」

ロー「葵とリンは隠れときな、面倒な事になる」

新次「ボルス王女と葵をさっさと差し出せ‼そうすりゃ何もしない‼」


幻次「どうします?」

カイザー「それはまあ・・・隼人に振られたんだ、隼人が答えを出しな」

隼人「ここ脱出できるならそうしたい」

カイザー「幾らなんでも・・・俺らの人数と軍艦の数が同じ位だ・・・きついな」

海斗「おうおう聞いたかロー・・・」

ロー「ああ、聞いたよ・・・情けねえ・・・お前ら何見てたんだ」

隼人「?」

海斗「ローは下がってな・・・怪我してんだ、全員でノア国王だけやっといてくれ」

仁「任せな‼」

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最終更新:2012年04月12日 10:14
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