一ヶ月後・・・俺らは晴れてノア王国に帰還した
俺らが帰った時には前とだいぶ変わっていた
瞬介「新次のシステムも悪くなかったけど俺のを採用していてな」
瞬介「前々からあった行動班、事務班、探偵班はそのままにして大中少将に分けて」
瞬介「練習自体は同じ位の者同士で行い、一応それぞれの班には分けてるんだ」
瞬介「とりあえずお前ら少将の練習に参加してみてくれ、一応全員今日は集合してるけどな」
練習場
瞬介「注目、新入生紹介するから、仲良くしてやってくれよ」
?「聞いてねえぞ?」
?「どっから来たんだ?」
瞬介「この四人だ、隼人君、翼君、仁君、悠斗君だ」
隼人(親父・・・何で下の名前なんだよ)
瞬介(上の名前言うとばれちゃうだろ?)
?「若いな」
?「まだまだ若いのには任せられねえなあ」
瞬介「じゃあまず四人の実力を見て貰いたいから・・・誰か相手を・・・」
隼人「‼‼?」
パン‼‼‼
瞬介「やってくると思ったが早過ぎるぞ・・・ロイ‼‼‼」
ロイ「反応速度は・・・Bランク、反射神経はCランク・・・遠く及ばないな」
隼人「何なんだ・・・」
瞬介「ノア最強の軍人・・・大将
カール・ロイだ、遼は中将、恭介は俺のアシスタントでここでは中将の役割だ」
翼「遼さん、恭介さんよりも上って事か」
仁「・・・何処に居る?」
葵「僕にも・・・さっぱり」
瞬介「あそこに座ってる赤ん坊だ」
隼人「は?・・・まじかよ・・・あのガキが?」
ロイ「俺から言わせりゃお前らガキだぞ」
仁「赤子が何言ってんだ‼?」
瞬介「丁度いい、ロイ、隼人君の相手してやれ」
ロイ「ち・・・分かりましたよ・・・」
隼人「・・・ルールは?」
瞬介「この球を相手に付けたら終了だ、手段は選ばなくていいぞ」
ロイ「・・・」
瞬介「では・・・始め‼‼」
隼人「早速始めさせて貰うぞ」
フライング・シュート‼‼‼
仁(あのガキが・・・大型ライフルをもってやがる・・・使えるのか・・・?)
キン・・・
翼「隼人さんの斬撃を・・・弾いた・・・」
ロイ「舐めてんな」
ズドドドドドド‼‼‼
隼人「ち・・・迷わず首を狙って来るとは・・・」
ロイ「手段は選ばないって言ったろ?」
シュ
隼人「な・・」
葵「速‼‼」
パシュ
瞬介「ゲームセット‼・・・」
ロイ「フン・・・そんなんじゃ役に立たねえぞ」
隼人「ち・・・」
瞬介「・・・来たか」
隼人「何なんですかあのガキンチョ・・・」
瞬介「ロイはな・・・二週間前に来てうちのトップに登った、素状は一切分からん」
隼人「ハァ・・で?用ってのは?」
瞬介「早速なんだが任務をお願いしたい、お前ら6人でだ」
隼人「何で俺に?」
瞬介「お前があのチームのリーダーだからな・・・ある人物の護衛任務なんだが・・・どうする?」
隼人「別にいいよ、頼まれてやるよ」
瞬介「威勢がよくて何よりだ、正確には護衛じゃ無くて行方不明の女性を探してほしい」
隼人「人探しかよ・・・探偵にやらせりゃいいじゃねえか」
瞬介「重要人物だからな・・・頼んだ」
隼人「・・・それだけ?」
瞬介「何が?」
隼人「いや・・・その人物の情報とかさあ・・・」
瞬介「ああ・・・殆ど無いんだよ・・・貴族のお嬢様でな、丁度一週間前に親を亡くして以来行方が掴めない」
隼人「え・・・っと・・・せめて年齢とか写真とかないの?」
瞬介「写真は貴族だから撮って無いし・・・年齢は10歳だ」
隼人「女性じゃ無くて女の子‼?」
瞬介「ああ・・・洋服はいつもワイシャツに長いスカート、それとここからが重要なんだが・・・」
隼人「??」
瞬介「指には恐らく亡くなられたお母様が付けていたロイと同じ指輪を付けている筈なんだ・・・」
瞬介「ロイから写真は借りてるから、ほれ」
隼人「分かった・・・」
瞬介「目は一族特有のエメラルドグリーン、髪は赤茶色だ」
隼人「それだけ条件があれば写真があるようなもんじゃねえか」
恭介「お嬢さんの捜索以来?」
隼人「ああ、もう引き受けちゃった」
遼「まあいいよ・・・」
葵「じゃあ任務行きますか」
仁「仕事するぜー‼‼」
翼「しかし・・・手がかりも無ければ顔写真も無い・・・」
隼人「手掛かりが無い訳じゃない・・・相手は10歳の女の子で脱走したのが一週間前」
隼人「探偵の方で国内は探したみたいだから国外・・・そう考えれば自ずと絞れるってもんだ」
恭介「成程な、まあ逃げ辛い北(可塑山側)には行かないだろうな」
遼「貴族ならサンド、アンピア、ドピカと仲が悪い事も知っている筈だ・・・そっちにも行って無いとなると・・・」
仁「でも逃げ続けるつもりなら国へ逃げ込む筈・・・この辺で仲が悪くない国って何処なんだ?」
恭介「壊滅したシンクとボルスくらいだな、たださっきも言ったように可塑山側には女子が行けるような平坦な道は無い」
隼人「またシンクか・・・何て言うか関わりが深いな・・・」
翼「とりあえずシンクへ行きましょうか」
あれから数年、今は世界連盟により表向きは綺麗に片付いたシンク王国
しかし勿論ゴロツキってのはいる訳で・・・今やゴロツキの聖地となっている
?「おいおい兄ちゃん共・・・金持ってねーの?」
隼人「ゴメンなおじさん、俺こういう者なんだよ」
世界連盟所属ノア王国行動班「松山隼人」
?「んだよ・・・政府関係者かよ」
隼人「ちょっと聞きたい事あるんだけどさあ・・・いいかな?」
?「・・・分かったよ」
隼人「ここ一週間で女の子をこの辺で見かけなかったか?シャツに長いスカートって格好らしいんだけど・・・」
?「そこのコンテナに入っていくのを見たよ」
隼人「そうか、ありがとな」
?「おい、そこってボスのアジトだろ?」
?「そうだったっけなあ・・・」
隼人「陰気な場所だな・・・」
①「何の用かな・・・?」
恭介「女の子を探しているんだ」
①「知らないなあ・・・他を当たってくれ」
遼「一応調査させて貰うぜ・・・国家権限でな」
①「・・・力ずくで止めろ」
②「ういっす」
葵「やっぱそうなるのか」
翼「かえって目的がはっきりしましたね・・・ここにターゲットがいる・・・」
仁「そうみてえだな・・・牢獄終わりで丁度いい肩慣らしになるといいな」
③「赤髪の青年‼奥に見えるボタンを押せ‼‼」
隼人「なんだ‼?」
恭介「言うとおりにしておけ」
隼人「おう」
瞬身
①「押させるな‼」
②「はい‼」
ツイン・SHOT‼‼‼‼
②「ち・・・足を‼」
カチ
③「押したらさっさと外へ逃げろ‼‼‼」
遼「おいおい・・・それじゃまるであれが・・・」
葵「自爆スイッチみたいじゃないですか‼‼‼」
仁「ターゲットも爆破しちゃうじゃねえか‼」
③「大丈夫だ、とにかく今は急げ‼」
隼人「それで仁に二人の足を撃たせたって訳かよ」
ズドーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
遼「何者なんだ・・・あんた」
恭介「イブン・・・だろ?」
隼人「知り合いか・・・」
葵「そうなんですか?」
恭介「ああ・・・俺らがガキだった頃ダチだったんだ、一回知らない奴らに攫われた時もこいつが大人連れてきて」
恭介「助けてくれたしな・・・凄いのはその作戦・・・こいつが立ててたっていうな」
イブン「へへ♪懐かしいな」
隼人「うっそ・・・」
恭介「例えば雨竜のところにいた秋山ってのが戦闘のプロだとすればこいつは戦略のプロだ」
恭介「俺らとは違い戦略系の学校にずっといてな、今まで無い首席で満点で卒業した」
恭介「今までお前らがいない間に起こった戦闘では裏でこいつが操ってたんだ」
遼「まじかよ‼俺知らねえぞ」
恭介「・・・と思う・・・俺も会ったのは久々だからな」
イブン「ああ、松山瞬介国王に色々相談したのは俺だ」
隼人「で・・・何で俺らの任務の事知ってんだ?」
イブン「国王から聞いてたんだ、その子がこの施設に居ない事は調べておいたからな」
恭介「案内してくれるか?」
イブン「勿論だ」
最終更新:2012年05月05日 19:10