可塑山付近の森
翼「違う・・・・・・」
隼人「ここか・・・探したぞ」
翼「隼人さん・・・」
隼人「いいのか?・・・1人で」
翼「見てて下さい・・・僕は1人で強くなって見せます‼」
隼人「無茶だけはしてくれるなよ・・・」
翼「無茶しなきゃ強くなれませんよ・・・」
練習場
ロイ「うむ・・・やはり俺の思った通りだ」
仁「何だよさっきから・・・いい加減教えてくれよ」
ロイ「お前は集中力と正確さでは圧倒的に俺を超えている」
仁「まじかよ」
ロイ「ただ足りないのは瞬発力、つまり撃つまでの速度だ・・・昔は早撃ち得意だったんだろ?」
仁「まあな、ただ俺は正確さを取ったゆえに速度を落とした」
ロイ「ん・・・」
ズガン‼‼‼
隼人「おっとっと・・・」
仁「おお隼人、相変わらず暇してんのか」
ロイ「ホントにお前暇そうだな」
隼人「二人で暇って言うなよ・・・親父に見て来いって言われたんだよ」
ロイ「そうか・・・なら心配はいらん、相手によるが俺が鍛えている以上大丈夫だ」
仁「♪♪♪」
隼人「ならよかった」
可塑山頂上付近の森
ズドーーーーーーーーーーーーーーーーン
葵「おーっとっと・・・フー危ない」
隼人「だい・・・」
J「待て隼人・・・放っておけ」
隼人「J‼?」
J「部下の様子でも見に来たか?」
隼人「部下じゃなくてダチな・・・まあ似たようなもんだ」
J「馬鹿の一つ覚えみたいにボム投げ続ける・・・なんかの技でも作ろうとしてるんだろうけどあれじゃ危なっかしいよな」
隼人「じゃあ何で止めねえんだよ」
J「自分の体で感じるまでは分かんねえよ・・・あの薄ら馬鹿にはな」
隼人「ったく・・・あれ‼?腰のボム引火してねえか‼?」
J「俺が付けた」
隼人「おい‼何してんだよ‼」
J「行くな・・・」
ズドーーーーーーーーーーーーーーーーン
隼人「‼‼」
J「・・・初代ノアの血を引いてんだ、死にゃしねえよ」
葵「あ・・・隼人さん・・・お兄さん・・・」
J「導火線に火付いてるのも気付かないほど疲れて何が修行だよ・・ったく」
葵「え?」
隼人「J・・・任せてよさそうだな」
J「ああ・・・こいつの事は俺が引き受けてやる‼」
国境警備室
恭介「お・・・隼人?」
隼人「やっと見つかったぜ・・・どーこ行ってたんだよ」
恭介「野暮用だ」
恭介「ああ・・・俺が調べてみたんだがどうやらユノの件・・・引き継ぎされて無い」
隼人「まじかよそれ・・・」
恭介「それでだ・・・イブン、お前にユノの追跡を頼みたい」
イブン「ああ・・・何だそんな事か・・・勿論だよ、何か分かったら報告してやる」
隼人「お前は国外で何してたんだよ」
恭介「ああ・・・だからまあ・・・野暮用だって」
隼人「心配いらないんだな?」
恭介「俺に限って・・・いらねえな」
一週間後
瞬介「じゃあ教えてやるとしよう・・・お前が強くなるもう一つの道を」
隼人「何だよ・・・」
瞬介「それにはまず歴史を話さなきゃいけない・・・この近辺には7つの国があった」
瞬介「ノア①、ノア②、サンド、アンピア、ドピカ、キリノ、ボルスとしようか・・・シンクはノアが結合した後の話だ」
隼人「ノアは昔別々だったのか・・?」
瞬介「ああ・・・俺ら橙炎家と新次の赤炎家は別だったんだ・・・」
瞬介「兄妹国だったんだが戦争が起こって俺らの方は負けて結合したんだ」
隼人「分かったけど何で修行と関係あるんだ?」
瞬介「でな、覚醒というのがあるんだ・・・王家にだけ与えられる能力なんだ」
瞬介「強力なんだがリスクが高いから普通の人間はしないんだ、でもサンド、ドピカ、アンピア国王は覚醒をしたらしいがな」
隼人「覚醒するとどうなんだ?」
瞬介「初代ノア国王の国が「炎の国」、俺らが「力の国」、サンドが「砂の国」、アンピアが「雷の国」、ドピカが「光の国」」
瞬介「キリノが「氷の国」、ボルスが「重の国」と呼ばれており、王家の人間がそれ以外の炎使いの場合は」
瞬介「元々の国炎が与えられる、例えば潤かな、あいつ氷の国だけど橙炎だろ?あいつが覚醒したら氷&活性炎になる訳だ」
隼人「俺どうなるんだ?」
瞬介「同じ場合は純粋に強化される、とは言っても岩を壊せなかった奴がアスファルトを触れただけで壊せたりするんだ」
隼人「まじかよ・・・どうやってやるんだ・・・?」
瞬介「通常は禁書と一緒で一度炎を全部抜くんだ、で、各国にある儀式場で行う訳、とは言っても健康体じゃないと普通成功しないがな」
隼人「じゃあ・・・それをやるんだな」
瞬介「その為に一週間休暇をやったんだ、終わった後に二週間の後遺症で体が全く動かなくなるけどな」
隼人「じゃあギリギリじゃんか‼‼」
瞬介「まあな・・・大丈夫だろ♪」
サンド王国会議の間
翔「ようこそ・・・サンドへ」
アーウィン「まあ・・・あなたもきまぐれですね・・・」
ボルト「本当だぜ・・・覚醒した俺らの敵じゃねえだろ」
翔「言うても俺らは前の決闘でもグランの悪ふざけの件でも負けてる、ここらで勝っておかないとまずいんだよ」
ボルト「一理あるな・・・」
アーウィン「なぜ一ヶ月の猶予を与えたのです?すぐにやってしまってもよかったでしょうに」
翔「せめてもの仁義だ、俺を救ってくれた恩人に対する・・・仁義だ」
ボルト「ただ向こうのうち二人は覚醒圏内だぜ?いいのか?」
翔「向こうが覚醒してもこちらもしている・・・それで負けると思ってるのか?」
アーウィン「情けないですね」
ボルト「何‼?」
アーウィン「ったく・・・ともかく・・・あいつらは使えるんでしょうね?」
翔「信頼できる・・・ただあいつらが負けてもこっち三人で勝てば・・・問題ねえだろ?」
ボルト「だな」
最終更新:2012年05月02日 18:52