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131話「雨竜とシーラ」

影縛り


シーラ「くどい‼」

花鳥風月‼‼


隼人「あれは確か睡眠薬‼」

仁「任せな」

Air・SHOT‼‼‼‼


シーラ「仕留めた」

ボウ


恭介「隼人‼後ろ‼」

仁「あれは・・・」

森羅万象‼‼


氷化


仁「ローと同じ紫炎・・・そりゃあ威力が高い訳だ」

隼人「く・・・お」

風帝拳‼‼‼‼


シーラ「あ」

ボゴ


シータ「く・・・」

葵「モロ入った‼」

仁「葵‼」

恭介「ったく今更来たか」

隼人「どうやら後の隙がでかい様だな」

シーラ「どうかな」

シュ


恭介「‼」

仁「おい葵‼後ろ‼」

シーラ「貰った‼」

葵「間に合わない‼」

森羅万象‼‼‼‼


ベコ


葵「え・・?」

隼人「なんか飛んできたぞ」

恭介「これは・・・トンファー‼?」

雨竜「やあ小動物の群れ共・・・」


隼人「雨竜‼」

雨竜「白羅・・・」

シーラ「五代目暴君か」

恭介「どんな会話だ?」

仁「シーラの愛称が白羅・・?」

シーラ「逆だよ・・・一応本名は白羅だから」

隼人「五代目暴君ってのは?」

雨竜「僕の所属していた一族は名前を付けなかったんだ・・・五代目のボスになったんだけどその時の愛称だ」

シーラ「ふうん・・・まあ君の一族を滅ぼしたのは僕らだからね」

雨竜「滅ぼされた前も迫害を受けててね・・・僕らの一族の使命は君を殺す事だったんだよ、今それが叶うと思うと震えが止まらないよ」

シーラ「・・・僕の無限の炎の前では無力だよ」

ボウ


隼人「あれは・・・親父の炎‼」

シーラ「これでも君は僕に勝てるって‼?」

活性ショット‼


ガッ‼‼


シーラ「な・・・片手で・・・」

雨竜「驚いてしまったね」

ボゴ‼


シーラ「なんだ・・・その顔は・・・」

雨竜「言っただろう?嬉しくて震えが止まらない・・って」




仁「間違いない・・・スカルリングだ」

隼人「あ?何だそれ」

仁「お前タイミング的に知らなかったか」

恭介「ああ・・・雨竜、アポロ、秋山、幻次が持ってたあれな」

隼人「聞いた事あるな・・・ただ世界に3つしか無かったとか」

仁「幻次のは確か亜種とか言ってクザンが作ったんだか何とかって言ってたな」



シーラ「少々驚いたよ・・・その黒い顔・・・でも思い出した、死の秘宝「スカル・リング」だね」

雨竜「そんなに有名なんだ・・・まあいいや」

シーラ「しかし僕の炎が使えなかった事との関わりが分からない」

雨竜「君が知りたい事をわざわざ教えてあげるほど僕は親切じゃない、君を殺す為に生きて来たからな」

解放活性ショット‼‼


仕込み鉤爪‼


シーラ「く・・・また片方のトンファーで・・・」

雨竜「思ったより簡単に事が運びそうだ」

仕込み長鎖‼‼


シーラ「しまった・・・」

恭介「弱‼」

隼人「おい雨竜・・・」

雨竜「どきなよ・・・こいつは僕が殺す」

隼人「俺らだって仲間をやられてるんだ・・・俺にやらせろ・・・おい仁」

仁「恭介と葵、俺らは幹部の所に戻るぞ」

恭介「・・・そうだな」

葵「しかし・・・」

仁「隼人と雨竜が付いてるんだぞ?心配要る訳ないだろうが」

雨竜「・・・・これ三上幻次とアポロに返しておいて」

隼人「お前・・・4つ一気に使ったのか‼?」

雨竜「ああ・・・それ程の怒りだと言う意味だよ・・・いいからどきな」

隼人「無理だ‼俺に任せろ」

雨竜「なら君から殺すまでだよ」

隼人「んだと‼」

恭介「落ち付けよ‼敵を目の前にして喧嘩する馬鹿が何処にいるんだよ‼‼」

隼人「おい‼恭介」

恭介「葵なら仁が連れてった・・・回りくどいなお前」

隼人「ち・・・気付いてたのかよ」

雨竜「じゃあこれ君が三上幻次とアポロに渡しておいて」

恭介「分かった、どっちでもいいからさっさと片付けろよ」





隼人「雨竜、お前がやれよ」

雨竜「へえ・・・急に気が変わったんだね」

隼人「こんな事で争っても仕方ないしな」

シーラ「僕らの一族も滅亡だ・・・せっかくなら僕らの歴史を・・・教えてあげるよ」

隼人「別に興味ねえな」

雨竜「僕は興味あるよ、是非教えて欲しいな」

シーラ「僕らは通称「羅」一族、長い間王族としてアブリン王国に君臨して来た」

シーラ「そこで「黒崎」一族がずっと目障りでね・・・ノアで丁度初代が死んだ時期に総突撃を掛けた」

雨竜「その時に4代目が亡くなってね・・・僕は3歳だったんだけどボスにならざるを得なかったんだけど・・・」

シーラ「その時は僕は既にボスでね・・・残党狩りもやっていたんだ・・・そして松山隼人が小学校卒業の時に・・・」

隼人「待て待て・・・何でお前ノアとか俺にそんなに詳しいんだ?」

シーラ「当時の世界連合とはある程度仲良くしてたし松山瞬介とも僕じゃないけど部下の1人が連絡を取っていてね」

シーラ「で、つまり君が三上幻次と対戦する3年前・・・黒崎一族の反乱にあう」

雨竜「僕が暴君と呼ばれるようになるきっかけだね」

シーラ「1vs3くらいの勢力差があったんだけど結果はドロー・・・その采配は君が握っていたんだろう?」

雨竜「じゃなきゃ暴君なんて言われないよ」

シーラ「でもこの戦闘で黒崎一族は衰退、まあ僕らは完全に全員死んだと思ったんだけど・・・まさか生きてたとはね」

雨竜「そんなもんで死ぬと思わないでよね・・・」

シーラ「そしてその後・・・僕ら「羅」一族はアブリンの長のまま今に至る・・・ただ君が生きている・・・」

シーラ「それが露見したのが君が松山隼人を鍛えた事だ・・・それで五ヶ国に攻撃を仕掛ければ」

シーラ「君が出て来るのは容易に想像できた・・・全てが狂った原因はアンピア、ドピカが戦争に参加した事だった」

シーラ「現在・・・ユノの目は僕が付けてる・・・勿論返すよ・・・ノアには悪い事したと思っている」

隼人「・・・」

シーラ「怒らないんだね」

隼人「激怒した所で何も変わらないからな」

雨竜「・・・」

シーラ「戦力を集め・・・最強の目を手に入れ・・・いくつもの炎を自由に使えるようになった・・でも僕は・・・」

シーラ「君らに負けた・・・話は以上だ・・・好きな様に処分しろ」

雨竜「君は根本から間違っている・・・僕も世界政府に突入するまではそう思っていたけどね」

シーラ「・・・?」

雨竜「自分さえ強ければ戦争に勝てる・・・そして完全に勝利しなければ勝利と呼ばない・・・その考え方そのものが間違っている」

雨竜「今までは・・・戦力の落ちた秋山を切り捨てたり色々して来た・・・今回の戦争はそもそもノアの大きな犠牲があった」

雨竜「しかし今回の戦争どちらが勝ったか・・・誰しもが五ヶ国連合の勝利を疑わないだろう」

隼人「ああ・・・だろうな」

雨竜「そして今回負けた君は・・・全戦力を自分の周りに集中した・・・今回の戦争は幹部に戦力を分配すればいい勝負だった」

シーラ「その通りかもな・・・俺は今まで考えた事も無かった」

仕込み短刀


隼人「・・・」

雨竜「君も目を伏せてなよ」

グサ‼‼‼‼

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最終更新:2012年06月04日 14:53
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