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134話「アブリン王国」

ここはアブリン王国

後に「雨乞戦争」と呼ばれるこの戦争で五ヶ国連合と戦ったシーラという男が治めていた国である

しかしそれは裏の話・・・一般人は全く知らない事である

しかもそれは昔の話・・・再び革命の動きがあり衰退・・・

世間に言われるほど実は悪い国では無いのだ

ノア王国では松山隼人が三上幻次を捕えたという騒ぎが起きていた頃・・・

アブリン国立高校


生徒①「おいおい・・・また0点かよ」

生徒②「塾にも入れなかったらしいぜ」

生徒③「50m15秒台らしいぜ」



俺は「岡野天馬」

みんなの噂通りの男だ

スポーツ、テスト、勘、やる気・・・全てにおいて俺はダメダメだった

入学式の一ヶ月後、完全にクラスでいじめられていた

まあ慣れてるからいいんだけど・・・

そんな俺をいじめない奴がクラスに二人いた



?「まあまあその辺にしとけって♪かわいそうだろう♪」

生徒①「リーク・・・まあお前がそう言うなら・・・」



一週間前に外国から転校して来た「リーク・レイセンブルク」

運動神経万能でサッカー、弓道、剣道で世界ランキングに入るほどの腕前

おまけに気さくな良い奴で2日目にしてクラス全員の名前を覚えて全員に名前を覚えられた




リーク「なあ天馬、サッカーやらね?」

生徒②「やめとけよリーク、誘ってもこねえし来たとしても足手まといなんだからよお」

天馬「うん・・・俺はいいよ」

リーク「じゃあ松原は?」

松原「あ?うっせえ」


もう一人の俺をいじめない奴「松原恭也」

て言うかこのクラスの誰も名前を覚えてないと思う・・・

この高校に入学した初日に国内で最強の高三といわれる先輩三名を一瞬でシメタって噂の人

当然ながらクラスの「ドン」的な存在




天馬「ただいまー・・・」

?「上がらせて貰っているよ、岡野天馬、通称ダメ男」

天馬「んな・・・あんた誰・・・俺一人暮らしなのにどうやって入ったんだよ」

?「こんな家に侵入する位訳ない」

天馬「てか家の中は革靴脱いでくれ、あと帽子も‼」

?「ああすまない・・・」

天馬「大体スーツ姿で何の用だよ・・・勧誘はお断りってアパートに書いてあると思うけ・・・」

ガツ


?「あんまり舐めんなよ・・・俺は雇われた殺し屋だからな」

天馬「え・・・」

?「まずはこの国に付いて教えてやるよ」

天馬「え・・・どう言う事?」

?「この国の王朝は廃れているだろう、だから俺の所属する「MORAL」という巨大財閥が国を運営してるんだ」

天馬「モ・・・ラル・・・?」

?「今ボスに付いている5代目は高齢でな、次のボスを探している・・・現在2名の候補がいてそのうち1人がお前って訳だ」

天馬「俺が財閥のボス‼?てか財閥って何‼?マフィアとか?」

?「下等なマフィアと一緒にしてくれるなよ、やっているのは一緒だが俺らの目的は国民の保守だ」

天馬「は?何で俺がそのボスな訳‼?」

?「君の親父・・・そこの中にある機関のボスなんだ、本来ボスの家系しか継承できないんだが親父の功績が半端ないからボス候補なんだ」

天馬「親父‼?・・・あの馬鹿親何してんだよ」

?「親父を愚弄するなよ・・・物凄い業績があるんだぞ」

天馬「親父がボスじゃ駄目なの‼?」

?「ルールとしてボスはどのチームにも所属してはいけないのだ・・・その配下にある機関に親父は所属しているからなれない訳だ」

天馬「そもそもあんた誰‼?」

?「俺はMORALの五代目ボス直属の部下「エル」と申す者だ、お前をボスに相応しい人間にすべく派遣された」

天馬「ええー・・・」

エル「勘違いするなよ・・・お前と対等な立場で鍛えに来た訳じゃない・・・完全な上下関係だ」

天馬「え・・あ・・・おう」

エル「まあ・・・明日は好きに行動しろ」

天馬「え・・・強制なの?」

エル「やめたら親父は今の地位を追われる・・・生活出来なくなるぞ」

天馬「脅しかよ・・・」






翌日





天馬「ふぁー・・・眠いなあ」

?「相変わらずボケた顔してるな岡野‼」




この人は一つ上の先輩「青木健介さん」

いっつもいじめられる俺に目を掛けてくれる優しい人

でも実力は半端なくて空手、柔道で世界に期待されている選手




天馬「先輩・・・朝から声でかいっすよ」

健介「そうか‼?俺は今日学校へは行かんからな、じゃあまたな‼」




天馬「あっぶねー・・・ギリギリ間に合った・・・」

松原「よお岡野・・・面貸せよ」

天馬「え・・・今から授業だよね・・・」

松原「いいから来い・・・何か問題あるか?」

天馬「い・・・いや・・・」

天馬(ちょーこえーーーー‼)

エル「松原恭也・・・どう出て来るかな」




松原「テメェ確かダメダメでお馴染みの岡野天馬だよなあ」

天馬「え・・・まあ今更否定はしないけど・・・」

松原「そんなテメェがMORALのボス候補ねえ・・・」

天馬「何でそれ知ってんの‼?」

松原「俺は6代目ボスの補佐をするようにボスから仰せつかっている・・・お前がボスだという事に異議は無いが・・・」

松原「せめて俺より強い事を証明してみろ」

天馬「え・・・それって喧嘩‼?」

松原「丸く言うとそんな感じだな」

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最終更新:2012年06月06日 16:13
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