アットウィキロゴ

135話「強襲」

天馬「無理だよ‼さっさと授業に行こう‼ね‼」

パン‼‼


天馬「え・・・」

恭也「次は外さねえぞ」

エル「さすがは「無限の銃弾」と呼ばれているだけありそうだな、松原恭也」

恭也「あんたは・・・エルさん」

エル「フフ・・・そいつはまだ戦闘経験を積んでない・・・」

天馬「知り合い・・・だったの?」

恭也「いや、この人は業界内じゃ有名人なんすよ」

エル「それもそうだな♪」

天馬「ま・・・松原君・・・僕に敬語とかそういうのは・・・」

恭也「あなたがボスである以上そう言う訳には行きません‼」

天馬(えー・・・)

リーク「何してんだお前ら?」

天馬「何って・・・あれ‼?エルは?」

恭也「いなくなりましたね・・・」

リーク「なんだよお前らそういう関係だったのかよ」

天馬「ち・・・違うよ‼」

恭也「そうだ、対等な関係で話してんじゃねえぞ‼」

天馬(そこーーーーーー‼?)

リーク「へえ・・まあいっか♪授業こいよ」






翌日


天馬「どうしたのエル‼?」

エル「分からん・・・こっちの方で何かがある」

天馬「・・・誰か倒れてる‼大丈夫‼?」

エル「・・・見た感じ高校生だな、天馬と同い年だろ」

天馬「わ・・・分かんないよ・・・どうすればいいの‼?」

?「くそ・・・くそ‼‼‼」

エル「動くな・・・今救急隊を呼んだ」





天馬「よく救急隊なんて呼べたね・・・」

エル「言っただろう?MORALは国を動かしている、病院も例外ではないのだ」

医師「応急処置は行いました・・・「彼女」とはどういう関係で?」

天馬「え・・・女性‼?」

恭也「ボス‼どーしたんすか‼‼?」

天馬「ま・・・松原君‼?どうしてここに‼?」

恭也「リークのヤローがボスが救急車に乗るのを見たっていうんでダッシュで来たんすよ・・・大事ないっすか‼?」

天馬「あ・・・うん・・・」

エル「ボスを敬う心掛けが出来てるじゃねえか松原」

恭也「当然ですよエルさん」

天馬「だから・・・部下とかボスじゃなくて友達くらいで・・・」

恭也「そーは行きません‼‼」

天馬(だからなんだよこの状況・・・)

リーク「ったく・・・交通ほーきとか何とかってのは守れよ松原・・・」

天馬「リーク‼?」

恭也「ボスの一大事だってのに規則とか言ってる場合じゃねえだろうが」

天馬「え・・・松原君なんかしたの・・・?」

リーク「こいつ・・・赤信号の大きい交差点をダッシュで渡って2回位車を銃でぶっ飛ばしてここまで来たんだよ」

天馬「何してんの松原君‼‼?」

医師「あの・・・それでどういった関係で?」

エル「初対面だ、道に倒れていたモノでな・・・あ、ちなみに俺はこういう者だ」

医師「え・・・エル様‼?す・・・すぐに御面会を・・・」

リーク「ま・・・無事なら何よりだ・・・俺部活あるから帰るわ」

天馬「うん・・・ありがとう」




?「あなた達が助けてくれたの?」

エル「気にするな、当然の事をしたまでだ・・・怪我の程度は?」

医師「安静にしていれば1週間程で・・・」

天馬「女の子が・・・何したらそうなるの?」

恭也「・・・ちょっと背中見せろ女」

天馬「ちょっと松原君‼‼」

医師「君‼いきなり何を‼」

?「はぁ・・・」

恭也「やはりそうっぽいっすね・・・エルさん」

エル「ああ」

天馬「なに・・・この赤い点々」

エル「奇襲被害者につける紋章・・・隣町の暴力学校「阿部高校」の連中だな」

天馬「なに・・・それ」

恭也「タチの悪い輩ですよ・・・この町を襲っては背中に変なマークを付ける悪質な喧嘩集団」

エル「最近また増え始めたな・・・主に活動している人間等は何一つ分からなくてな・・・」

天馬「何のために・・・」

エル「今回の奇襲・・・目標は間違いなくお前だぞ天馬」

天馬「俺‼‼‼?」

恭也「やはり・・・」

エル「俺がお前に付いているのは付近じゃ有名な話・・・それで次期ボスを暗殺すれば裏社会から多額の謝礼金を受け取れる・・・」

エル「それを狙って彼らは片っ端から高校生を襲っていると考えられるな」

恭也「なんせボス・・・顔写真持って無いっすよね」

天馬「俺・・・不登校だったからな・・・」

エル「女・・・名前は?」

?「青木遥」

天馬「アオキ?・・・あおき・・・アオキ・・・青木・・・」

どけ‼どけどけ‼‼


健介「無事か遥‼‼」

遥「うん・・・」

天馬「せ・・・先輩‼‼?」

恭也「誰すか・・・」

健介「岡野ではないか‼・・・誰にやられた‼‼?」

遥「教えない・・・」

健介「なぜだ‼‼」

遥「教えたら兄ちゃん殴りこみにいくでしょ‼?」

天馬「え・・・先輩の妹‼‼?」

健介「ああ・・・当然だ」

遥「だってそしたら空手とか出来なくなるでしょ・・・」

健介「く・・・」

エル「心配するな青木健介」

健介「誰だ?」

エル「天馬の・・・先生だ・・・天馬が何とかしてくれる、お前は妹と一緒にいてやれ」

天馬「ちょ‼」

エル「天馬、面貸せ」

恭也「俺も行きます、お大事に‼‼」




エル「今回の奇襲はお前のせいで起こっているんだぞ」

恭也「しかし先日も言っていましたよね・・・ボスは戦闘経験が無いと・・・あの女だって空手選手の妹ならそこそこの実力はあるでしょう」

エル「その通りだ・・・」

天馬「その子が敵わなかったのか・・・」

エル「お前がやるのが通りじゃねえのか?」

天馬「なあエル・・・お前強いのか?」

エル「勿論」

天馬「お・・・俺を鍛えてくれないか・・・そいつらに勝てる位まで‼」

恭也「考え直して下さいボス‼確かにボスがやれれば一番いいですがそれでは危険だ・・・俺が行くから・・・いいだろエルさん‼」

エル「お前・・ボスの言ってる事を無視する気なのか・・・?」

恭也「え・・・」

天馬「松原君・・・とにかくエル・・・頼めないかな‼」

エル「奴らは強い・・・お前が勝つのは奇跡が起こっても無理だろう・・・今のままならな」

天馬「じゃあ・・・」

エル「いいだろう、ただし時間が無い、5分でレクチャーしてやる」

恭也「・・・」




エル「じゃ、手から炎出してみろ」

天馬「ほ・・・炎‼?」

ボウ‼


天馬「これ・・・か」

エル「やはりあの男の息子なだけあるな・・・」

恭也「赤・・・綺麗っすね」

エル「ここまで純粋な赤だと特性は「爆発的な力」とかにでもなるのかな」

天馬「どういう事?」

エル「炎ってのは大体速度か武力だ、ただ戦闘経験のある一族の場合は炎とか氷とかそういう風になる」

天馬「そんなのがあるんだ・・・」

エル「ともかくそれを使えば一瞬にして背後に回り込んだり超強力なパンチを出したり出来るんだ」

恭也「へえ・・・でも炎ってずっとは使えないんですよね・・・確か1日5分とか・・・」

エル「俺は今から別件で席を外さなきゃいけないんだ、5時間1人で何とかしろ」

天馬「何とかしろって・・・?」

エル「知り合いを守ってもいいし自分の身を守ってもいいし乗り込んでも構わん、俺は情報網使ってお前の場所調べるから、じゃあな」

天馬「うん、ありがとう・・・」

恭也「ボス・・・ちょっと気になるんですけど・・・」

天馬「どう・・・したの?」

恭也「今学校では危ないんで生徒は校内に引きとめられてるんですよ、俺とリークは無理矢理脱出して来たんです」

天馬「うん・・・」

恭也「つまり今俺とボス、あの女子とリーク以外は安全なんすよ・・・だからとりあえず危険なのは・・・」

天馬「リーク‼」





町の南側、ショッピングモール


リーク「やっぱ雨の日だとこの辺閑散としてんのなー・・・」

※奇襲があったから人がいない

?「ちょっといいかな?」

リーク「なんだ?」

?「君が・・・岡野?」

リーク「おかの・・・天馬の事か?」

?「そう、その人に用があるんだけど」

リーク「・・・天馬は友達だからさ、名前言ってくれれば連絡取るぜ?」

?「それは困ったな‼」

シュ‼


リーク「うお・・・それってよくマンガで見る「にほんとー」って奴じゃん‼すっげ」

?「変な奴・・・とにかく君も病院に行って貰うよ」

リーク「病院?ああ・・・天馬とは別に病院に生きてえのか?」

?「ふざけないでよ‼」

シュシュ‼‼


リーク「うおっとっと・・・なんだよ・・・やるならやるか・・・」

ヒュ‼‼


?「木刀二本で日本刀に勝てるの?」

リーク「得意だからな♪」

ガチャ


リーク「竹刀だけどな・・・」

?「なんだろうと勝てやしねえよ‼」

ズパ‼‼


リーク「ぐ・・・一本取ったぜ」

?「な・・・」

流し撃‼‼‼


リーク「ハァ・・・あっぶねえ・・・」

天馬「リーク‼大丈夫‼?」

リーク「ああ・・・一太刀貰っちまったけど何とか勝ったぜ♪」

恭也「テメェ戦闘経験あったのか」

リーク「いや、素振り用にたまたま木刀持ち歩いてたから助かった」

天馬「よかった・・・」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年06月06日 20:21
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。