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154話「お嬢様」

?「いらっしゃいMORALの方々・・・私がこの家の主人であるカーロと申す、どうぞ応接間へ」




執事「お飲み物は何に致しましょう」

天馬「あ、何でもいいです」

恭也「ココア」

リーク「案外マイルドなんだな・・・あ、俺牛乳」

ミツバ「紅茶お願いします」

エル「じゃあ生で」

天馬「ビールかよ‼‼‼」

執事「ご主人様はどうなさいますか?」

カーロ「エスプレッソを頂こう」

執事「かしこまりました」

カーロ「それからミツバ、何度も言うようだがもう少し態度を大きく持ちなさい・・・では用件を説明しよう」

ミツバ「・・・」

エル「ああ、それなら俺じゃ無くてその赤髪に宜しく頼みます」

カーロ「ん・・・君が引き受けた訳ではないのか?」

エル「ああ、こいつは次期MORALボスになる男だ」

天馬「エル‼そんな事一言も言って無いよ‼」

カーロ「??」

エル「言ったじゃないか、フォートを倒すって」

天馬「それは誰も殺されない為の「お肉の策」とかいう奴だよ」

恭也「ボス、「苦肉の策」です」

天馬「え?・・・ああ、それなんだよ」

カーロ「と・・・とにかくだなぁ・・・」

執事「お飲み物をお持ちいたしました」

カーロ「ああ・・・という訳で私の下の娘を探してほしい、残念ながら手掛かりは何一つ無いし一年前の件だから証拠も残っていない」

エル「ふむ・・・厳しい状況だな」

カーロ「しかし勿論娘をそのまま放置する気は一切ないのだ、ですから探して頂きたいという事です」

天馬「なるほど・・・」

リーク「んん・・・??」

カーロ「すまないが私はこの後会合が入っていて席を外す、接待はお前がやっておけ」

執事「かしこまりました」





執事「エル様、おかわりどうなさいますか?」

エル「んー・・・ウーロンハイ」

天馬「まだ飲むのかよ」

ミツバ「いいです執事さん、私がやりますから」

執事「しかし・・・」





天馬「お父さんにも言われてたしそういうのってお嬢様がやる事じゃないよね・・・」

ミツバ「何も出来ないので・・・これくらいは・・・」

エル「あー・・・ゴメン天馬、俺別の任務入っちゃったんだ」

恭也「てことは・・・」

エル「ああ、脱走したリーフ部隊の捜索だ、俺と孤天でな」

リーク「あいつら・・脱走したのかよ・・・」

エル「じゃあ俺行くから後は頼んだぞ、連絡くらいはしてもいいぞ」

天馬「うん、分かった」







アブリン国立病院


武斬「何・・・」

啓「せめて任務に出る気が無いならお見舞いくらいには来いよな」

武斬「誰のだよ・・・」

啓「俺らと同じ天馬の幹部だよ」




桜「あ・・・啓さん‼・・・と」

啓「よお、玄野武斬だ、俺らと同じ幹部だからな」

桜「宜しくお願いします♪♪」

武斬「何・・・小学生じゃん・・・・・・ねぇ・・・このファイル何?」

啓「あ?この子の病状まとめてあるとか聞いたけど」

武斬(この体調で・・・生きているとは・・・)

武斬「常人なら確実に死んでるね・・・この子の生命力は今後僕に対して牙をむく事になりそうだ」

啓「は・・・?」

桜「それはどういう・・・?」

武斬「今この状況で・・・確実に殺しておく必要がある」

啓「んな‼‼」

桜「え‼‼?味方じゃないの‼‼‼?」

武斬「・・・じゃあ死んで貰う‼」







ミツバ「という訳なので今まで見つからなかった訳ですし・・・皆様も無理そうなら今回の件降りて頂いて結構ですから・・・」

天馬「え・・・どういう事?」

ミツバ「先ほども言った様に手掛かりが一切ありません・・・次期ボスという事ですし・・・」

恭也「ちょっと三人で話しさせてくれるか?」





天馬「どう・・すればいいのかな」

恭也「俺は勿論ボスの言う事に従うつもりですよ」

天馬「いや、だからさあ・・・俺こういう時どうすればいいのか分かんないんだけど・・・」

リーク「俺は現時点では協力出来ないな」

天馬「どうして・・・?」

リーク「あの子に直接話しして来るわ」





ミツバ「何・・・リーク君」

リーク「お前自身が・・・何かしたのか?」

ミツバ「え・・・?」

リーク「妹の為にお前は動いたのかよ・・・そこまでして出来なくて初めて他人に依頼すんじゃねえのか」

恭也「おいリーク‼依頼人に何を言ってんだよ‼」

ミツバ「私・・・何してもうまくいかないので・・・」

天馬「‼」




リーク「んま♪天馬に任せるけどな♪」

天馬「あの子・・・昔の俺と似てる」

恭也「と・・・言いますと?」

天馬「何をやってもうまくいかないって最初から考えて奥手になってた一年前くらいの俺に似てる・・・」

リーク「・・・」

天馬「だから放っておけない気がして来た・・・リークの言ってた事は間違いじゃないから・・・何とも言えないんだけど」




執事「何でしょうかお嬢様」

ミツバ「準備して欲しい物があるんだけど・・・いい?」

執事「勿論でございます」





翌日


天馬「どうしたんですか‼?」

執事「お嬢様がどこにもいらっしゃらないのです、携帯も出ませんし・・・何かご存知ではいませんか?」

リーク「・・・?」

恭也「トイレとかじゃねえのか?」

執事「いいえ、この屋敷中くまなく探しましたが・・・」

天馬「もしかして・・・妹を探しに行っちゃったのかな‼‼‼?」

リーク「・・・あんた何か知ってっか?」

執事「昨日・・・一本の刀を要求されまして・・・それに船が一隻無くなっていまして」

天馬「間違いなく妹探しにいってんじゃん‼」

リーク「船貸してくれ‼俺らも行くぞ」

恭也「ああ、モチ‼」






太回洋





恭也「んで・・・何処へ行くんだよ」

リーク「え・・・お前分かってんじゃねえのか?」

天馬「うそ・・・リークが知ってるもんだと思ってた・・・」

恭也「おいおい・・・どうすんだよ・・・」




太回洋上のとある島




ミツバ「ハァ・・・ハァ・・・着いた」

?「貴様何者だ‼」

ミツバ「ハァ・・・ここのボスに・・・会わせて下さい」

?「何を言って・・・」

ミツバ「ここに監禁されているんですよね・・・リーナは」

?「な・・・なぜその事を‼」

ミツバ「わ・・・私は・・・姉です‼」

?「・・・分かった、こっちへ来い」





三階


?「ボス・・・リーナの姉貴がいらっしゃいました」

ボス「ほお・・・そっちから来るとはな」

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最終更新:2012年06月21日 15:02
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