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167話「雷獣牙」

恭也「ゲホ・・・何だ?」

?「無事か少年」

恭也「少年だあ‼?テメェも同じ年頃だろうが」

?「んまそうだな・・・同い年だ」

恭也「そのジャケット・・・政府の人間か‼‼?・・・アブリンとは関係悪いんじゃ・・・」

?「俺は政府の人間だ、とは言ってもそれぞれ掲げている物が違う、俺が掲げるのは「臨機応変」なんだよ」

?「正義なんてのは状況によって変わると思う・・・今回は連舞が悪だと判断した・・・上からは戦闘を終わらせろと言われたがな」

恭也「政府から直接・・・テメェどんだけ大物なんだよ・・・赤髪だし・・・」

?「自己紹介がまだだったな・・・世界同盟長の松山瑞希と申す者だ」

恭也「え・・・疾風迅雷の瑞希‼?」

瑞希「そこまで知って貰ってるとありがたいな・・・最近雷の技使わないから疾風としか呼ばれないんだよ」

ミツバ「あ・・・松原さん‼・・・と・・・どちら様?」

瑞希「へぇ・・・こんな可愛い子が生き残ってたんだ」

恭也「松山瑞希、軍兵だ」

ミツバ「どういう・・・人ですか?」

恭也「・・・俺やボスと同い年でな・・・二年前から急に頭角を現した野郎だ」

瑞希「♪♪」

恭也「疾風の様に現れ迅雷の様に物事を沈める同盟長でもある」

ミツバ「ど・・・同盟長?」

恭也「政府には連合とか楠翠組とかの傘下機関があってな、それをまとめるのが同盟長で、こいつだ」

ミツバ「どんだけ偉いの‼‼?」

恭也「祭海陣と呼ばれる政府のTOP3の次の権限を持っている・・・つまりこいつに命令出してるのは確実に祭海陣だ」

瑞希「んな褒めんなよ♪♪」

ミツバ「へぇ・・・」

恭也「ん・・・そのイヤリング・・・」

瑞希「これか・・・三大秘宝の雷銃牙イヤリングだ・・・伝説じゃ1つしかないように言われているが実際は一対だ」

ミツバ「じゃあもう片方は?」

恭也「・・・まさか‼‼桜のか‼‼」

瑞希「桜・・・松山桜を知ってるのか‼‼‼‼」

ミツバ「知ってるも何もつい先ほどまで一緒にいたからね」

瑞希「ふむ・・・事態は急変したな」

恭也「なんだよ・・・知り合い?」

ミツバ「桜君なら・・・どっちだ?」

瑞希「うむ・・・ちょっと考える時間をくれ」

恭也「は?・・・んまあいいけど」







天馬「あと・・・どんくらいですか?」

啓「んー・・・一日とかかな」






瑞希「とりあえず任務を全うしよう・・・オードからの軍勢を追い返すとしよう」

恭也「だ・か・ら、政府に貸し作って困るのはこっちなんだよ」

瑞希「問題無い、俺の独断行動だ」

ミツバ「私どうしてたらいいでしょうか・・・」

恭也「とりあえず・・・逃げてろ」

瑞希「もし可能なら桜を探してくれないか?」

ミツバ「あ・・・はい」






ズドーーーーーーーーーーーーーーン


瑞希「ん・・・あれは連舞の軍勢と・・・蘭華‼」

恭也「蘭華?」

瑞希「蘭華ってのは最近政府で話題の部隊でな、三人で構成されている、鬼の武斬に騎士王アレフ、魔術師ラキだ」

恭也「武斬‼」

武斬「ああ・・・不良君か」

恭也「その言い方はよせ‼‼‼何でGのトコにいたそいつらと一緒なんだよ」

アレフ「ほお・・・お前か」

武斬「彼らは僕の部下になったんだよ・・・オードから来た軍勢は消したよ」

瑞希「へぇ・・・やるじゃねえか」

武斬「疾風か・・・まあ政府に貸しを作らなくてよかった、また旅に出るよ、行くよ二人」

アレフ「はいよー」

ラキ「じゃーね♪♪」






ミツバ「あの・・・連れて来ましたけど」

桜「‼‼‼‼‼・・・瑞希」

瑞希「・・・「さん」だろ?・・・久しぶりだな桜」

瞬身ナックル‼‼‼‼‼‼‼‼


恭也「おい‼‼‼」

バシ‼‼‼‼‼‼‼


桜「な・・・片手で・・・」

瑞希「うぬぼれるなよ・・・ガキが」

ウィンド・ナックル‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


桜「が・・・」

ミツバ「え・・・え‼‼‼?」

恭也「んな本気でやらなくても・・・」

瑞希「本気じゃねえよ・・・それに正当防衛だ」

桜「くそ・・・」

瑞希「そうだよな・・・家宝を「栄の松山」に奪われたんだから・・・殺したいよな?」

ミツバ「・・・栄?」

桜「おかげで・・・「衰の松山」はオードの端に追いやられたんですからね」

恭也「・・・お前も松山なのか・・・赤髪だから別なんだと思ってたが」

瑞希「栄と衰に分かれるんだよ・・・衰は桜を残して全滅だ」

瑞希「栄は俺や今話題の松山隼人なんかがそうなんだが、ノアを中心に未だに勢力がある」

桜「とにかく・・・雷獣牙は両方とも僕らの物なんです・・・返して頂きますよ」

瑞希「まだ動けたか・・・次は動けなくしてやるよ」

瞬身ショット‼‼‼‼‼‼‼


恭也「おい‼‼」

瑞希「攻撃が相変わらず単調過ぎる・・・」

ストーム・ナックル‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


瞬身


桜「くそ・・・カスった・・・」

瑞希「今ので・・・雷獣牙は回収したぞ」

桜「あ‼‼‼しまった‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

瞬身


瑞希「分からないか・・・これを奪われたという事は・・お前に雷の攻撃が通る様になるって事なんだぞ」

スパーク‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ミツバ「な・・・放電‼‼?」

恭也「桜‼‼‼‼」

ドサ


恭也「テメェ・・・雷の能力か・・・」

瑞希「知らねえなら教えてやるよ少年、このイヤリングには二つの能力がある」

恭也「誰が少年だコラ‼」

瑞希「一つは電気を出す事、もう一つは電気を吸収する事だ」

恭也「ん・・・だからGの手錠外れた時に感電しなかったのか・・・2つ持ってるなら両方付ければよかったじゃねえか」

瑞希「二つも付けると脳がパンクしちまうんだよ」

喝‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


啓「お前が誰でどういう事情だか知らないが・・・桜をやったのはお前か?」

瑞希「ん?・・・違いないが」

啓「・・・瑞希?」

恭也「啓‼ボスとリークが一緒じゃねえのか‼‼‼?」

啓「天馬なら先に行かせたんだがな・・・道にでも迷ってんだろ、リークは来ないって言うから置いてきたぞ」

瑞希「啓・・・久しぶりじゃねえか」

啓「・・・「さん」だろ?」

恭也「知り・・・合いか?」

啓「前に言っただろ、エルの代理として戦闘した事がある、その時にいた敵チームの中の一チームの代理だ」

瑞希「そん時はあんたと引き分けたんだったな・・・おかげで雑用だった俺も同盟長だ」

恭也「へぇ・・・そーか・・・」

啓「んでお前は何でこいつと話してたんだよ・・・状況を説明しろ」

瑞希「この男には何も語らせないぞ」

スパーク‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


恭也「ぐ・・・」

啓「テメ・・・許して貰えるとなんか思うなよ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

瑞希「俺の二つの目的が今果たされようとはな」

啓「二つの・・・目的?」

瑞希「一つは桜の持ってた雷獣牙イヤリングの回収、もう一つはあんたとの再戦だ」

啓「そいつはよかったじゃねえかよ・・・ただし俺も負ける筈がない」

喝‼‼‼‼‼‼‼‼‼


啓「んじゃ開戦だ」

ゴオオオオオオオ


啓「相変わらず非力な風かよ・・・鬱陶しい‼‼‼‼」

瑞希「非力だ?・・・それであんた負けるんだよ」

ウィンド・ナックル‼‼‼‼‼‼‼‼‼


猟龍拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼


啓「ん・・・感覚が無い‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

瑞希「いきなり仕掛けるほど俺は馬鹿じゃねえんだよ」

スパーク‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

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最終更新:2012年07月10日 16:30
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