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174話「アブリンの今」

ボーンレッド島爆破事件より約一年後・・・ここはアブリン王国王宮


部下「今・・・ボスの見張りは?」

部下「先ほどまでは王国護衛隊長だったが内政長に変わったみたいだぞ」






昨年とは打って変わって現在アブリン王国は目覚ましい発展を遂げている

北側には海を臨めるリゾート地、南側にはオードと共同で遊園地を経営し、住民も大量にいる

幹部の四人は現在「王国護衛隊長」、「内政長」と学生、別機関である「王国平和維持機関」のボスという肩書きである

当のボスは未だに眠ったままだった・・・筈だった






部下「どうされましたか内政長‼‼」

啓「内政長ってのやめてくれるか・・・啓さんとか・・・あんたらの方が年上なんだから「啓」でもいいぞ」

アブリン王国内政長「立風啓」


部下「失礼を・・・して啓さん・・・何事ですか?」

啓「天馬の心拍計が乱れてねえか?」

部下「これは・・・目を覚まされているかと」

天馬「・・・・・・・・・・・誰?」

部下「この方が・・・MORALの六代目・・・現アブリン国王」

啓「天馬・・・一年寝てたんだぞ」

天馬「啓・・・さん・・・」

啓「よかったぜ・・・今随分国も発展したんだぜ・・・おーっといけねえ・・・お迎えの時間だ」

部下「ですから・・・その件は我々にお任せ下さい」

啓「そうか?・・・んじゃあ頼む・・・松原んトコ行って来るわ」






啓「おい松原・・・どうかしたのか?」

アブリン王国護衛隊長「松原恭也」


恭也「オード側から何か来るみたいでな・・・それより「あいつ」迎えに行かなくていいのか?」

啓「部下共が行くってよ・・・」







アブリン国立第一小学校


部下「小学校何年生だったっけ??」

部下「確か6年だ」

桜「あ・・・どうかしたんですか?」

アブリン国立第一小学校六年一組「松山桜」


部下「お迎えにあがりました」

桜「え‼?自分で歩くからいいっていつも言ってるじゃないですか‼‼」

部下「いやいや・・・・緊急事態でして・・・」







アブリン東側のとある館


部下「と言う訳で・・・平和維持機関の仕事もあるかと思いますが・・・是非力を貸して頂きたく・・・」

武斬「嫌だね・・・誰だか知らない人を倒しに行くほど暇じゃ無い・・・」

アブリン王国平和維持機関ボス「玄野武斬」


アレフ「仕事なら最悪俺らが引き受けるぞ?」

武斬「興味が無いんだよ」

ラキ「相変わらずね・・・あんた」

武斬「まあね・・・分かったら君も帰りな」





恭也「ハーッハッハ・・・だろうな」

啓「奴らしいと言えば奴らしいな」

桜「見ましたか・・・この新聞記事」

啓「ん?・・・松山隼人の事か・・・おい天馬‼まだ来るなって」

天馬「みんな・・・何してるの?」

啓「出て来るの早過ぎだぜ」

天馬「・・・ミツバは?」

桜「ミツバさんはリークさんの所に行ってます」

恭也「ボス・・・今は動かれないで下さい・・・」

へー・・・こりゃいい景色じゃん


啓「お前は・・・まさか侵入者‼?」

恭也「ああ、国境の監視カメラに写ってた怪しい男だ」

?「ん・・・キョーやん‼‼?」

恭也「ヒナ・・?」

天馬「だ・・・れ?」

恭也「雛沢巧・・・ちっちゃい頃俺と一緒にいた奴だ」

雛沢「ふぅん・・・今お前人の下に付いてるのか」

啓「雛沢‼‼?・・・まさか賞金稼ぎとして黒崎雨竜の他の唯一の賞金首・・・」

天馬「雛さん・・・危険な人ではないんだよね」

恭也「勿論です」

天馬「じゃあ俺ちょっと布団に戻ってる・・・」

啓「一緒に行くぜ」

桜「か・・・かっこいい人・・・」

雛沢「そりゃどーも♪」

恭也「お前と二人で町の頭やってた頃が懐かしいな・・・」

雛沢「だな・・・今俺はお前らにも縁のある松山瑞希と一緒に海賊やってんだ、その報告しに来た」

恭也「あの野郎とか・・・まあ久々に顔合わせられてよかった」

桜「瑞希さんと・・・」

啓「まさかそれだけの理由で俺らを呼んだ訳じゃないだろ?」

恭也「んまあ・・・西から軍勢だ・・・どうする?」

啓「どうするって・・・規模は?」

恭也「3万は下らないな・・・政府に救援出した方が利口だ」

桜「んー・・・」

雛沢「任せなって・・・俺と瑞希で消してやるよその軍勢」

恭也「やれるものならやって貰おうじゃねえか」

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最終更新:2012年07月22日 18:15
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