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183話「ミイラの真実」

キリノ王国


エル「よおリーク」

リーク「あ・・・天馬のせんせー‼?久しぶり‼‼‼‼」

エル「相変わらず軽い奴だな・・・」







②「ち・・・面倒をかけさせやがって・・・」

①「息まで止めたか?」

②「今やるよ・・・ったく」

ガキン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


イヴ「どういう状況だかは知らねえけど・・・」

銀「まあ・・・ダチに手出すなって訳だ」

①「零刀・・・だと‼?」

②「何てこった・・・また殺さなきゃならない人間が増えた・・・」

イヴ「大丈夫かお嬢さん・・・って大丈夫な訳ないか」

風「僕が診てます・・・」

銀「指示は俺が出す、頼んだぞ」

獅紋眼‼‼‼‼


イヴ「了解‼行くぜ特殊戦闘形態JET‼‼」

銀「直接触れると炎を吸われるらしい、鎖も同様だ」

イヴ「どうすりゃいいんだか・・・まあこれしかないな」

JETバズーカ‼‼‼‼‼


①「拳圧を飛ばしているのか」

イヴ「フー‼頼むぞ」

瞬風‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


②「何と・・・小癪な」

イヴ「ギンやん、倒れてる二人も連れて来い‼出航するぞ‼‼‼‼」

銀「御意」





翌日、アブリン王国


部下「こ・・・国王‼」

天馬「何かあったの‼?あったなら言ってくれ‼‼‼‼」

部下「何も聞いていません・・・ただボス達がこちらへ帰るのを一刻でも遅くしろとミツバ様より連絡が・・・」

恭也「んん・・・事態は難航・・・あいつらには連絡とれねえし・・・」

桜「え・・・じゃあ上空?」

恭也「掛かるけど出ねえんだよ・・・」

天馬「どうしよう・・・とりあえず東に行ってみるしかなさそうだね」

恭也「ええ」






アブリン東の関所


門番「ですから・・・ここは通せないと・・・ボスにも連絡付きませんし・・・」

だーかーらー‼‼この国の人間と知り合いなんだよ‼通せ‼‼‼


門番「そんな無茶な・・・」

恭也「あ?・・・テメェ何してんだ?」

イヴ「おお、丁度よかった、こいつら重症なんだ、病院か何か無いのか‼?」

天馬「あ・・・啓さんにミツバにココ‼‼‼‼‼‼‼」

銀「息があるかも分からない・・・何しろ技術が無いんでな」

風「とりあえず病院に行った方がいいと思うんです」

天馬「だね・・・急ごう」





アブリン王宮のと併設されている国立病院


桜「ふぁ~~・・・最近寝不足だな・・・」

恭也「あ、桜お前学校行って来い・・・始まってるぞ」

桜「この状況じゃ行けませんよ‼‼‼‼‼」

天馬「行った方がいいよ・・・後々行き辛くなる」




医者「とりあえずミツバ様は炎を完全に抜かれただけで外傷はありません、とは言っても三人とも脱水症状、栄養失調はありますが・・・」

天馬「じゃあ・・・大した事ないんですか?」

医者「はい、既に退院されています、立風様は腹部に強烈な刺激を受けており、常人なら死んでいますが・・・さすがです」

医者「しかしかろうじて意識がある状況です、今から精密検査を行います」

天馬「・・・ココは?」

医者「ココ様はファイルを作ってはいないので今どういう状況かは判断しかねます・・・」

医者「ただ精神的にも不安定な状態で夜な夜な泣いていたり・・・何より情けないと話している様で・・・」

医者「精神科は私らの専門外ですので・・・外傷も中々酷く少なくとも今動ける様な状況ではないかと」




天馬「そういえば松原君は何で来てるの?」

恭也「え?・・・ああ・・・ボスを1人にしておくのは何があるか分かりませんので・・・てかお前は何で来てんだよ」

ラキ「あんたらがココの面倒見てたら余計に悪化しそうだからな・・・」

天馬「じゃあ松原君、国の方は難しくてよく分かんないから俺が啓さんと一緒にいるからさ♪」

恭也「分かりました・・・では私も・・・」

ラキ「その間国政はどうすんだよ、お前そっちやってろよ」

天馬「うん、お願い」

恭也「はぁ・・・も・・勿論ボスのご命令とあらば・・・」





啓「おお天馬・・・すまねえな」

天馬「こちらこそ申し訳無いです、もっと速く気付いていれば・・・」

イヴ「案外国王ってのは暇人なんだな」

天馬「あ・・イヴ」

イヴ「ギンやんは玄野のトコに、フーは桜君の学校へ行ったぞ・・・」

啓「お前・・・あのミイラ共について何か知ってるよな」

天馬「ミ・・・ミイラ?」

啓「俺らを襲った奴だ、鎖持ってて体中に包帯巻いててな・・・」

イヴ「あれは政府の裁判官だったLAWERだ、クリリンの没後アームテルの看守になる線が有力だがな」

天馬「そんな奴らが・・・どうして?」

啓「計画の礎とか言ってた・・・」

イヴ「さあ・・・分からんな・・・俺らもそろそろ行くがお前らには伝えておく、あの橙髪の女の取り扱いは気を付けろよ」

天馬「ココ?・・・何で?」

イヴ「あの女には世界を滅ぼす力がある・・・まだ仮説だがな」

啓「・・・分かった、助かったよありがとう」

イヴ「気にすんなって、いつでも呼んでくれよな」





武斬「君面白いね・・・非常に興味があるよ」

銀「そいつはありがたいな・・・ボスからお呼びがかかったんで俺は帰る、また会おう」

アレフ「お気を付けてな・・・」




恭也「お・・・もう全然大丈夫そうじゃねえか」

ミツバ「ええ・・・松葉杖使わないと歩けないんですけどね・・・」

恭也「まあいいや・・・しばらく離れている間に色々修正点がある、怪我人に手伝わせるのもどうかと思うが・・・」

ミツバ「勿論手伝います」





桜「え・・・ココさんが?」

風「そうみたいだよ・・・僕も詳しく知らないけど・・・っていうか同い年でしょ?」

桜「まあね・・・天馬さん達と同等に話しているからどうしても敬語になっちゃうんだよね」

風「まあ・・・その鍵は橙の炎も握ってるらしいから気を付けてね」







天馬「ココに電話‼‼‼?無茶言わないで下さい‼精密検査中ですよ」

啓「今休憩中だろ?いいから繋いでくれよ」

天馬「それに向こうだって起きているかもしれないけど重症ですし・・・」

啓「じゃあラキに繋げよ、それでいいだろ?」

天馬「分かりましたよ・・・」





ラキ「あんた・・・無事?・・・な訳ないか」

ココ「・・・いや・・・大丈夫ですよ」

ラキ「小学生は特に・・・無理しなくて・・・いいの‼‼」

ココ「痛っ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

ラキ「フフフ・・・安易な嘘は付かない方が身のためよ?あんたより何年も多く生きてるんだから」

ココ「ハァ・・・」

ラキ「で・・・何が情けないのよ」

ココ「・・・」

ラキ「言ってみなさいよ・・誰も聞いちゃいないんだから」

ココ「敵がいても・・・倒すなんて出来ず・・・時間稼ぎしか出来ない・・・1人で行けるとか言って・・・最初にやられて・・・」

ラキ「あんたは何て言うか・・・もうちょい普通ってのを知った方がいいね・・・小学生が前線に立ってる時点で聞いた事無いし」

ココ「私は普通じゃ駄目なんだよ・・・普通でいたらいつでも政府に連れて行かれる・・・何より回りに迷惑もかける・・・」

ラキ「こりゃ・・・相当時間が掛かりそうだな・・・」

プルルルルルルルルルル


ラキ「え・・・電源切ってるのに・・・岡野かよ・・・あいつも院内にいるじゃねえか・・・もしもし?」



天馬「あのさあ、まだココの所にいるの?」



ラキ「いるけどさ・・・せめて病院内で連絡するのはやめない?」



天馬「俺も止めたんだけど・・・啓さんがどうしてもココと話がしたいんだって・・・二人きりで」



ラキ「あの男は・・・ホント鈍いな・・・まあいい、変わるぞ・・・私も外へ出たらいいんだな」



天馬「うん」




ラキ「立風が話したいとよ、私外にいるから」

ココ「え?・・・はい」




啓「とりあえず悪かったよ・・・本来俺が連れだしたし年上だから・・・俺が守るべきだったんだが・・・不甲斐ない」



ココ「そんなに気にする事じゃ無い・・・女だろうが年下だろうが戦場に出たら自分の身くらい自分で守らないと・・・」



啓「お前相変わらず固いっていうか・・・とにかく今回の件は全部俺の責任って事にしとけ、いいな」



ココ「そんな事出来ない‼私だって自分から行きたいと言ったんだ」



啓「とにかく意見は変えない、大体義務教育中は責任を被る事は無いんだしな」



ココ「・・・う・・・」



啓「おい大丈夫か・・・すまなかったな・・・」



ココ「いや・・・何でも・・・」



啓「???????・・・どっか痛い訳じゃないのか?」




ココ「違う・・・何でも無い・・・・・・続けてくれ」



啓「分かった・・・って言っても用件はそれくらいなんだ、俺も検査入るから切るぞ」

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最終更新:2012年08月02日 16:19
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