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188話「変則チーム」

天馬「どうしよう・・・どうすれば・・・」

ラキ「パンチもキックも・・・炎攻撃も効かないなんて・・・」

?「何ボーっとしとるんや」

ラキ「くそおおおおおおお‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

ドクン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ココ「ラキ‼‼‼」

天馬「ココ・・・下がってろ」

ココ「え‼?」

天馬「俺がやる」

?「時間的にもラストじゃな」

ヒュッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


天馬「ココ・・・下がってろって・・・」

ココ「あんたの為じゃないからね・・・ラキが・・・」

ドクン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


?「タイムアップじゃな・・・1人消し損ねた」

天馬「何なんだよお前‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

?「あっしが幻術世界で手に入れた代物じゃ・・・好きでやってる訳じゃないし・・・もしよければ使え」

天馬「何だ・・・この笛」

?「吹く強さと時間によってランダムな場所に瞬間移動できる、あくまでもランダムだ」

天馬「こんなもん渡してどうすんだ」

?「運が良ければ天界へ行ける、そこの奥の森に箱があるんじゃ・・・それを壊せば魂はこっちへ帰って来れる」

天馬「・・・」

?「じゃあなぁ・・・」








武斬「それで・・・ノコノコ帰って来た訳だ」

天馬「俺・・・頭悪い割に考えたんだけど・・・」

アレフ「いや、帰って来て正解だ、むやみに探しに行っても無駄に時間食うだけだ」

武斬「はぁ・・・じゃあその笛貸しな」

天馬「え・・・どういう事?」

武斬「手は早く撃つべきだ、僕が行く」

アレフ「お前どういう事か分かってんのか‼‼?天界に行ける確率なんて何兆・・・いや・・もっと確率低いんだぞ」

武斬「だからって指を食わえてみてるの?」

天馬「この笛・・・吹いた時に握ってる人をワープさせるんだ」

アレフ「じゃ、三人で行くか」

武斬「仕方ないな・・・」

ブオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!




ガシャン


天馬「どこ・・・ここ」

アレフ「状況は見るからに・・・俺と武斬は檻の中、お前は外だな」

武斬「囚人でも無いのに中に入れられるなんて・・・屈辱極まりないな」

?「何なんだお前ら」

アレフ「ここの囚人か・・・?何で軍コート?囚人服じゃ無いな」

?「知らないのか・・・ここは西の海最大の大監獄「エルスロード」囚人服に着替える際に逃げだす囚人が多かったのであえて私服なんだ」

天馬「と・・・とりあえず事情を話して・・・」

アレフ「やめとけ、政府に無許可で笛使ったんだ・・・さっさと鍵盗んで来い」

天馬「わ・・・分かった」




武斬「あんた・・・何者?どうやらここは最下層みたいだけど」

?「俺は世界政府の人間だが・・・不慮の事故で罪を擦り付けられてな・・・」

アレフ「あんたヒットマンだな?」

?「詳しいんだな、地味に生きて来たつもりだったが」

武斬「誰?」

アレフ「政府の依頼で証拠を一切残さずに人を殺してきた言わば政府の闇だな」

?「そこまで知ってるとなるとただ者じゃないな・・・蘭華か」

武斬「御名答だ・・・政府に戻りたいと思う?」

?「思わんな・・・もう懲りた・・・そろそろ世界に名を売ってもいいんじゃないかとな」

武斬「本名は?」

?「・・・フリード・フォンだ」

武斬「じゃあフォン、改めて僕らに付いて来ないかい?」

フォン「フフ・・・この牢獄から出られるなら誰の手下にでも付こうじゃないか」

アレフ「ヒットマンを部下に入れるとは・・・相変わらずぶっ飛んでるな」

天馬「鍵・・・持って来たよ」

武斬「じゃあ、とりあえず牢獄を空けてくれ」

ズパッ‼‼‼‼‼‼


フォン「成程、斬れた」

天馬「え・・・?」

フォン「では私フリード・フォン・・・蘭華にご厄介願おう」

武斬「じゃあ、とりあえず牢獄から出ないとね・・・」

アレフ「ここ・・・寒いな」

フォン「いや・・・遅いぞ」

武斬「冷気・・・」

天馬「こんなとこに30分もいたら凍え死んじゃうよ」

?「俺を牢獄から出しな・・・外に逃がしてやるよ」

武斬「何?・・・君」

天馬「カムイ・・・?」

カムイ「ハハハ・・・俺の能力なら牢獄に穴開けて出られるし、看守にも見つからないぜ」

天馬「ふざけるな‼‼‼お前がココに何したか・・・」

カムイ「お前が実際に見た訳じゃないだろ・・・どの道このままじゃ出られんぞ」

フォン「いいんじゃないか?出しても」

天馬「え‼?でもこいつ」

武斬「そもそも妹が今仮死状態にあるっていったら多少協力してくれるでしょ?」

カムイ「どういう事だ・・・」

アレフ「聞いた通りだよ・・・どうする?」

カムイ「好きで妹に手かけた訳じゃないからな・・・いいだろう、協力しよう」

天馬「今から天界に行こうと思ってるんだ、知らない?」

カムイ「成程な・・・それでココを助けるって訳か・・・ヒットマン君なら知ってるんじゃないのか?」

フォン「それは出てからだ、そうだろ?」

武斬「じゃあ行こうか」

フリーズ


天馬「カメラ凍った・・・でも看守たちは怪しむんじゃ・・・」

フォン「よく考えろ赤髪、ここは極寒、カメラが凍るなんてのはよくある事なんだ、じゃあ上へ行くぞ」

アレフ「ここって地下だったのか」





地上


天馬「うまくいくもんだね・・・どうするの?」

カムイ「とりあえずここは大線洋上の孤島、大陸まで行きたいところだな」

武斬「船なんて無いよ・・・」

ブオオオオオオオオオオオオオオオオ


天馬「でっかい船がこっちに来るよ!!!!」

フォン「政府の船じゃないといいがな」

イヴ「よお天馬じゃねえか‼‼」

銀「あ?・・・何だこの面子」

アレフ「こいつらは・・・零刀‼‼」

瑞希「何だ何だ・・・誰かと思ったら天馬かよ」

雛沢「それに蘭華に・・・近頃収監された囚人たちか」

天馬「え・・・雲雀燕‼?」

イヴ「知らねえのか?・・・俺らは合併したんだ、今は零鳥海賊団だ」

天馬「そうだったんだ・・・風は?」

銀「あいつはなぁ・・・死んだよ」

天馬「え‼‼?」

イヴ「一週間前に持病でな・・・俺らにも隠してたんだが急に発作が出てな・・・」

武斬「あのガキか」

瑞希「揃いも揃ってエルスロード前で何やってんだ?」

天馬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って訳で・・・」

イヴ「いいよな?」

雛沢「無論だ」

銀「物好きだな・・・」

天馬「ありがとう‼・・・そんで・・・どうすればいいの?」

カムイ「とりあえず死体(仮)を連れて来い、その間にアブリン以外はとある人を探しておく」

銀「?」

瑞希「どんな奴だ?」

カムイ「天使・・・だな」

フォン「天使‼?そんなもん見つけようと思って見つけられんのか?」

カムイ「とにかく一週間しか無い、もう既に1日弱経過してるからここでかけられる時間は2日までだな」

天馬「分かった、じゃあアレフと武斬、みんなを連れてこよう」

武斬「僕に指図しないでくれる?」

アレフ「同意だ、まあ行くがな」

武斬「フォン、一緒に来なよ」

フォン「御意」






カチャ


雛沢「おいあんた何のつもりだ・・・刀向けて・・・」

銀「答えな橙髪の青年」

カムイ「何だよ」

銀「随分天界について詳しい様だな・・・もし天界の人間と一枚噛んでるとなれば俺は今ここで斬なきゃならない」

カムイ「一枚噛んでるか・・・まあそりゃそうだろうな・・・俺は元々、いや、俺ら一族は元々天界の人間だからな」

瑞希「詳しく話して貰おうか」

カムイ「重帝、炎神、風魔の活躍する数年前、俺ら一族は空から引きずり下ろされた・・身内争いに負けたんだとよ」

カムイ「後はお前らの知る通り政府強襲の濡れ衣を着せられた・・・空にいた人間はそんなもん知る筈もないしな」

カムイ「そんで俺らは日陰の道を歩む事になった、まあ一族全体が政府に手配されてっから見つかるたびに誰かを囮にしたな・・・」

イヴ「それって・・・勿論お前らの生まれるずっと前からって事だよな」

カムイ「だな・・・俺らは生まれた時からなぜか犯罪者だった訳だ・・・事もあろうにあいつが生まれた直後、政府の罠にかかってな」

カムイ「俺とココ以外は全員刑務所に送られ・・・死刑になった・・・あいつはまだ知らないけどな」

銀「・・・あんた・・・そんなただ一人の身内を政府に差し出そうとした訳だ」

カムイ「どっからその情報仕入れたんだよ・・・ったく・・・元々俺もあいつも首が回らなくなっていたんだ」

イヴ「で・・・まあ後から助けるのに都合がいいからあんたが残った・・・筋は通ってんな」

カムイ「んな事より今は天使を探さないといけない、天界の人間は月に一度物資調達の為ばれないように地上へ下りるんだ」

カムイ「まあ・・・見つけ出すのは至難の業だがな」

イヴ「そんな事も無いぞ?写真か絵さえあればな」

カムイ「まあ・・・写真は無いが絵くらいなら俺が描く」

イヴ「それよりさあ・・・お前今後いくあてあるのか?」

カムイ「無い・・・が?」

瑞希「うちで面倒見てやるよ、あのココって女の子に余計な手出さない為にもな」

カムイ「面白いな・・・その話乗った」






銀「この近辺にいるんだな?間違いないんだな?」

カムイ「ああ、この辺の森で食料を調達してる筈だ」

銀「三時間で充分だ」

獅紋眼‼‼‼‼‼‼‼‼

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最終更新:2012年08月10日 20:12
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