恭也「政府で第四の権限を持つ同盟長様が・・・俺らが捕まると不都合なのか?」
ウルフ「お前らに会いたかったんだよMORAL」
天馬「俺達に・・・?」
ウルフ「まあ俺も業務が重なってる、これで失礼する」
イヴ「んまあ全員無事でよかった」
天馬「助かった・・・ありがとう・・・でも俺らが落ちた時変な物が受け止めてたよね」
銀「あれがウルフの能力だ、超攻撃、超速度、更には超回復の能力なんだとよ」
瑞希「んまあ・・・昔からあいつは得体の知れない強さを持ってた・・・敵には回したく無いタイプの人間だ」
恭也「テメェらに礼を言うのもあれだが今回は本当に助かった」
カムイ「ココにはよろしく言っといてくれよな・・・悪かったと」
アブリン王国平和維持機関
武斬「フフ・・・まあラキがいたからね、僕らにも得があったよ」
天馬「でも・・・何て言うか・・・フォン・・・似合わないね」
フォン「こういう和風な服は初めて着たな・・・」
ラキ「しかし本当に似合わないね・・・」
アレフ「てかこんなトコでゆっくりしてていいのか?犯人探ししなくて」
天馬「瑞希君の知り合いみたいで・・・詳しい事は知らないんだけど」
国立病院
ココ「う・・・」
桜「だい・・・じょうぶですか?」
ココ「ハァ・・・あれ・・・病院?」
桜「僕もまだ詳しく事情は知らないんですけど・・・じゃあ天馬さん呼んできま・・・」
ココ「ちょっと・・・待ってくれる?」
桜「え・・・」
ココ「教えて・・・欲しい事があるんだけど」
桜「え・・・いや、だから詳しく事情は知らないって」
ココ「違うの・・・同い年でしょ?」
桜「まあ・・・一応そうですけど・・・」
ココ「今私たちの世代って・・・何が流行ってるのかな」
桜「え?・・・いやあ・・・僕もたまにしか学校行かないから分からないんですけど・・・」
ココ「フフ・・・」
桜「何が・・・おかしいんですか?」
ココ「いや・・・同い年なのに何でずっと敬語なのかな?と思って」
桜「いや・・・まあみなさんにズバズバ食い込んでるから・・・何か同い年な感じが無くて・・・」
天馬「ちょっと桜、起きたら教えてって・・」
桜「あ・・・すいません・・・」
ココ「一応・・・説明して欲しいんだけど」
三日後
恭也「ボス、新聞どうぞ」
天馬「シューティング海賊団・・・行方不明」
啓「船員の手配書だ」
恭也「じ・・・仁‼‼‼‼?」
ミツバ「知り合いなんですか?」
恭也「フォートと戦う直前に戦ってた奴だ」
天馬「幻次もいたんだ・・・」
啓「この世界ってのは知り合いでもどんどん死んでく残酷な世界だ・・・それを痛感させられたよ」
桜「ハァ・・・天馬さん‼」
天馬「ど・・・どうした桜‼‼‼」
桜「ココさんが・・・退院されたっていうので・・・報告に」
天馬「あ・・・ありがとう・・・それってさ・・・電話じゃまずかったかな?」
桜「あ・・・それもそうですね」
アブリン北の港町のとあるコーヒーショップ
ココ「久しぶり・・・マスター」
マスター「やあココちゃん・・・いつものでいい?」
ココ「ええ、お願い」
マスター「最近来ないから心配したよ・・・まだフードは取れないの?」
ココ「そうね・・・これだけは・・・」
やって来た偉業の割には随分小さいんだな・・・ウィーン・ココ
ココ「ウルフ・・・」
ウルフ「いいよ逃げなくて・・・捕まえに来た訳じゃねえ」
マスター「あんた・・・話しかけない約束で店に入れたんだぞ」
ウルフ「いい人間に囲まれてんな・・・お前を知ってる人間なら通報すれば得しかないんだぞ」
ウルフ「この店だって権限で潰す事も可能なクセに政府にこんだけ強く当たれる・・・羨ましいぐらいだぜ」
ココ「何をしに来たのよ」
ウルフ「昔話でも・・・してやろうかと思ってな・・・本当はMORALにしに来たんだが・・・まあいいだろ」
ココ「そんな事・・・させる訳」
ガッ‼‼‼
ココ「ぐ・・・離せ‼‼‼」
マスター「おい‼やめねえか‼‼‼」
ウルフ「素直に聞けばいいんだよ・・・もう五年も前になるのか・・・当時とある研究施設に政府権限で入った」
ウルフ「そこでは法外の薬物を取り扱っててな・・・祭海陣の「3」も来たりとまあ結構大変だった」
ウルフ「しかもその島には橙髪が住んでいたという情報もあり、薬物ごと消す為集中砲火を行った」
ウルフ「3は全てを沈めた気でいたんだろうな・・・だからこそたった一人の生き残りが発覚した時異例の1億をかけたんだ」
ウルフ「つまりこいつは俺らによって家族を消され・・・住んでいる場所も失った訳だ、まあもう一人いたがな」
ココ「カムイにも・・・会ったらしいね」
ウルフ「ああ・・・心底驚いた・・・その時通報したのはこいつが一番信用していて唯一フード無しで接していた人間らしい」
ウルフ「涙を封印したのは・・・泣いても何も起こらないと思ったからなんだろ?」
ココ「お前・・・でたらめ言うな‼‼‼」
ウルフ「昔から変わらないな・・図星だと妙に声が大きくなる癖・・・読心術くらい俺も習得してんだぞ」
マスター「・・・もう済んだなら・・・お代置いてさっさと帰んな」
ウルフ「一万でいいか?」
マスター「ちょっと待ってなさい」
ウルフ「お釣りはいらねえ、お前がようやく宿れる木を見つけた事を知れたからな・・・」
ウルフ「幼い少女をたった一人で生かしちまった・・・」
ウルフ「死ぬより辛い生き地獄を味わわせちまった事を少し負い目に感じていたかもしれないな」
ココ「・・・」
ウルフ「それに最近・・・よく泣いてるみたいだな・・・いいじゃねえか、まだガキなんだしな」
ガチャ
マスター「今の話は・・・聞かなかった事にしておくよ・・・」
ココ「知ってたの?私の一族が・・・」
マスター「何の事だ・・・ココちゃんの一族の事なんて・・・知らないよ」
ココ「う・・・」
マスター「今日は好きなだけ飲んで行きな・・・お代は私から出しておく」
ココ「うわああああ‼‼‼」
大線洋と太回洋の境目付近
ウルフ「ちょっといいか・・・そこの船」
瑞希「狼野郎・・・何の用だ?」
ウルフ「それはこちらが聞きたいな・・・ここは政府所有の島・・・立ち入り禁止なのはお前もよく知ってんだろ?」
雛沢「ち・・・ここの用がある」
ウルフ「はぁ・・・派手な事すんなよ、俺の権限で通してやるから」
イヴ「どうして・・・そこまで?」
ウルフ「そこの橙髪の妹さんに・・・先ほどちょっと色々しちゃってな・・・」
カムイ「ココか・・・まあいい」
ウルフ「ちなみに・・・ロッキー氏に用だろ?」
瑞希「そうだ、天馬の幹部共を消そうとした件について説明して貰う」
ウルフ「フフ・・・まあいい」
ミツバ「提案があるんですけど・・・いいですか?」
天馬「何?」
ミツバ「ほら、せっかく慰安旅行いくのにキャンセルになっちゃったじゃないですか、改めて行きません?」
恭也「あ?」
天馬「お‼いいねそれ‼行こう‼‼」
恭也「しかしボス・・・国はどうしましょうか」
啓「それなら政府の人間に頼めるかもしれないぜ?イヴの話じゃ俺らを襲ったのは伝達不充分で獲物を間違えたんだとよ」
天馬「え・・・じゃあ犯人って政府の人だったんだ」
啓「ああ、だから政府に話せば一週間くらいなら見といてくれるだろ」
桜「成程・・・それいいですね♪」
翌日
天馬「武斬達は来ないんだ・・・まあラッキーと言えばラッキーかもね」
啓「あいつら来るとゆっくり休むどころじゃ無くなるからな」
恭也「まあ・・・いい旅館っすね」
桜「やっほーーーーーーーーー‼‼‼」
恭也「うるせぇなぁ‼‼‼‼‼‼‼」
桜「す・・すいません・・・」
ミツバ「いー感じですね」
ココ「ええ・・・」
ドーーーーンドーーーーーーンドーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ミツバ「な・・・何‼?」
ココ「一階から・・・ですね」
天馬「2人とも・・・大丈夫‼?」
ミツバ「はい・・・」
恭也「お前らも来い、下だ」
武斬「何だ・・・君らもここだったのか」
天馬「ぶ・・・武斬‼」
啓「今の異常な音は・・・?」
アレフ「旅館らしく静かに卓球してたんだ・・・よ‼‼」
ズドーーーーーーーーーン
武斬「それで勝てると思うな・・・よ‼‼」
ズドーーーーーーーーーン
恭也「どの辺が静かなんだ・・・」
桜「近くでお祭りやってるらしいんで行きません?」
天馬「そ・・・そうだね」
最終更新:2012年08月14日 20:28