アブリン国立病院、ココの病室
コンコン
ココ「・・・だ」
ラキ「いいよ、私が見て来る」
ガラガラガラ
リーク「よ‼・・・ってラキか」
ラキ「何でちょっと残念そうなんだよ・・・んで何か用か」
リーク「いやー鼻血事件は笑ったぜ♪」
ラキ「あれは私と幹部内での秘密だろ‼何でお前・・・あ、お前幹部か」
リーク「んで、ココと二人で話しさせろ」
ラキ「お前・・・ココの事どこまで知ってる?」
リーク「ん?そーねー、髪が橙で、いつもマントとフード被って・・・」
ラキ「そういうんじゃねえよ‼‼」
リーク「ああ・・・○○恐怖症の話か?」
ラキ「んまあ・・・その話だが・・・いつから気付いた」
リーク「最初からだよ・・・武斬にだけビビってたのもあいつが一番怖い感じだからだろ・・・」
ラキ「それを分かった上で二人で話する気か?」
リーク「ああ、どうしても話しさせろ」
ラキ「分かった」
ココ「リーク・・・」
リーク「よおココ、まずはすまなかった・・・ちゃんと助けてやれなくて」
ココ「前にも立風には言ったけど・・・戦場に行ったら自分の身くらい自分で守らないと・・・」
リーク「んでさあ・・・お前桜とどんな関係なんだ?」
ココ「な‼何を突然‼?」
リーク「お前らお茶する様な仲なんだな・・・そっち系の関係なのか?」
ココ「お前いきなり何を‼‼‼」
リーク「じょーだんだよ♪しかし顔真っ赤じゃねえか‼ハッハッハッハ♪♪」
ココ「わ、笑うな‼」
リーク「まあ、元気そうでよかったぜ・・・じゃあな」
一週間後
エル「しかしながら・・・お前らの回復ぶりには驚かされるよ」
天馬「リークの目、啓さんの足、松原君の腕は一週間で治ったみたいだね」
啓「ああ、武斬とラキも一日寝たら治ったみたいだしな」
恭也「さて・・・仕事もたまってるしな・・・そういやリークは?」
エル「ココの所じゃないか?ラキにまたシバかれてんだろ・・・ココも桜も多少よくなったとはいえなあ・・・」
天馬「でも・・・その小さいエルには・・・慣れないな・・・」
エル「やかましい・・・頼むから一回慣れてくれ」
ズドーーーーーン
恭也「なんだ‼‼‼?」
エル「音は・・・廊下から直接だ・・・この王宮から繋がっている施設はあるか‼?」
啓「病院・・・しかないな」
天馬「もしもし‼?リーク‼‼?」
リーク「ああ、今の件の収拾ついてんのか?」
天馬「いや・・・エルが院内で起こってるって・・・」
リーク「了解、俺が調査に・・・」
天馬「違う・・・リークはココと一緒にいて貰えるかな・・・」
リーク「何で?」
天馬「分からないけど・・・嫌な予感がする」
啓「俺が見て来る」
エル「ああ、頼んだ」
啓「ったく・・・この辺か?」
住民「内政長‼・・・」
啓「おお、どうした」
住民「桜さんが・・・外へ・・・」
啓「桜?」
天馬「啓さん‼何か分かりましたか‼‼」
啓「ああ・・・桜が絡んでるかもしれない」
天馬「まさか・・・持病・・・」
啓「あの時の・・・とりあえず尾行してみる」
啓「ちょっと待て桜‼お前まだ動ける体じゃ無いだろ」
桜「・・・」
啓「天馬・・・こりゃ間違いなく発作だぞ」
天馬「啓さんが確認した・・・間違いないらしい」
恭也「仕方ないっすね・・・俺も行きます」
天馬「いや・・・俺が行く」
リミット解除
エル「薬無しで行ける様になったか」
天馬「ああ・・・松原君・・・後から来てくれ」
炎瞬
ガガガガガガガガガ
啓「強い・・・やっぱあの時より筋力とか上がってんだな」
炎瞬
天馬「啓さん・・・無事か・・・」
啓「余裕でな・・・しかしこりゃ厄介だぜ」
天馬「ああ・・・とりあえず動きを止めて松原君を待つしかないと思う」
炎瞬
啓「天馬‼言うのが遅かったがこいつに錯乱作戦は効かない・・・今あいつには魂が宿って無いから・・・」
天馬「・・・とにかくこいつが一番嫌うのは恐らく自身によって何かを壊す事だ・・・それだけは俺らで何とかしないと」
啓「勿論だ・・・リークはココに付いてる、エルは?」
天馬「ひとまず住民の避難とかあれこれ動いててこっちには来ない、松原君は準備出来次第来るってさ」
啓「了解だ、こっちから手出すのもまずいしな・・・かと言って何もしないとそれはそれでまずい・・・」
シューーーーーーーーーーー
啓「煙‼?」
フォン「救援だ、あのガキどうしちまったんだ」
啓「フォンか・・・後三人は?」
フォン「武斬はエルと住民の処理、
アレフは世界政府へ面会、ラキはココとリークと一緒だそうだ」
啓「なぜ・・・煙幕?」
フォン「やつに魂が宿っていない以上目で居場所を判断しなきゃいけない、だからいいと思ったんだ」
啓「成程、こっちも桜を見失っちまったがな・・・天馬が追いかけたが・・・」
フォン「なら心配無いだろ・・・」
一時間後
恭也「捕獲完了・・・流石っすねボス」
天馬「うん・・・ちょっと疲れた」
啓「町の方は被害状況0、桜の意識が戻る前に病室に戻した方がよさそうだな」
フォン「よく分からないが・・・急いだ方がいいな・・・このままじゃ目立つ」
桜「・・・天馬さん」
天馬「お、目・・・覚めた?」
桜「・・・・・・もう・・・どうしたらいいのか・・・」
天馬「・・・」
桜「僕は・・・生きているだけで・・・皆さんに迷惑をかけている・・・」
天馬「やっぱ・・・隠すのは無理あったか・・・でも・・・それは・・・」
桜「・・・」
王宮
啓「目は・・・覚めたらしいぞ」
恭也「はぁ・・・気付いてるのか?」
啓「ああ・・・第一声から相当責任を口にしてるみたいだ・・・」
エル「あいつ・・・桜に余計な事言わないだろうな・・・」
恭也「余計な・・・事?」
エル「不用意な優しさがどれだけあいつを苦しめる事になるか・・・あの薄ら馬鹿には分かってるんだろうか」
ココ「じゃあさっきのは・・・桜君が?」
リーク「みたいだぜ・・・多分発作だろうな・・・前にもここじゃない病院であったよ・・・」
天馬「じゃあ・・・俺は戻る・・・変な事考えちゃ駄目だからね」
桜「はい・・・」
天馬「ただいまー」
エル「テメェ今すぐ桜になんて言ったか‼一言一句漏らさずに今ここでいえ」
天馬「な・・・何‼‼?」
エル「いいから‼それ次第ではあいつがどう動くか変わる」
恭也「んまあとりあえず立風がついてるから大丈夫だとは思いますけど・・・」
天馬「分かった・・・」
三十分前、桜の病室
天馬「でも・・・それは・・・」
桜「・・・」
天馬「違うよ、やっぱ違う、生きてなきゃ出来ない事の方が多いんだし・・・実際僕らに迷惑は掛かって無い訳だし」
桜「そういう問題じゃ・・・」
天馬「その病気・・・桜は悪くないんだよ・・・治せるかどうかも医者が頑張ってるからさ・・・今はその怪我治すのに専念した方がいいよ」
桜「え・・・いや・・・もう・・・嫌なんですよ・・・次来たらと思うと」
天馬「前にも言ったじゃん、絶対誰も傷付けずに・・・丸く収めるって・・・」
エル「馬鹿野郎‼桜が一番気にしてる事を思い切りついてんじゃねえよ‼」
天馬「何が・・・?」
エル「病気そのものより・・・お前らが自分の為に体を張っている事を一番気にしてるんだろ‼‼‼‼」
天馬「・・・」
エル「今のあいつは・・・何をするか分からない・・・おい松原‼啓に部屋に突入させろ」
恭也「了解っす・・・エルさん宛てに・・・電話が入ってきました」
啓「エル含む全員に報告、突入したものの・・・手遅れだ・・・部屋には・・・誰もいなかった」
エル「ち・・・お前ら全員探せ‼俺が指揮をとる」
恭也「了解です‼‼‼」
天馬「う・・・うん」
アブリン東の海岸
?「松山・・・桜殿ですね?」
桜「だ・・・れ?」
バッ
桜「う・・・」
桜「あなたは・・・確か・・・五海帝の・・・」
?「俺は鮫肌のベル・・・順を追って説明しよう」
最終更新:2012年08月25日 10:27