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218話「二度目の襲撃」

翌朝


光「・・・この書類・・・大変な事になったぞ・・・」

隼人「どうか・・・しました?」

光「幻次に連絡取れ・・・まさか・・・」



プルルルルルルルルルルルルルルルルルル


クザン「何だ幻次」



幻次「ノア国王よりいい情報が来ましてね・・・炎神の伝記にはこんな文があるそうです」


「政府はいかれちまったようだ・・・俺はこの二つの戦争でそれを確信した」


幻次「この二つの戦争の内1つは橙髪による政府強襲・・・もう1つは不明でした」

幻次「それが政府vsLAWERの戦闘・・・一般人には知らされていなかったのでしょう・・・つまり」



クザン「つまり、LAWERが政府と手を組んだのは伝説と呼ばれる炎神、重帝、風魔が生きた時代と言う事か」



幻次「報告は以上」





ロイ「一体何事だ・・・」

エル「俺らだけ集めるのには何か理由があるんだな」

クザン「ああ・・・昨日あいつらの前では言い辛そうだったのでな」

秋山「成程、それでこの五人なのか」

雛沢「あいつらには・・・何も迷惑は掛けられねえ、この問題は俺らだけで解決したい」

エル「同意見だ、生徒に尻を拭われてちゃ面子丸潰れだ」

クザン「では・・・互いに腹を割って話をしようじゃないか・・・私の考察も息詰まりつつある」






ボルス王宮北側


海斗「今各チームで戦えそうなのはどんなもんだ?」

ロー「こんな感じだな」


戦闘可能者(安全) 戦闘可能者(やや危険) 戦闘不可能者(危険)
ロイチーム 恭介 隼人、葵、翼、仁、光
エルチーム 松原、リーク、桜、啓 天馬、ココ
雛沢チーム 瑞希、ロー、カムイ、 海斗、イヴ、銀 カイザー


ロー「目算だがクザンチームは確実に戦える人間はいなさそうだ・・・秋山の所はまあ元気だと思う」

イヴ「‼‼」

銀「まじかよ・・・」

瑞希「地獄の化け物が・・・二体同時に来るとは・・・」





ボルス王宮女部屋


ココ「ハァ・・・」

香奈「どうし・・・」

カムイ「放っておいてやってくれ・・・お嬢さん」

香奈「あなたは・・・」

カムイ「ココの兄だ、今は零刀にいる・・・あんたと・・・岡野天馬と話がしたい」

香奈「私と‼?・・・分かりました、呼んできます」




天馬「え・・・カムイ‼?」

カムイ「・・・ココは戦っているんだろうな・・・自分の心と」

香奈「はい?」

カムイ「MORALの人間に身を預けていいのか、いけないのか・・・今までの経験があいつの一歩を踏み出させなくしているんだろう」

カムイ「俺自身がそうだったからな・・・んで聞きたかったのは・・・あいつと今一番一緒にいる男は誰だ?」

香奈「んー・・・桜君か葵君かな」

カムイ「あ・・・そいつら以外で、あいつが苦手としている男の範囲内でだ」

天馬「俺は違うよ‼エルにあんま近づき過ぎない様に言われてるから」

カムイ「あの男・・・空気を読むのが実にうまいな」

香奈「リークさんじゃないでしょうか・・・多分ですけど」

カムイ「あいつか・・・成程、参考になった」

ガシャーーーン‼‼ズドーーーーーーーーーーン‼‼‼‼


天馬「何だ‼?」

カムイ「・・・船からだ・・・俺は戻る‼お前らはそれぞれ持ち場に付け‼」

香奈「持ち場って何ですか?」

天馬「それぞれのチームで固まるって事だよ、隼人君達は一階の南側にある応接間にいる筈、急いで向かってくれる‼?」

ココ「どうしたの‼‼?今の音」

天馬「分からない、みんなと合流しよう、一緒に来て‼‼‼」






隼人「・・・ハァ・・・ハァ・・・」

恭介「ち・・・これは何なんだ・・・今は休みなんだろう‼‼?」

仁「そんなもん知るか‼」

葵「く・・・何なんでしょうね・・・」

翼「俺らがこの間一体でどれだけの損害が出た事か・・・」

LAWER「アイン・・・急グゾ」

アイン「その名を呼ぶな・・・」






天馬「みんな‼」

恭也「ボス‼‼御無事で何より‼‼」

リーク「化け物が二匹も・・・」




幻次「これは一体・・・」

武斬「面白いじゃないか」

アポロ「これ・・・あいつに言った方が・・・」

武斬「修羅というのはたたみかける物・・・それに言い訳するなど言語道断じゃないか」





雨竜「いいねぇ・・そそるよ」

J「相変わらずそういうスリルとか大好きだよなお前・・・」



1時間後




エル「な・・・何だ・・・どうしたんだ‼‼‼?」

天馬「エ・・・エル・・・」

LAWER①「チ・・・超七星ガ帰ッタ・・・撤退スル」

LAWER②「御意」

バサッ


エル「・・・天馬・・・お前ら・・・無事なのか‼?」

恭也「ええ・・・何とか・・・ガハッ‼‼‼」

リーク「ハァ・・・ゼェ・・・ゲホッ‼‼‼」

桜「ぐ・・・・・・」

ガタン


ココ「ちょっと‼‼‼いい加減ここ開けてよ‼‼‼‼‼‼」

エル「は・・・?」

ガチャ


ココ「全くも・・・ちょ・・・何これ・・・」

天馬「ココには・・・危ないと・・・思ったから・・・奥の部屋にいて貰ったんだ・・・無理矢理」

エル「啓・・・啓‼‼?」

ココ「・・・・・・ウソ・・・」

エル「・・・だから俺は言ったんだぞ天馬」

リーク「まあまあ・・・天馬も・・・さすがに・・・ここまでなるとはさぁ・・・思ってねえだろうし」

エル「うるさい・・・話すのが精一杯なら黙ってろ・・・」

天馬「ハァ・・・なんだよ・・・言いたい事があるなら言えよ‼」

エル「死者が出ないうちに・・・この戦闘から手を引け・・・俺はそこまで見越して言ってたんだよ・・・」

エル「だがまあ・・・済んだ事をとやかく言っても仕方ない・・・」






ロイ「何なんだ・・・これは」

隼人「ぐ・・・ロ・・・イか・・・」

ロイ「隼人・・・」

葵「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

翼「ぐ・・・大・・・丈夫ですよ」

ロイ「強がりなど言うな‼‼・・・後無事なのは・・・」

光「俺は・・・何とかな・・・ただ・・・」

ロイ「ただ・・・何だ」

光「急遽飛び出してきた・・・香奈と・・・ユノを守る為に・・・仁と武田が・・・」

ロイ「お前らが・・・なぜ・・・」

隼人「ぐ・・・迂闊だった・・・どうやら来た二人のうち一人が・・・アインって奴で・・・LAWERの長らしい」

ロイ「そんな奴が・・・水野・・・武田・・・すまない・・・俺がもっと早くお前らを辞めさせるべきだった」

隼人「気にするな・・・勿論・・・仁と恭介をやったあいつらを・・・許す訳じゃねえが・・・気にするな」

ユノ「ハァ・・・ウソでしょ・・・え・・・」

香奈「・・・」

イブン「何だ‼‼?どうした‼‼?」

隼人「お前・・・何処に・・・行ってたんだ」

イブン「クザンに呼ばれてな・・・あ・・・」

恭介「・・・か・・・ってに・・・殺・・・すな」

ロイ「武田‼‼」

隼人「お前・・・生きてたのか・・・よか・・・ったぜ」






雛沢「ロー‼‼‼お前ら‼‼‼‼」

ロー「ハァ・・・ハァ・・・雛」

LAWER「チ・・・帰還する」

バサッ‼‼‼


海斗「く・・・」

ドサ


雛沢「LAWERが・・・2人も来たのか・・・」

イヴ「心配いらねえ・・・前回来たアインってと違って下っ端だった」

雛沢「大丈夫なのか・・・」

銀「・・・死人は・・・ギリギリ出てねえよ・・・ただ・・・」

雛沢「・・・ただ?」





クザン「・・・何処かに隠れているんだろ?・・・ここに倒れているのは・・・ダミーなんだよな?そうだと言え‼‼‼」

幻次「・・・残念ながら・・・これが・・・本物ですよ」

クザン「せめて・・・最後の切り札のは・・・俺が預かっていたんだから一言くらい声をかけてくれてもよかったんじゃないか?」

武斬「うる・・・さい・・・君が話しかけるなと・・・言って来たんじゃないか」

クザン「それはだなぁ・・・幻次・・・武斬・・・」

幻次「死にはしませんよ・・・」





秋山「何だ・・・この状況・・・」

LAWER「マサカ・・・コレ程トハ・・・」

ドサッ‼‼


雨竜「ハァ・・・ハァ・・・やあ秋山・・・」

秋山「こいつら・・・相当やり手のLAWERだぞ・・・お前二体同時に・・・」

雨竜「正確には・・・僕が一体目をやってる時にもう一体はJに止めといて貰ったんだ・・・ハァ・・・」

J「ハァ・・・中々の敵だったぜ・・・」

秋山「お前・・・腕を・・・」

J「大丈夫だよ・・・ちょっとカスっただけだ」

秋山「そうか・・・・これが他のチームもとなると・・・結構やばいな・・・」






ロイ「おおロー‼‼・・・お前・・・大丈夫か?」

ロー「片脚骨折に片腕にヒビ・・・治療は可能な限りしてやる、案内しろ」

ロイ「じゃあ・・・とりあえず被害者部屋かな・・・いや、隼人や天馬君が応接間で待ってる、そっちからだな」

ロー「・・・分かった、悪い海斗・・・肩貸してくれ」

海斗「ああ・・・分かった分かった、困った船長だ」

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最終更新:2012年09月21日 18:47
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