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230話「心」

シュッ‼‼‼


ユノ「何か出て来た‼」

2「尻尾や・・・一応な」

ココ「く・・・離せ‼‼‼」

1「お前をどう殺そうかな・・・握り潰すか単純に突き刺すか・・・」

ココ「大体・・・あの人たちは・・・関係無い・・・」

1「君が悪いんだよココ・・・君が大人しく捕まれば彼らが我らに手を出す事も無かったんだ」

1「彼らに助けを求めたから彼らは犠牲になったんだ・・・君の心は分かるが・・・余りにも安易過ぎる」

1「まあ冥土の土産に教えておこう・・・ただ助けを求めるというのは・・・被害を拡大させるだけだという事を」

ココ「く・・・そ・・・」

1「まあ死ぬのに苦しい思いをする必要も無かろう、刺してやる」

右腕恐竜拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼


喝拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼




2「さて・・・次も迫っている・・・ガキを殺すのも気が引けるがな」

ユノ「・・・」

2「・・・殺気、そこだな」

左腕恐竜砲‼‼‼‼‼‼‼‼‼


SHOT改‼‼‼‼‼‼‼‼‼


2「この技は・・・」

ブチッ‼‼‼


ユノ「あ・・・ありがとうございます」

雛沢「ったく・・・そんなに長く離れた訳じゃないんだけどな・・・」

ロイ「全くだ、どうしたらこうなるんだか」

エル「さて政府よ・・・これだけやられたら俺も手を出さざるを得ないな」

1「随分余裕発言だな・・・気分が悪い」

2「全くじゃ・・・まるでヒーロー登場、お前らなら勝てると思っているな?」

ロイ「当然だ」

雛沢「お前らに任せていいよな?」

エル「ああ、その二人を守っておけ」

ロイ「さて・・・長かったがそろそろ政府とも決着を付けないとな」

ココ「あなた達に助けられたらまた・・・」

エル「あいつから何か吹き込まれたな?お前の弱点は純粋過ぎる所だと俺は思う、普段そう見えないのもそうだがな」

雛沢「立て・・・ないよな、肩貸せよ」

ココ「ちょっ‼いいって‼‼」

ユノ「すいません・・・」

1「超七星とは戦闘するなと言われてる、撤退するぞ」

2「当然だ」





エル「行かせてよかったのか?」

ロイ「今無理矢理追う必要は無いだろう、他の敵が攻めて来る可能性もあるんだ」




クザン「大丈夫じゃなさそうだ」

雛沢「全員重症だ・・・リークと三上幻次は後でも大丈夫か?」

リーク「あぁ・・・」

幻次「何なら治療なんて・・・必要ありませんよ」

クザン「強がりを言うな、意識を保つのもやっとの状況じゃないか」

雛沢「そっちも急ぐか・・・医師がどこかにいないとまずいぞ」

エル「応急処置くらいは俺が何とかする、三人で探して来い」

ロイ「命令するな」

クザン「私にも行けというのかね・・・」

エル「一刻を争うんじゃねえのか?」

雛沢「違いない、急ぐぞ」




アーウィン「何とか致しましょうか・・・しかしあの祭海陣三名と戦って死人が出ていないとは・・・」

エル「こいつらも確実に成長しているという事だろう」

ロイ「お、早速目覚めたか」

武斬「君・・・何勝手に僕に触れてるの?」

アーウィン「治療をしているのです、動かないで下さい怪我人‼‼‼‼」

ミシッ‼‼


武斬「痛っ・・・」

幻次「なぜあの時・・・私をかばったのですか?」

武斬「何の事?」

幻次「両手両足封じられた状態でとっさの判断であなたは剣を足で弾きガードに使った・・・あなた自身をガードする事も可能だった筈」

武斬「その方が確実を思ったまでだよ・・・決して君を助けたかった訳じゃ無い」

幻次「これは失礼・・・」

クザン「ククッ・・・何だかんだでお前ら二人仲がいいんだな」

幻次「よくありません‼」

武斬「こんな奴と一緒にしないでくれる?」

雛沢「・・・あれ、エルは?」

ロイ「ウィーン・ココに話があるらしい」




エル「お前・・・何を言われたんだ?」

ココ「私が・・・助けを求めたから・・・MORALが被害に・・・」

エル「被害に遭ったとなんか誰一人思って無いぞ・・・それは間違いない、あいつらは恐らく仲間が増えた位にしか思ってねえよ」

ココ「でも・・・」

エル「お前の心は俺も分かるつもりだ・・・だがあいつらは違うんだ・・・」

エル「あいつらは馬鹿正直なんだ、でも今のお前には丁度いい環境かもしれねえな」

ココ「どういう事?」

エル「あいつらは敵じゃ無い、男と普通に話せる位なっておかないと戦闘の世界じゃ生きて行けねえからな」

ココ「だって・・・あの人たちがどう思ってても私が助けを求めた事に変わりはないし・・・」

エル「お前は何でも背負い過ぎだ・・・あいつらは仲間だ、少しくらい共有してもいいんじゃねえのか?」

ココ「・・・・・・」

エル「我慢しなくていい・・・ただ俺の前では泣くなよ、湿っぽいのは嫌いなんだ」





アーウィン「治療は完了しましたよ、意識が戻ったらそれぞれのベッドにおいてある薬を飲ませて下さい」

雛沢「貸しを作ったな・・・ドピカ国王」

ロイ「・・・おぉ、女の子はどうした?」

エル「あ?・・・しばらく1人にしといてやってくれ・・・俺らも体のサイズが戻ったって事は誰かがあそこにいるんだな」

イブン「問題無いぞ、今オーナールームにあったマシンをこの王宮の地下室に召喚しておいた、みんなはどうだ?」

アーウィン「問題無いでしょう、ほとんどが驚異的な生命力です・・・ただ・・・」

エル「・・・ただ?」

アーウィン「ウィーン・ココは自己治療可能な範囲なのですがウルク・ユノは何しろ戦闘経験が無いので・・・」

アーウィン「抗体が出来ていないのです、毒が必要以上に機能している為、私がしばらくは付いていますよ」

ロイ「すまねぇな・・・」




アブリン王国跡地


隼人「こーの辺が王宮か?」

桜「だったと思いますけど・・・」

海斗「なーんか色々落ちてんな・・・‼‼‼」

桜「この本は・・・初めて見た・・」

カムイ「国特有の秘伝書だな、王族が代々継承する代物だ・・・恐らく天馬が持っていたんだろう」

恭介「っつー事はノアにもある訳か・・・」

イヴ「ちょっと見てみないか?」

隼人「どれどれ?」




桜「・・・これ・・・アブリンと関係あります?」

ラキ「無いね・・・それどころかなんて書いてあるかさっぱり・・・」

アポロ「かつて実力が拮抗し対立していたという重帝、炎神、風魔・・・その三人が一度だけ手を取り合ったという伝説の戦争・・・」

アポロ「その後三人は敗北し、死去したというがその最後に残した文献である事は間違いないだろうな」

隼人「お前詳しいな、まあノア、キリノ、アブリンじゃ有名な話だが・・・」

アポロ「当然だ、俺は長い事放浪と旅をしてたんだ」

イヴ「・・・読み取れるのは・・・オレンジ髪・・・覚醒・・・継承・・・」

桜「覚醒ってのは確か王族が元々の炎を足すっていう奴ですよね、それもノア周辺の国だけ・・・」

海斗「・・・それをオレンジ髪が?・・・さっぱり分からねえな・・・カムイ、何か分からないか?」

カムイ「俺もオレンジ髪だ、全員じゃなくて一部の正統後継者が戦力を飛躍的にあげるというのを聞いた事がある」

隼人「元々王族の炎を持っていた場合の覚醒と同じだな・・・お前が正統後継者じゃないって事はあの女もか?」

カムイ「俺らの正統後継者ってのは血は関係ねえんだ、それは重力の能力を持つ者だという・・・あいつは知らないと思うけどな」

恭介「じゃあそいつをノアへ持って帰ろう、いいか?」

桜「勿論です、対立していたのは遥か昔の話です」

①「やっと見つけたぜ・・・抹殺候補者共♪」

②「さっさと殺して帰るぞ、西の海は遠過ぎるぞ」

桜「あいつら・・・OLEのAランク‼‼」

海斗「俺らを殺しに来たのかよ・・・どうする隼人?」

隼人「・・・誰だか知らないけど・・・狩られる前に狩るしかない‼‼」

瞬身


①「随分威勢がいいな・・・」

恭介「待て隼人‼こいつらは半端ねえぞ‼」

瞬身ショット‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ビュッ‼‼‼‼


隼人「‼‼」

空中瞬身‼‼‼‼


恭介「だから言っただろ‼‼こいつらはやべんだ」

隼人「今の場面でこういう手を出すとはな・・・生を持つ人間だとは思えねえ・・・」

海斗「確かに・・・しかも俺らには剣士はいねえ・・・どう攻略するか・・・」

カムイ「そういやどっちがノアか分かったのか?」

桜「地図は見つかりました‼‼‼」

ラキ「足止めなら任せな‼」

恭介「あぁ、早くノアへ戻るぞ‼‼」

イヴ「この書と地図は隼人君が持っとけ、それが一番確実だ」

アポロ「俺とカムイ、ラキ、武田恭介の4人で足止めしよう、ある程度まで行けば合流する、イヴ、桜君、海斗君、隼人は先に行け‼‼」

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最終更新:2012年10月16日 15:57
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