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248話「エイル王国」

半年後・・・エイル王国北側、政府の敷地


リンクル「何故だ・・・なぜ戦争が起きない」

?「0殿・・・忍王国側は出兵している様ですが何しろ距離があり・・・まだ7割も到達していない」

?「しかもエイル王国側は何を考えてか出兵を取りやめ守備に回った様で・・・」

リンクル「俺がこれだけ手解きしてやってもエイルの女帝は戦争に出ないか・・・おいガーブ大将、お前はどう思う?」

ガーブ「・・・裏で何かが動いている・・・考えられるのは脱獄した閃光海賊団かと」

リンクル「あいつらは一度祭海陣のパワーを味わってる・・・なあ・・・どう思う・・女」

ハル「あいつらなら絶対にこの国に来ている・・・私達は・・・約束したんだから」

ガチャ


?「失礼リンクル殿・・・」

リンクル「あなたから来られるとは・・・・女帝殿」

女帝「・・・凪・・・」

凪「お母さん・・・」

女帝「すみません・・・助かりました」

リンクル「いやいや・・・お連れ頂いて結構ですよ、礼もいりません、政府として当然の事をしたまで」

凪「偉そうに‼‼‼‼・・・あんたが今何をしようとしているのか・・・」

女帝「いいから行くよ・・・話は後で聞くから・・・その方は?」

リンクル「そいつは凪様を拉致監禁していた閃光海賊団の1人、何かご希望があればその通りに致しますが?」

女帝「どのようにされても結構です・・・娘が戻ってくればそれでいい・・・」

リンクル「親の鏡ですな・・・こいつの処理はお任せ下さい」

ガチャ


ハル「何が「政府として」よ・・・馬鹿馬鹿しい」

リンクル「今さらお前の仲間がどうあがこうが戦争は止まらない・・・あの王女が何と言おうがやらなきゃやられる・・・それだけだ」





エイル王国中心部、王宮


凪「違うのお母さん‼‼戦争はしちゃいけない‼‼‼‼」

女帝「じゃあ戦わないって?それは出来ないよ、だって国が掛かってるからさ」

凪「戦うのは忍王国じゃないの‼‼‼‼」

女帝「・・・疲れてるんじゃない?また明日ね」

ガチャ


凪「どうしよう・・・誰にも・・・伝わらない・・・」

コンッ‼‼‼‼


凪「・・・?」




女帝「・・・確かにちゃんと娘は帰って来たわね・・・でもまだあなたの話には信憑性が足りないわ」

?「そうか?・・・とにかく俺の要求は忍王国と戦争をしない事、それだけだ」

女帝「凪もそう言ってたわね・・・」

?「あんたに出来るのはそれくらいだ、後は俺達が何とかする」

女帝「じゃあ・・・あの宅配も作戦の内だと言うの?・・・食料を一杯送っちゃったけど・・・」

?「確率は低いがな・・・俺の仲間の誰かがいれば・・・何とかなるだろ」





リンクル「お・・・オーブじゃないか・・・久しぶりだな」

オーブ「おかげ様で怪我の方は完治しましたよ・・・あなた宛てに女帝から贈り物ですよ、俺は部屋に戻ってますんで」

リンクル「女帝から?・・・・・・ガーブ、お前はオーブと一緒に居てくれ」

ガーブ「御意」




ガチャ


リンクル「さて・・・酒か?食い物か?」

閃光


リンクル「ぐ・・・何だ・・・」

瞬身ナックル‼‼‼‼


リンクル「う‼‼」

閃光丸‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


リンクル「ハァ・・・何なんだ一体・・・」

ハル「・・・ショー‼‼‼‼‼」

章吾「そのショーっての辞めて貰っていいか?」

ハル「いいからさっさとそいつをやっちゃって‼‼‼‼」

リンクル「閃光の崎本章吾・・・」

章吾「よおリンクル・・・」

ズガンッ‼‼‼‼


ハル「あ・・・手錠が・・・」

リュウ「フー・・・久しぶりだな章吾、ハル・・・」


章吾「リュウ・・・お前ハルと一緒に凪を探して忍王国側に行って来い、こいつは俺が何とかする」

リュウ「行けんのか?・・・だってお前・・・」

章吾「半年間ただここを目指してたと思うなよ・・・任せとけ」

リンクル「随分余裕じゃないか・・・不意打ちを当てただけでいい気になるな‼‼‼」

ハル「いいのリュウ‼‼‼」

リュウ「あいつが大丈夫だって言ってんだ、俺らには俺らに出来る事をやるべきだ」

リンクル「・・・ガーブ‼‼‼オーブ‼‼‼・・・お前らが崎本章吾を始末しろ‼‼‼」

オーブ「ん・・・久しぶりだな閃光・・・」

ガーブ「御意」

神風豪翔の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


章吾「お・・・」

シン「章吾‼‼‼さっきそこで凪をリュウ達に渡して来た」


章吾「了解した・・・お前大将二人片付けられるか?」

シン「ああ、今外にぶっ飛ばしたから追って来る」

リンクル「ち・・・いくらなんでも・・・やり過ぎだ・・・閃光海賊団」

章吾「俺はまだお前を殴り足りねえ‼‼‼・・・今まで凪がどんな思いで航海して来たか・・・」

リンクル「王女が今さらどうしようと関係無いぞ・・・戦争は止まらない・・・今連絡があった、忍王国も到着したようだ」

章吾「お前には・・・きっちりケジメ付けて貰うからな」

リンクル「大体お前に何の関係があるんだ・・・その王女1人切り捨てればお前らは俺と戦わなくてよかったんだぞ」

章吾「ふざけんな・・・あいつは仲間だ‼‼仲間の頼み一つ聞けない船長が何処に居る‼‼‼‼‼‼‼」

リンクル「まあ確かにそもそもお前のまいた種だしな・・・」

章吾「あいつの為だけじゃ無い・・・自分で起こした戦争は自分でケジメ付けないとな」

リンクル「ふむ・・・さすがあの人の息子だ・・・敬意を持って俺の手で片付けてやる」

章吾「やってみろ」






ハル「とりあえずどうするの?」

凪「まず忍王国に止まって貰いたいんです・・・エイルには私から言っても誰かに何か吹き込まれたと思われるんだけなんで・・・」

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


リュウ「‼‼‼」

凪「何ですか今の‼‼?」

ハル「リュウ・・・どうしたの?」

リュウ「あのターバンはシンか・・・シンと一緒に出てきたのは侍国で会った大将だな」

リュウ「更にもう一人政府の服着た奴を見た・・・シン1人じゃきついだろうし俺が行って来る」

ハル「ちょっと‼‼こっちどうすんの‼‼?」

リュウ「どの道海賊が国同士の話し合いに口出せないだろ、お前も忍王国側に着いたら外で待てよ」

ハル「分かった」




凪「ごめんなさい・・・何か嫌な思いをさせちゃって・・・」

ハル「いい?・・・このまま戦争が起これば少なくとも章吾は責任を感じる事になる・・・あいつは下手すると自殺とかあり得る」

ハル「とにかく私達船員は船長の事を守る為にこの戦争を止める・・・その為の手段としてあんたを確実に忍王国側に送る」

凪「はい‼頑張ります‼‼‼‼‼‼‼」

ハル「大体無法者が嫌な思いしようがあんたは気にしないの‼‼‼」





政府敷地外


オーブ「お前あの時閃光と疾風と三人で組んで俺に勝ったんだぞ?」

シン「だから今お前に勝てないと言いたいか?」

ガーブ「ん・・・久しぶりかな?リュウ君」

リュウ「よおシン、結局俺も戻って来たよ」

シン「ハルに凪を渡したのか・・・両方俺がやっても良かったのに」

ガーブ「強がり言うな、大将二人が相手で勝てると思うな」








エイル王国東の海岸


役人「お待ち願おうか」

ハル「あんたはリンクルのしたにいる役人ね」

役人「素直に着いて来れば何もしないんだが・・・」

ハル「ふざけないで‼・・・凪、先に行きな」

凪「いいんですか・・・」

ハル「さっさと行って‼‼」

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最終更新:2012年11月13日 15:54
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