章吾「空気の流れを変えて致命傷を避けたんだな・・・さすがは元
祭海陣」
リンクル「ハァ・・・ビビッたよ・・・まさにあの人と戦ってる気分だ・・・」
章吾「まあ・・・俺はお前に勝つ、それだけだ」
閃光瞬身
リンクル「何度も何度も同じ手が通用すると思うなよ」
空流変換‼‼
章吾「空流なんてシンの方がよっぽど上手に操れるぞ」
瞬身
リンクル「どうだかな‼‼‼」
空流拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼
原型・・・
章吾「そういや・・・触れちゃまずいんだった」
瞬身
リンクル「逃がすか‼‼‼」
気圧迫‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「な・・・」
空吸引‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「ま・・・ず・・・い・・・」
リンクル「これくらいじゃ俺は満足しねえぞ・・・俺の計画をここまで邪魔してくれたんだからな」
ゴリッ‼‼‼
章吾「ぐ・・・」
女帝「やめな‼‼‼‼」
リンクル「・・・今さら何の口出しだ女帝・・・」
女帝「あんたの狙いは・・・三大武具でしょ」
リンクル「当然だ・・・三大秘宝と呼ばれる雷獣牙イヤリング、MORALバングル、スカルリングの暴走を抑える為に作られた三つの武器」
リンクル「それを俺に差し出して貰う為にお前は生かしておいた・・・この国にその三つの内一つがあるのは調査済みだ」
女帝「なら・・・忍国王が別の一つを継承しているのも?」
リンクル「当然調査済みだ・・・だが今何の用だ?、まさか代わりに娘を生かしてくれなんて言わねえよな?」
女帝「く・・・」
リンクル「まあ考えは分かる・・・唯一の希望だった閃光は今ここで落ち・・・唯一交渉に使えるのはそれくらいだもんな」
リンクル「そして俺は今お前に命令する・・・三大武具の一つ、「超帝ガン」の置き場へ案内しろ」
女帝「・・・もし案内すれば・・・」
リンクル「舐めた事言うなよ女帝・・・俺は交渉してるんじゃない、命令してるんだ」
女帝「・・・・・・くそ・・・分かった」
リンクル「さすがは女帝、理解が早い・・・だがその前にこの男をきちんと消しておかないとな」
ウオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォ
リンクル「しまった・・・俺とした事が・・・戦争が始まっちまうな」
女帝「あんた・・・まだ戦争でやる事が・・・」
リンクル「・・・まあこれだけやれば充分だろう・・・これから俺はお前に超帝ガンを受け取ったら忍側に行って同じ事をしないといけない」
リンクル「確かに戦争を起こしたのは俺だが戦争が本格化する前じゃないと国王に接触するのに余計な労力がいるしな」
リンクル「エイルが俺によってメチャクチャになってる事を忍側が知ったら余計警戒が強くなる」
女帝「・・・く・・・私が馬鹿だった・・・もっと早くあの子の事を聞いてれば・・・」
リンクル「お前は何も悪くないぞ・・・いや、お前どころか戦争をやっている連中は誰も悪くない」
リンクル「お前らはただ国を守ろうとしただけだ・・・だからこそ簡単に騙せたんだがな」
凪「あ・・・章吾さん‼‼‼‼‼」
章吾「う・・・な・・・凪か」
凪「どうしたんですか‼‼‼‼何でここに・・・何で・・・」
章吾「よく・・・聞け・・・お前の親が連れて行かれた・・・この・・ままじゃ・・・戦争は過熱する一方だ‼‼‼‼」
凪「私・・・どうしたら・・・」
シン「そりゃお前が止めるしかない・・・お前以外に誰が戦争を止められるんだ」
章吾「シン‼‼‼」
凪「そう・・・ですよね・・・でも・・・どうやって・・・」
シン「本当はお前の怪我も診てやりたいが時間が無い・・・とにかくエイル側はお前が何とかしろ」
道流「何だよ章吾・・・みっともねえ」
シン「テメェも来てたか・・・リュウとハルは?」
道流「リュウとさっきまで一緒に居て戦場に向かった、ハルと合流したと連絡が来てる」
章吾「そ・・うか・・・」
シン「とりあえず、立てるか章吾」
章吾「ったり前だ・・・肉体にダメージは無い・・・酸素さえあれば大丈夫だ」
凪「みな・・・さん・・・無事で・・・」
道流「そういうお前も随分辛そうだな・・・やれるのか」
凪「勿論です‼‼‼」
シン「じゃあ凪、お前はエイル王宮へ行って軍勢を止めてくれ、俺が忍側へ行く・・・一応出身だしな」
道流「章吾、お前は0をやれ・・・俺も途中まで同行するが俺は女帝を王宮へお連れする・・・何なら手伝うか?」
章吾「結構だ・・・もう負けねえ」
シン「大丈夫なのかよ・・・お前既に二回やられてんじゃねえのか?」
章吾「任せろ・・・みんながここまで戦ってるんだ・・・凪だってこんなになるまで戦ってる・・・」
章吾「俺は一度たりとも負けちゃいけねえのに・・・すまなかったな」
道流「問題ねえよ・・・次勝てばまだ何とかなる・・・」
章吾「偉そうに言える立場じゃねえんだが・・・まあ・・・各々全力を尽くせ‼‼‼‼‼」
忍王国側
国王「・・・緑川・・・シン?」
シン「久しぶりだな国王・・・」
国王「なぜ貴様が・・・そうか、面会を申し込んできたのはお前だったのか」
シン「違うな・・・それは俺の仲間のヘボ侍だ、まあとにかくだ・・・この戦争は仕組まれてる、最後に笑うのはある男だけだ‼‼‼」
国王「神忍を名乗り我が国の恥となった上にこの私に意見するとは・・・相変わらずのイカれ具合だな」
シン「うるせぇ‼‼‼‼とにかく軍隊を止めろ‼‼‼向こうにも同じ事を俺の仲間が話してる、さっさとしろ‼‼‼」
国王「出来る訳なかろう‼‼‼ここで引き下がっては我が国の恥だ‼‼‼‼」
エイル王宮
凪「ハァ・・・ハァ・・・お久しぶりです・・・皆さん・・・」
?「・・・凪様・・・凪様‼‼‼‼御無事で‼‼‼‼‼」
凪「護衛部隊団長・・・カブト・・・頼みがあるんです」
カブト「何でございましょうか・・・」
凪「軍隊を止めて‼‼‼‼このまま戦争を続けたら結局得するのはリンクルだけなの‼‼‼‼」
カブト「リンクル・・・まさか元祭海陣のですか・・・なぜその様になるのか・・・」
凪「いいから止めて‼‼‼‼」
ズガン‼‼‼‼‼
カブト「凪様‼‼‼‼‼くそ、どこから‼‼‼‼‼」
部下「忍国からです‼‼‼」
凪(・・・向こうに残ってた・・・リンクルの部下が撃って来たのか)
カブト「申し訳ございません凪様・・・先ほど別件で外された国王より国をきちんと守る様に言われています」
凪「だ・・・だ・・・め・・・」
カブト「凪様の言う事が本当だとしても今この国を見捨てるわけには参りません・・・私も出陣致します」
凪「もう・・・やめ・・・て・・・」
ボゴッ‼‼‼‼‼
凪「う・・・」
リンクル「やっと見つけたぜ・・・王女様」
凪「リンクル・・・どうして・・・ここに・・・」
リンクル「貴様の母からこんな物をもらった・・・お前は知ってるのか?」
凪「それって・・・エイルの・・・国宝?」
リンクル「知っていたか、まあどっちでもいい・・・貴様の母はいずれ死ぬ・・・お前にも同じ道を辿って貰うぞ」
凪「あなた・・・いい加減にして下さい‼‼‼」
リンクル「そんな下品な事を言わないでくれ王女様・・・あの地下は5分後に堕ちる、それに潰されて貰う」
凪「そんな事させない・・・今からそこへ・・・」
リンクル「行かせる訳が無かろう」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
カブト「貴様・・・一国の王女に・・・何をしている‼‼‼‼」
凪「カ・・・カブト‼‼‼‼」
カブト「凪様・・・申し訳ございませんでした・・・あなたの言葉を疑い・・・」
凪「あなた・・・どうしてここに・・・」
カブト「戦場に巨大な壁が出現し・・・破壊しようと考えたのですが大量の火薬が必要で・・・取りに帰った所です」
リンクル「カブト・・・まさか柔剣カブトか‼?」
カブト「間違い無い」
凪「柔・・剣?」
リンクル「数年前西の海を制す直前まで行った剣豪海賊団の副船長だ、解散し船長の松本剛は東へ行き死んだんだったな」
カブト「俺はその後、元々縁のあったこの国の為に命を捧げてる・・・海賊だった俺を受け入れてくれた女帝は大恩人なんだよ」
カブト「凪様はそのお嬢さんだ・・・俺は命に代えてこの方をお護りする‼」
リンクル「そういうのを馬鹿ってんだよ・・・ただ迎えてくれただけの事に大層な恩を感じちまうから死ぬ事になるんだ」
カブト「勘違いをしている様だ・・・俺は時間稼ぎをしようとは思って無いぞ」
エイル王宮地下
道流「何だここ・・・どんどん崩れて行くぞ‼?」
章吾「ベタだとすれば女帝はここにいる、俺は外へ出てリンクルを探すぞ」
道流「だな、了解した」
女帝「あ・・・あんた・・・」
道流「ちょっと伏せて手を上げてくれ」
女帝「え?・・・ああ」
ズバッ
女帝「斬った・・・凄いものだな」
道流「足も出してくれ」
ズバッ‼‼‼
女帝「出血大丈夫か・・・」
道流「大丈夫だ・・・凪が上手い事やってりゃいいがそうとも限らない・・・あんたの力が必要だ、来てくれ」
女帝「あぁ・・・肩を貸すぞ」
道流「俺はいい・・・今から俺は戦線に行って時間稼ぎをする」
女帝「分かった、任せな」
戦線
超巨大土将埋壁‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ハル「追いつかないよ・・・どうすんの‼‼‼?」
立煙弾‼‼‼‼‼‼‼‼‼
リュウ「・・・どうするもこうするもこれが最善の策だって言ったのはお前だろうが‼‼」
ハル「それはそうだけど・・・」
道流「よお・・・上手い事行ってるか?」
ハル「行って無いから困ってるの・・・もうこの壁崩されるのは時間の問題よ‼‼‼」
道流「ったくあのカス忍使えねえなぁ・・・俺も手を貸す、この壁だけは壊しちゃならねえ‼‼‼」
ハル「大丈夫なの?・・・立っているだけでもしんどそうじゃん」
道流「今そんな事行ってる場合じゃねえだろ?・・・リュウは?」
ハル「壁の上から援護してる、通信は繋がってるよ」
リュウ「道流・・・お前どうするつもりだ」
道流「目くらましはお前がやれば充分だ・・・俺は「武器を」斬って来る」
リュウ「成程な」
王宮
ドンッ‼‼‼‼‼‼‼
凪「カ・・・カブト・・・」
カブト「まだ・・・負けては・・・いない」
リンクル「まだやるか・・・いい加減諦めろ」
凪「もういいよ・・・カブト・・・」
カブト「いい事などありません‼‼‼私がやらずして誰が・・・」
凪「章吾さん・・・」
章吾「あんたは軍の人間だな・・・なら今すぐ戦場へ行き兵を止めろ・・・あんたの居場所はここじゃない‼‼」
カブト「貴様は・・・閃光‼‼‼‼‼」
リンクル「まだ俺に挑むか・・・何度やれば気が済む・・・」
章吾「お前に勝つまで俺は諦めねえよ」
凪「章吾さん・・・私は・・・」
章吾「お前の考えられる最高の策を実行しろ、俺は頭悪いしこの国の事も良く分からないからな」
カブト「貴殿に全てを任せていいのか・・・?」
章吾「ああ、任せろ」
リンクル「そう簡単に行かせると思うな‼‼‼」
拳
閃光瞬身ショット‼‼‼‼‼‼‼‼‼
リンクル「もう一度だけ聞くぞ・・・何度同じ事をすれば気が済む」
章吾「俺ももう一度だけ言うぞ・・・お前に勝つまでだ‼‼‼‼」
最終更新:2012年11月20日 07:49