エイル王宮東側の廊下
女帝「あ・・・カブト‼‼」
カブト「国王‼戻っておられましたか‼‼‼‼」
凪「う・・・」
女帝「凪・・・どうしたの?」
カブト「面目無い・・・私が気付くのが遅く・・・リンクルに・・・」
女帝「今は?」
カブト「閃光が戦っています・・・本当は護衛団長の私がやらねばならないのですが・・・不覚にも敗北してしまい・・・」
女帝「今私達に出来るのは戦争を止める事よ、リンクルを倒すのは彼に任せましょう」
カブト「かしこまりました・・・ただどうしましょう・・・戦争は始まってしまいました」
カブト「今は突如出現した壁によって戦闘にはなっていませんがその上を弾が飛んでいる状況です」
女帝「つまり壁に登ったりしたら即死だし・・・ここから言ったら向こうから弾が飛んで来るだけでまずい・・・」
凪「シン・・・さんが・・・忍王国を・・・説得してる筈です」
カブト「でしたら向こうから弾がやむまで待ちますか?」
女帝「それじゃそのシンって人も交渉し辛いでしょ・・・こちらから大砲を止めなさい」
カブト「はい、かしこまりました」
部下「カブト隊長‼‼こんな所で何を・・・」
カブト「何だ?」
部下「巨大壁の上に人が2人、頭にターバン、グローブなどを付けている忍と銃を持っている為銃使い思われます、どうしますか?」
カブト「撃つな‼‼いいか、他の全部隊にも伝えろ‼‼大砲を一発たりとも撃つなとな」
数分前、戦線
道流「ん・・・お前今まで何してたんだよ‼‼止まってねえじゃねえか‼‼‼」
シン「今から第二の作戦を実行する、リュウはどこだ?」
ハル「リュウなら上よ、通信なら繋げるけど?」
シン「頼む」
リュウ「ん?何だシン」
シン「鎖の弾あったよな、それを下に投げて俺を引き上げてくれ」
道流「お前上にあがってどうする気だ‼‼‼大砲に狙い撃ちされるぞ‼‼」
シン「当たるかそんなもん・・・とにかくそこから俺がみんなに話をする」
ハル「あんたあの国で囚人だったのにそんな事して意味あるの‼‼?」
シン「俺が捕まったのは本来機密情報の塊である国内部の調査をしちまったからだ」
シン「そもそも俺は先代国王の息子だからな、まあ今の国王とは何の縁も無いがな、とにかく上へ行かせてくれ」
リュウ「この壁は100mあるんだ、俺の鎖は2本繋げても50mも無いぞ、そこまで飛べるのかよ‼‼?」
シン「俺の風で飛べるのはせいぜい10mだな・・・おいヘボ侍、飛ばせ」
道流「50mくらいなら飛ばせない事も無いけど・・・俺が飛ばすのは斬撃だぞ、人間を飛ばした事はねえよ」
シン「何だよ、ビビってんのか?」
道流「心配してやっただけだよ馬鹿」
飛・乱斬‼‼‼‼‼‼‼‼‼
シン「サンキュー」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ハル「斬撃に乗ってる・・・」
シン「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ‼‼‼‼」
ガシッ‼‼‼‼
リュウ「そーーーーれっと‼‼‼‼」
シン「ありがとう・・・もし俺に銃弾が飛んで来たら撃ち落としてくれ」
リュウ「任しとけ」
シン「聞け‼‼‼‼‼‼‼‼‼忍王国軍‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
忍戦闘隊長「全隊砲撃やめ‼‼‼」
忍兵「なぜです‼‼今砲撃をやめれば・・・」
シン「この戦争は仕組まれている‼‼‼その事を調査して数年前俺は軍に捕まったんだ‼‼‼」
忍戦闘隊長「そんな事は関係無い‼‼‼国王がエイルを滅ぼせと言っている以上我らはそれに準ずる‼‼‼」
シン「テメェらはそれでいいのか‼‼‼ここで戦闘を行っている全員が仕組まれていると気付いているんじゃないか‼‼‼?」
シン「なぜ追求しねえんだ‼‼‼なぜ仕組まれてると知ってるのに戦う‼‼‼‼‼‼」
忍戦闘隊長「王がそれを望んでいるからだ‼‼‼それが忍の掟だと言うのはあなたも知っているだろう‼‼‼‼‼‼」
シン「お前らは間違ってる・・・確かに王の言う事は絶対だし任務に失敗するってのは死を意味する」
シン「ただ言われた事をやるだけならロボットでも出来る・・・ただ俺達忍は生きている‼‼‼‼」
シン「間違っている事は間違ってるって言って否定できるだろうが‼‼‼‼それが出来なくなっちまえば俺らはただの機械だ」
シン「これ以上お前らが間違った事を王の言いなりでやってみろ‼‼俺が1人残らず消してやるからな‼‼‼‼‼‼‼‼」
忍兵「もう・・・やめましょう隊長・・・あの方の言う通りですよ」
忍戦闘隊長「・・・こ・・・国王様‼‼‼」
忍国王「シン、大きくなったな」
シン「人をガキ扱いしやがって・・・」
忍国王「向こう側が止まらなければ私達も止まらんぞ」
シン「その点は俺の仲間がちゃんと動いてる・・・大体止まらなくてもお前らは撤退すればいいだろ?」
忍国王「フフフ・・・どうするかな・・・」
王宮内
リンクル「フフフ・・・また俺の勝ちか?」
章吾「ハァ・・・うっせぇ・・・まだ終わってねえ」
閃光瞬身
光陰覇槍拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
空流操作
章吾「そんなもん効くか‼‼‼‼‼‼」
原型・閃光丸‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
リンクル「こちらの台詞だ、そんな苦し紛れの攻撃なんか食らう筈も無い・・・」
グッ
リンクル「ん‼‼‼‼?」
ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「ハァ・・・ハァ・・・油断したな・・・瞬身を一回挟んだんだ」
リンクル「ぐ・・・不覚だ・・・もう一瞬の遊びもいらん」
空流拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
光陰覇槍拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「・・・あいつはな・・・今の今までお前の事だけ考えて来たんだ・・・」
リンクル「・・・?」
章吾「あいつは戦争を止めたかったのも勿論なんだがな・・・お前を一度でいいからぶん殴りたかったんだと思う」
リンクル「残念ながらあいつからは何もされて無いぞ」
章吾「そうだな・・・だから俺があいつの分まで・・・お前をぶっ飛ばすんだ‼‼‼‼」
瞬身
リンクル「やってみろ」
空流操作
章吾「‼‼‼」
空吸引拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「ぐ・・・」
ドサ
リンクル「‼‼‼‼」
章吾「ハァ・・・ハァ・・・」
リンクル「今のを・・・食らってまだ・・・」
章吾「ハァ・・・俺は・・・もう・・・負けられねえ‼‼‼‼‼‼」
閃光丸‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
リンクル「ぐ・・・」
閃光瞬身ナックル‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
リンクル「が・・・」
瞬身ショット‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
光陰覇槍拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
リンクル(このガキの・・・何処にこんな力が残っているんだ・・・)
章吾「俺は・・・中将マサトの息子・・・
崎本章吾だ‼‼‼‼」
ツイン・原型・閃光丸‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
エイル側、戦線
女帝「武器を捨てなさい‼‼‼」
エイル兵「国王様・・・なぜ・・・」
女帝「この戦いはある男によって仕込まれている‼このまま戦えば笑うのはその男ただ一人だ‼‼‼‼」
ズガン‼‼‼‼‼‼‼‼
エイル兵「国王様‼‼‼‼‼‼」
カブト「忍王国側からの・・・砲弾だ・・・国王様‼‼‼‼‼」
女帝「戦っては・・・ダメ・・・今のも・・・きっと政府の奴よ・・・」
カブト「国王様‼‼‼‼‼‼・・・これでは・・・止まらない・・・」
女帝「早く・・・止めに・・・行って・・・私は・・・もうこの程度の声しか出ないけど・・・」
カブト「・・・しかし・・・国王の手当の方が・・・」
女帝「違うでしょ・・・・・・私がいなくても・・・兵さえいれば・・・・・・いつでも国は再生する・・・でしょ・・・」
カブト「‼‼‼‼‼・・・凪様・・・」
凪「これ以上・・・無駄に血を流さないで下さい‼‼‼‼‼」
凪「これ以上・・・無駄に戦わないで下さい‼‼‼‼‼」
エイル兵「凪・・・様・・・」
凪「私を撃ちたいならどうぞ、そうして下さい・・・リンクルの部下のみなさん‼‼‼‼」
エイル兵「リンクル・・・確か引退したコードネーム0・・・」
凪「お願いです・・・みなさん・・・向こうの兵も収まります・・・今すぐ武器を捨てて撤退して下さい・・・」
最終更新:2012年11月20日 16:45