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254話「別れ」

凪の病室


シン「ったく・・・お前も無茶するぜ」

凪「・・・すいません・・・」

シン「顔真っ赤だぞ?何かあの女に言われたか?」

凪「いや・・・ちょっと恥ずかしかっただけです・・・」

シン「悪いけどあいつらと違って俺こういう空気苦手なんだよね・・・」

凪「こういう状況が得意な人もいないと思いますけど・・・」

シン「まあそうだなぁ・・・またでかくなってさ、会った時には酒の飲み方でも教えてやるよ」

凪「はい♪」





元戦線


エイル部下「ちょっと‼困りますよ‼‼」

忍部下「ただ今国王同士が会談中でですね・・・えっと・・・」

女帝「何?騒がしいんだけど」

忍国王「・・・あんたは・・・」

ウルフ「また会ったな閃光」


章吾「やっべ・・・政府かよ」

女帝「リンクル、ガーブ、オーブは?」

ウルフ「部下共が処理してる・・・しかしえらい事をしでかしたな閃光海賊団」

忍国王「で・・・何か用か?」

ウルフ「折り入って相談だ・・・コードネーム1から言われているんだが、この件内密にお願い出来ないだろうか?」

女帝「ふざけるな‼‼‼政府に都合の悪い事は抹消したいと言いたいのか‼‼?」

忍国王「こちらも同意見だ、その事は全世界に事実として公表すべきだ」

章吾「いいんじゃねえの?・・・だってあんたらの国の名も世界に売れちまうんだぜ?」

女帝「まあ・・・それはそうだけど・・・」

章吾「こう世界に伝えろよ、リンクルが閃光海賊団によって潰されたとな」

忍国王「それではまるで君達が好きで潰したみたいじゃないか・・・余りにも申し訳ない」

章吾「いいんだよ・・・俺らにとって名が売れるってのはいい事だからさ♪」

ウルフ「お二人・・・それで構いませんか?」

女帝「・・・まあ閃光がそういうなら」

忍国王「そうだな・・・そう処理してくれ」

章吾「あ・・・来ちゃったか・・・」

エイル医師「困ります閃光殿‼‼まだ肺の治療の途中ですよ‼‼手術中1分席を外していただけでどうしてこうなるのか・・・」

章吾「あー悪い悪い・・・」







凪の部屋


道流「おっす‼‼」

凪「どうも♪」

道流「お前ホントに無茶しでかすよな・・・」

凪「さっきシンさんにも言われました・・・」

道流「ん・・・まあそういう性格の奴は剣士に向いてんだよ、今度会ったらゆっくり教えてやる」

凪「あ、どうも・・・」

道流「正直俺がこの一味に入った時は既にお前はいたからな・・・お前が降りるってのはどうも実感が無い訳よ」

凪「そういえばそうでしたね・・・」

道流「俺はお前がいてくれてよかったぜ・・・何しろ酒飲めないのが俺だけじゃ無かったしな♪」

凪「・・・はぁ・・・」






数時間後


女帝「凪・・・ありがとう、今回の件」

凪「うん・・・」

ギュッ


女帝「辛かったでしょ・・・私の前では弱音吐いていいのよ」

凪「私の為にあの人たちは戦ってくれてたのに私は何もできなくて・・・」

女帝「でも・・・あなたが動こうとしたからあの人たちも動いてくれたんだと思うよ」

凪「だけど私は・・・一度もリンクルに負けるとなんて思って無いよ・・・あの人たちがいる限り・・・負ける事は無いと思ってたから」

女帝「ふぅん・・・変わった海賊ね」

凪「面白い人たちなの・・・全員言いたい事があるだろうからって別々に部屋に入って来たのにみんな結局同じ事を言ったの」

女帝「・・・何?」

凪「諦めないで努力すれば・・・絶対に成功する・・・自分で出来なくても誰か助けてくれるって」

凪「それを今回お前は身を持って知っただろって言われたの」

女帝「へぇ・・・本当に変わった海賊さんなのね・・・彼らは病室?」

凪「ううん、海だよ・・・海賊だもん」

女帝「え・・・もう出たの‼‼?」

凪「お母さんが会談してる時にね・・・章吾さんは後から来たけどさ」






1時間前、エイル王国南の海岸


凪「・・・お願いします」

エイル部下「まずいですよ‼送るのは構いませんけど・・・凪様の体は立てるまでは回復してませんよ」

凪「じゃあ・・・車椅子でいいですか?」

エイル部下「・・・かしこまりました」






シン「無理してお前来なくても良かったんだぜ?」

凪「いや・・・そういう訳には・・・」

道流「おいテメェ‼‼サボるな‼・・・さっさと荷物を積め‼‼‼‼」

ハル「船ありがとね、凪」

凪「いや・・・それくらいしか私達には出来ませんから」

リュウ「超帝ガン・・・この二丁の銃には不思議な力を感じるな」

シン「猛忍炎グローブ・・・忍王国の国宝をまさかくれるとは・・・」

章吾「おいお前ら‼‼‼政府の船だ‼‼‼」

ハル「え‼‼?うっそ‼‼‼?」

凪「みんな‼‼‼‼‼‼」

シン「・・・おいお前ら聞け‼‼‼」

リュウ「・・・何だ?」

道流「手短に頼むぞ」

ハル「最後なんだしさ、ちょっと待とうよ」

章吾「それで捕まっちゃ仕方無いだろ・・・いいぞ凪」

凪「私ここに残ります・・・でも・・・私はみんなの仲間だって・・・思ってても良いですか‼?」

バサッ‼‼‼


凪「何・・・これ」

章吾「俺たちの海賊旗だ」

シン「ダメって言ってもお前は仲間だって言い張るだろ?」

ハル「いいに決まってんじゃん・・・」

道流「いつでも船に戻ってくれていいんだぞ」

リュウ「その旗持って頑張れよ♪」

章吾「お前はここで船を降りる・・・俺達にはそんなの関係ねえんだよ、お前は俺のクルーだからよ」

凪「みんな・・・ありがとう‼‼‼」

シン「さて、船を出そう、政府の船に俺らの関係を知られたらお前まずいだろ」

凪「はい・・・じゃあみんな元気でね‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

章吾「おう‼‼‼‼出航するぞ‼‼‼‼‼」







女帝「ずるいじゃない・・・私達だって数え切れないくらい感謝の言葉を言いたかったのに・・・」

凪「ごめん、でも私にとってみんなは特別な存在だから・・・」

女帝「そう・・・あなたはこの航海で随分大きくなったみたいね」

凪「もう私も中学生だし当たり前じゃん♪」






エイルからかなり離れた海域


章吾「おい・・・おい‼‼‼いつまで寂しがってんだよ‼‼‼‼いい加減切り替えろ‼」

ハル「あんたには感情ってのが無いわけ‼‼‼‼‼?」

リュウ「まったくだ、おかげでさっきの海戦でもボロッボロだしさ」

ガタッ


道流「あー・・・ったく、この船を直せるのは俺しかいねえのか」

シン「テメェの相手は木で充分だろヘボ侍」

道流「カッチーン・・・俺は今切れちまったぞ、謝るうなら今のうちだクソ忍‼‼‼‼」

リュウ「黙ってろお前ら‼‼‼‼」

章吾「シン・・・お前メガネなんかしてたか?」

シン「かけてみるか?」

リュウ「え・・・何も見えねえ‼‼‼‼?」

道流「ん?・・・変態か?」

シン「違うわ‼‼‼‼気を洗練する為に一回視界を遮ってるんだ」

リュウ「すげぇな・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


章吾「何だ‼‼‼?」

海賊「閃光海賊団‼‼‼勝負だ‼‼‼‼‼‼」


ハル「もう・・・また海戦‼‼‼?」






世界政府


1「全く・・・数ヶ月前にシューティング海賊団を始末したばかりだと言うのに・・・また物凄い海賊団だな」

2「何や?」

1「閃光海賊団という奴らがリンクルを落とした」

3「んな馬鹿な‼‼‼リンクルが・・・やられた?」

2「その中でも特に崎本章吾、緑川シン、日向道流の三人が飛びぬけているな・・・何をしたんだ?」

1「緑川はガーブ大将を、日向はオーブ大将を、崎本がリンクル元祭海陣を潰した」

3「緑川の方が日向より高いのは何でや?・・・ガーブは戦略家やぞ」

1「リンクルの部下を半年間で1万人以上殺した男だ・・・それも加算されている」

2「んで・・・残りの二人は?」

1「エリック・リュウは俺の息子だ、風野ハルと共に忍、エイル軍を30分以上食い止めたんだ」

3「そりゃ凄いな・・・またとんでもないのが出てきた」

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最終更新:2012年11月22日 15:35
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