ドドドドドドドドドド
道流「おいテメェら‼‼穴塞ぐの追いつかねえよ‼ちゃんと守れ‼‼」
シン「黙って塞げ‼‼あいつら二隻同時に槍を撃って来やがるから難しいんだよ」
章吾「一度に防げるのは一隻分が限界だ」
リュウ「また来たぞ‼‼」
瞬身ショット‼‼
土将埋壁‼‼
斬風拳‼‼
裂火衝波砲‼‼
章吾「はぁ・・・白兵で来やがれ‼陸上じゃボコボコにしてやるってのに‼‼」
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
シン「言ってる場合か‼‼次来たぞ‼‼」
一時間後
シン「ハァ・・・ハァ・・・向こうは・・・撤退したか」
道流「木材足りねえよ・・・このままじゃいつ沈没するか分かんねえぞ」
ハル「丁度いい、この先に島があるわ・・・」
リュウ「そこまで持つのか?」
章吾「とにかく・・・そこへ・・・行くしかねえな」
エイル王国より南に数十km、ここはケイン島
章吾「着いた・・・だいぶ体力も戻って来たぜ」
シン「大体エイルを出てからまだ怪我が治ってねえのに戦闘し過ぎだ・・・お前らマジで死ぬぞ」
ザッ‼‼
道流「何だ・・・このガラの悪い連中は・・・」
?「海賊とお見受けしますが・・・何用で?」
リュウ「船の修理をしたいんだけどさ・・・木材足りなくて・・・売ってくれねえか?」
ハル「あなた達は?」
?「マフィア「カーゴイル」の
新田咲希と申します、よろしく」
シン「咲希・・・なぁ道流・・・」
道流「テメェ・・・「お前と同じで女っぽい名前だな」とか言いてえのか‼‼‼」
シン「まだ何も言ってねえだろうが‼‼‼‼」
咲希「ちょっと‼何勝手に言ってんすかあんたら‼‼」
章吾「何度も言うが木材を売って欲しい・・・」
咲希「・・・どうします?」
部下「どうしますと言われても・・・あなたがボスなんですよ・・・我々はあなたに従います」
咲希「んー・・・分かりました、アジトまで案内しましょう」
部下「よろしいのですか・・・海賊ですよ」
咲希「危険を感じません・・・きっと大丈夫でしょう」
部下「分かりました」
シン「マフィアってのも大した事ねえな・・・ボスがこんな可愛い子だもんな」
部下「あぁ?舐めてんのかコラ‼‼‼‼」
道流「やんのかテメェら‼‼‼」
咲希「むやみに海賊を相手にしないで下さいよ皆さん‼‼‼」
部下「・・・失敬」
章吾「お前らまるでヤクザだよ・・・ちょっと黙れ」
シン「悪かった」
咲希「で・・・あの・・・僕も男なんで可愛いとかやめて頂けます‼‼?」
ハル「あぁ、悪かった悪かった・・・でさ、何度も言うけど木材をね・・・」
リュウ「しっかしマフィアってもっと黒い連中かと思ったが・・・意外にいける口だな」
部下「海賊とは輩だと思っていた・・・良い海賊と言うのもいるんだな」
章吾「お前は何でこの昼間から飲んでんだよ‼‼」
シン「いやーこれ美味いな・・・何だこれ?」
部下「この島特産のオーレン酢で浅漬けしたキュウリだ、そりゃもう高級品なんだぜ」
道流「お前が持ってるその刀・・・何か特殊な物か?」
咲希「俺は刀は使わないんですけどね・・・中学生にこの間なったんでみんなが刀一本くらい持っとけって言うんで・・・」
道流「覇気を感じる・・・まさかその代物は・・・」
ハル「黙れあんたら‼‼‼話が進まない‼‼‼‼‼‼」
ボゴボゴボゴボゴボゴッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「す・・・すまなかった・・・」
リュウ「悪ぃ・・・」
シン「俺らまだ怪我治ってねえんだぞ」
道流「ち・・・」
咲希「何で俺まで・・・」
ハル「とーにかく‼‼‼‼‼木材を売れって言ってんの‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
部下「貴様‼‼我らがボスに手を上げるとは・・・何事だ‼」
シン「ほお・・・分かり易くて良いじゃねえか」
道流「だな、目的がはっきりしたぜ」
リュウ「こいつらをやって木材とって逃げるしかないかな」
章吾「そうなっちゃうのか・・・まあ仕方ないな」
ハル「もう・・・エイルでの怪我も完治して無いんだからホドホドにね」
咲希「ちょっと皆さん‼‼勘弁して下さいよ‼‼」
部下「ボス‼‼これ以上我慢できません‼‼」
リュウ「下っ端共は俺がやろう、充分だ」
滅凍導魔砲‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
咲希「・・・うわ・・・すっげぇ・・・」
シン「さてガキ・・・お前もやるか?」
咲希「皆さんを傷付けた以上俺も黙っている訳にはいかない‼‼‼‼」
サンド・ストーム‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ハル「うわ‼何これ‼‼‼?」
章吾「ハル、この部屋から出とけ」
道流「リュウ、お前も出とけよ」
リュウ「分かったよ」
シン「砂嵐がやむぞ・・・」
ビッ‼‼‼‼‼‼
道流「動けねえ‼‼‼‼」
シン「これは・・・糸?」
サンドエッジ・フィールド‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
章吾「・・・切れるな・・・何でだ?」
咲希「あなた達の回りには目視困難の切れ味抜群な糸が張り巡らされてる・・・ターバンのあなた・・・よく糸だと分かりましたね」
シン「このメガネのおかげで俺は目以外の感覚器官が尖ったんでな・・・しかしあんたこれを砂嵐の中設置するとはやるじゃねえか」
章吾「この糸・・・って言っても見えねえけど炎も通じねえぞ」
咲希「そうですよ、「レッド・ダイヤモンド」という特殊な鉱物を削って作りました、触れている間は炎は使えない」
道流「太さは目視困難なクセに刀を当てれば太刀音がする・・・厄介だな」
シン「俺は無理だぜ、炎出なきゃやりようがねえ」
章吾「右に同じだ・・・炎封じられたら手の出し様が無い」
道流「頼りになるのは俺だけか・・・お前らそこで見てろよ・・・・・・聞こえる・・・この糸の鼓動が・・・」
月読之直時雨‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ガキキキキキキキキキキキ
章吾「少し広くなったな・・・」
咲希「この結界を抜けて来るのか・・・」
双等幻楼劉斬‼‼‼‼‼‼‼‼‼
シン「斬撃が分裂してる・・・」
咲希「見えた」
スッ・・・
道流「・・・すり抜けた‼‼‼?」
章吾「違うな・・・当たった部分を砂化してるんだ・・・ただおかしい・・・今のは炎を消費して無いぞ・・・」
咲希「それ‼‼‼‼」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
道流「初めて抜いたな・・・その刀」
ズドーーーーーーーン・・・ズドーーーーーーーーーーーーーーーーン
リュウ「おい‼‼‼どうした‼‼‼?」
シン「外じゃねえか?・・・おい、一旦休戦だ、外で何か音がしてるぞ」
咲希「ええ・・・糸回収します、それと皆さんを溶かして頂けます?」
リュウ「ああ、勿論だ」
ハル「あんた達怪我は?」
章吾「ねぇよ、とにかく外行くぞ」
アジト外
ハル「何・・・あれ・・・」
咲希「・・・・・・鳥?」
?「若‼‼‼大変です‼‼‼‼‼」
咲希「佐吉・・・どうしたんですか‼‼‼?」
佐吉「飛んで火を吐くトカゲみたいな怪物が5匹・・・町を襲っています‼‼‼」
ハル「あんたボスのくせにビビってんの?」
咲希「ビ・・・ビビってません‼‼‼‼‼」
ハル「私は怖いわよ‼‼‼‼でも・・・あれ」
道流「5匹?4で割れねえな」
シン「全員で1匹ずつで子ボスとハルに一匹狩って貰おう、タイムレースでもするか?」
リュウ「やめとけよ、俺の圧勝で終了だ」
章吾「お前らいつまで話してんだよ・・・さっさと戦わせろ」
咲希「な・・・何なんですかあの人たち・・・」
佐吉「若‼‼‼お願いしやす‼‼‼」
咲希「お・・・俺がやるんですか‼‼‼?」
佐吉「彼らにやらせては貸しを作る事になりますので、ここは一つカーゴイルの名の元に・・・若がお願いいたしやす」
咲希「わ・・・分かったよ・・・そうだよね・・・頑張る」
サンド・ストーム‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
シン「んだよ・・・俺らにやらせてくれれば簡単なのに・・・」
佐吉「あの方も痛いほど分かっておられる筈・・・部外者に貸しを作る事がどれほど危険な事なのかを・・・」
道流「・・・別に俺らは何もしねえぞ」
佐吉「そういうことではないんです・・・あの方は・・・二度と経験したくないのです・・・あんな悲劇を」
章吾「気になってたんだがあいつの砂の技・・・妙だよな」
佐吉「あの方は先代から代々受け継いでいる才能があるんです・・・戦闘形態になればあの人に攻撃は一切効きません」
リュウ「もう一つ聞くぞ・・・あいつの事を若って呼ぶ奴とボスって呼ぶ奴がいるよな・・・って事は・・・」
佐吉「・・・何か?」
シン「つまり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
30分後
咲希「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
道流「お前やるな・・・あの変な猛獣どもを海の外へ追っ払ったじゃねえか」
咲希「ええ・・・まあ・・・でも・・・遅かった・・・」
佐吉「町の被害は甚大です・・・若も・・・怪我を・・・」
咲希「爪でね・・・でもそれどころじゃ・・・」
シン「俺が治療してやるよ・・・さっきこの男にやわな質問しちまったからな」
咲希「・・・?」
最終更新:2012年11月24日 18:31