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272話「大脱出」

Cチーム控え室


リュウ「で、これがこの山や控え室の図面だ」

ハル「ほぉ・・・で、どうすんの?」

結城「シン君、ちょっと囮っぽい事やってくれない?」

シン「いいぞ、俺が警備の目を一瞬引ければいいか?」

道流「お前ならいま脱落したところだからその辺にいても問題ないわけだ、その間に船を探しておく」

リュウ「船だけは見つからなくてな」

咲希「では、行きましょう」




警備室


警備員「ん・・・Cの緑川シンが部屋を出ている、注意に向かってくれ」

警備員「了解」




Cチーム控え室付近の廊下


警備員「困りますよ緑川さん・・・中にいて頂かないと」

シン「あ?・・・ああ、すまん、ちょっと散歩したかったんでな」

警備員「まあ、部屋へお戻り下さい」





控え室外


結城「意外に簡単に出れるんだな」

リュウ「ああ、お!!!うちの船あれだな!!!」

ハル「よし!!!発見!!!」

シン「おい!!!見つかったか!!?」

咲希「はい・・・」

道流「咲希、肩貸せ、背負ってやる」

咲希「・・・すいません・・・」

リュウ「しかしながら章吾は?」

ハル「咲希ちゃん、時間は?」

咲希「・・・ありませんね・・・もう出ないと・・・」

リュウ「分かった、まあすぐに分かるんだろ?」

シン「お、あいつらも来たか」

③「はーいシンちゃん!!!」

道流「忍!!!?」

シン「俺の知り合いだ、脱出計画を一緒に立てた」

リュウ「ま、別にいいんじゃない?」




午前12時(開始より6時間)、五階北側


章吾「さて・・・時間だな」

①「あいつらがちゃんと来てることを祈ろう」

拳術・光集特攻の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


章吾「崩れた、掴まれ」

①「ん?・・・じゃあ身を委ねるぞ」

瞬身


①「お、うちの船だ、あっちはお前の?」

章吾「だな・・・」

ダンッ


道流「無事か章吾」

章吾「ああ・・・これでいいんだろ?咲希」

咲希「・・・完璧です!!!」

シン「章吾以外の治療は一通り終わったぞ」

道流「さて・・・じゃあ紹介してくれるか?そいつら」

シン「そうだな・・・お前ら自己紹介してくれるか?」

①「俺が船長のガイだ、中学の時シンとは300戦300分けだったぜ♪」

②「船医とコックをしてるラックという者だ、以後よろしく」

③「俺は航海士と船大工をしてるケイ、しかしあんた達凄いな・・・あのデス・ゲームで勝ち上がるなんて」

ラック「そうだな、いつもは俺たちが勝って何とかなってたし・・・」

章吾「んで・・・300分けってのは事実か?」

シン「懐かしいな、昔は事ある事に勝負って言ったけど勝負つかなかったもんな」

③「お前ら二人筋肉馬鹿だったもんな・・・テストはいっつも20点台、体力テストはトップタイだったし」

道流「頭悪過ぎだぜ・・・まあお似合いだがな」

シン「んだとコラ!!!もう一回でも言ってみろ!!!テメェの傷口くらい把握してんだぜ!!!?」

道流「あ!!!?上等だオラ!!!真っ二つにぶった斬ってやる!!!」

ハル「黙れ!!!」

章吾「・・・リュウは・・・どこ行った?」

シン「ちょっと寝てもらってる・・・思ったより傷が深かったらしい」

章吾「そっか・・・珍しいな・・・」

ハル「確かに珍しい・・・」

道流「・・・ちょっといいかクソ医者」

シン「あ?」






夜


章吾「宴だ!!!!!!」

ケイ「いやー・・・何年ぶりだろうな、宴なんて」

ガイ「ああ・・・こんな楽しいのも数年ぶりだよ・・・盛り上がっていこうぜ!!!」

ハル「うん!!!」

咲希「いいなぁ・・・俺も飲みたいのに・・・」

リュウ「飲みゃいいじゃねえか!!!」

咲希「でも・・・俺・・・」

ハル「別にいいんじゃない?私たちは海賊、法律なんて関係ないわよ」

咲希「じゃあ飲みます!!!」

章吾「リュウ・・・体大丈夫なのか」

リュウ「当ったり前よ!!!」




シン「乾杯」

ラック「あぁ・・・懐かしいなシン、昔もよく酒場から盗んで飲んでは潰れてたもんだ」

道流「忍の国って結構治安悪かったんだな」

シン「確かにな・・・警察が一番大変な仕事だって言われてたもんな」

ラック「そうだったな・・・俺もあそこを出て長い・・・すべてが懐かしく感じる」

シン「・・・だな・・・」






翌日


章吾「何だよ・・・わざわざ二人で・・・部屋にまで呼び出して」

リュウ「お前に言っておくことがある・・・俺は近々この船を降りるつもりだ」

章吾「お前・・・何言ってんだよ」

リュウ「俺は・・・お前が苦手だった・・・初めてウールンで会って・・・お前の家で一泊した時からな」

章吾「そっか、別にいいよ、得意不得意はあるもんだ・・・ただそれだけじゃ許可できないな」

リュウ「そうか・・・そういや俺とお前でやりあった事・・・無かったよな」




甲板


ハル「はい、昼飯出来たよ・・・誰かリュウとショー連れてきてくれる?」

咲希「了解です!!!」

シン「お前料理の腕上げたか?」

ハル「まあね♪」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーン


道流「!!!・・・何事だ!!!?」

シン「さあ・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


結城「喧嘩か・・・ひとまず止めるか、このままじゃ船が壊れる」

シン「何だ・・・お前らだったか・・・珍しい組み合わせだな」

章吾「リュウ・・・お前マジで言ってんのか」

リュウ「ああ、マジだね・・・」

ハル「何・・・」

章吾「こいつが・・・船を降りるとか言い出しやがるから・・・」

結城「正気か・・・リュウ坊」

咲希「陸が見え・・・ましたけど・・・」

リュウ「俺は今後忍海賊団に身を置く事にした、俺は上陸して準備をする」

シン「・・・おいお前ら、事実か?」

ラック「ああ・・・お前らも了承しているのかと・・・」

章吾「初耳だよ・・・テメェいいかげんにしろ!!!」

リュウ「・・・俺は上陸する、じゃあなお前ら」

ハル「どうしちゃったのリュウ!!!」

咲希「リュウさん!!!」

章吾「あいつ・・・何のつもりだ・・・」

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最終更新:2012年12月17日 18:46
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