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33話「父親」

三時間前


国王「・・・瞬介君、君も父親ですか」

瞬介「そうですね・・・ありがたいもので・・・」

国王「僕も他国に息子と娘がいる・・・間もなく起こる諍いで瞬介君は父親の心を理解するかもしれない」

瞬介「ええ・・・そうですか・・・もし・・・もし俺が遥さんを守れなかった時は・・・お願いしてもいいですか」

国王「勿論そうさせて頂くよ」








新次「・・・・国王‼?」

国王「やあガーゴさん・・・子供には手を触れさせません」

ガーゴ「テメェと俺の能力の相性で勝てるか?」

国王「遥さん・・・そういう訳で長くは持たない・・三人バラバラに逃げてくれ」

新次「え・・俺らが遥さんを」

国王「いいかい?君らも失いたくないんだ・・二人とも子供が可愛いだろ?・・・近くに男がいないと駄目なんだ子供は」

夏樹「・・・」

国王「逃げ切ってホトボリ冷めたら集まるといい・・・」

新次「俺ら国に迷惑かけて来たんです‼こういうときくらい」

国王「いいか?夏樹君・・ルール違反何だが君は地図の場所に行くといい、そこで赤髪の仲間に出会える・・・」

国王「新次君・・・君も2歳の息子がいるんだろ?それなら息子の為にも生きるんだ・・・」

新次「ちなみに瞬介さんは・・・?」

国王「あいつは・・・・・」







ノア王国






瞬介「ハァハァハァ・・・俺も副国王として国を・・・守らないとな」

兵「やめて下さい瞬介さん‼それは命を削るんです‼その規模では心臓が持ちません」

瞬介「テメェら国外に出ろ‼命令だ・・・」




死期大活性爆弾‼‼‼‼








再び可塑山





新次「え・・・」

国王「止めたんですけどね・・・とにかく早く‼‼早く行け‼‼‼」

遥「・・・なら私も残るわ・・・夏樹・・・地図の場所に・・隼人を連れて行って・・・」

夏樹「それは意味が分からない‼」

国王「・・・母親は出産時に大量の体力を使う・・・もう限界ですか」

遥「もう・・・生きていられる時間も長くは無いの・・・お願い夏樹・・・最後のお願いだから」

夏樹「・・・・・分かった・・・・・じゃあ・・・・・ありがとな」

遥「・・・ええ」

ガーゴ「行かせるか‼」

遥「・・・」

チェーン・ロック‼‼


国王「ありがとうございます・・・これなら30分持つ」

遥「・・・隼人・・・生きてね」







夏樹「う・・・ハァ・・・姉貴・・・・・・・・」

新次「言っても仕方ない‼ここからは別れよう・・・また会おうな・・・夏樹」

夏樹「へへ♪隼人君の二個上か、お前の息子は・・・隼人君は俺が連れていく・・奥さんによろしくな」








時は現在へ






夏樹「で、隼人君が3つになるまでは俺が育てた・・・そこからは普通の子供と一緒だ」

隼人「・・・俺はノアの初代国王と母さんの命と引き換えに生かされた・・・」

夏樹「そうだ・・カイザー君の母親は出産と同時に死亡していし幻次君の母親は君を生かす為に国へ命を捧げたんだ・・・」

幻次「ええ・・・聞いてます」

カイザー「え・・・そうなんですか」







ノア王国







新次「これが十年前のノア王国襲撃事件の現実と隼人とこの国の深い関わりだ・・・」

遼「なるほど・・・隼人は随分重い経歴の持ち主だったんだな」

葵「・・・お祖父さんの話を初めて聞いた・・・」

香奈「・・・大きすぎて話が飲み込めない」







再びキリノ王国王宮







カイザー「・・・凄い話を聞いちゃったな」

幻次「ノアの初代国王に副国王・・・隼人さんの母親の武勇伝はしかと受け取りました」

隼人「・・・では俺はノア王国に帰るか・・宿題片してから」

カイザー「俺は用事ないのでこいつらをノアに帰したら自由にしますよ」

幻次「一応私も帰ります・・・宿題とは?」

隼人「へへ♪」

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最終更新:2012年04月11日 15:50
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