メデイア
作品:ギリシア伝説
武器:毒薬、魔術
誕生日:--/--
血液型:--型
説 明
「ギリシア伝説」および、それを基にした悲劇「メデイア」に登場する魔女である
独身時代から魔術を学んでおり非常に頭脳明晰である
非情さ、残虐さを持ち合わせる
父はコルキスの王アイエテス
実母はその妻アステロデイアであるが、イアソンたちがコルキスに到着した時には既に故人となっている
イデュイアが二番目の妃となり義母となる、メデイアにとって異母弟となるアプシュルトスを生む
闇化・黒化後の行動
ある日、英雄イアソンは父であるイオルコスの王ペリアースに王位を譲ると言われアイエテスに金の羊毛皮を求め訪れるが
アイエテスは彼の要求に対し「火を吹く牛を手なずける」「竜を退治する」などの難題を押し付けることでイアソンを追っ払おうとする
ところが、メデイアはイアソンに惚れてしまい「火傷しなくなる薬」「竜を眠らせる薬」などの秘薬を彼に難題を解決させてそのままイアソンとともに金の羊毛皮を持ったまま父の元を去る
宝と娘を奪われたアイエテスの追手に追われるメデイアとイアソン
メデイアは父コルキスの追跡を逃れるために一緒に連れてきた幼い異母姉弟のアプシュルトスを惨殺、死体を海にバラ撒き追手が亡骸を回収している間に脱出する
イアソンは命じられたとおり金の羊毛皮を届けるがペリアースは王位を譲ろうとしない
それを相談されたメデイアは老婆の姿に変装し、ペリアースにアルテミスの使いだと名乗る
ペリアースの目の前で自らの老いの影を取り去り本来の若い姿に戻ると、王もこのように若返らせることができると告げた
さらに牡羊を八つ裂きにして煮ると、仔羊となって現れ、ペリアースの娘たちに父親を同様にするよう説く
ペリアースの娘たちはこれを信用し、ペリアースを切り刻んで煮た
- コリントスの王クレオンとその娘グラウケ、自身の実子を殺害
コリントスの地に着いた後、コリントスの王は夫イアソンに「メデイアと別れ王の娘グラウケと結婚してくれないか」と申し出る
この申し出をイアソンは受け入れてしまう
それを知ったメデイアは毒を染みこませた結婚衣装をグラウケに送り、グラウケはクレオンとともに焼け死ぬように仕向けそれを成功させる
そのときメデイアにはイアソンとの間に7人の息子と7人の娘の実子が居たが全員を惨殺し、イアソンから生きる気力を奪って逃亡した
コリントスを追われたメデイアはアテナイを訪れる
アテナイの王アイゲウス王は喜んでメデイア迎え、メデイアと結婚した
しかし、メデイアはアイゲウスの息子テセウスを毒殺しようとするも失敗し、テセウスによって追放された
補足
アプシュルトスは既に成人でありメデイアを追っ手として追うもイアソンの策略により死亡する説
メデイアが実子を殺したのは後世の劇作家エウリピテスの脚色という説がある
(ダル助さんからの情報)
最終更新:2007年10月03日 14:59