用語解説

スレ内で開示された用語解説


システム

ステータス解説

【 名  前 】 名称。
【 性  別 】 性別。 女性/男性/その他
【 年  齢 】 年齢。 このスレの登場人物は全員18歳以上。
【アルカナ】 属性。 本性とも。 PCとその人物との関係性によって補正される。

【 学  力 】 学力。 年齢帯に即した基準での学力修了度合。
【 魅  力 】 魅力。 他者に好かれやすいかどうか。
【 勇  気 】 勇気。 規範的な行動から逸脱できるか。

【 特  権 】 ペルソナを宿すことによる特権。特殊能力と言い換えることも出来る。
【 制  約 】 ペルソナを宿すことによる制約。抑圧された自己を発現・使役することで心理的な影響を受ける。
【 深  度 】 ペルソナの成長度。 ペルソナという別人格が成長する危うさとも言い換えられる。

特権

ペルソナを宿すことによってもたらされる、宿主の異能力。

やる夫の「異常な身体能力」やエンギの「ペルソナ能力の延長」など。

その内容もやはり宿す「ペルソナ」の性質に影響されるようで、
やる夫の場合は「人間を超えた身体能力」をそのまま体現したもの。
エンギの場合は直接的な「天使としての権能」を現すようだ。

制約

ペルソナを宿すことによってもたらされる、宿主の精神の変質。
より正確には、宿主の特定の感情が失調することが多いようだ。

その影響は大きく、宿主の精神指向を強く縛り付ける。
エンギの行動が過激になりがちであったり、
逆に湊の自我の希薄さであったりといった点からもそれは伺える。

その内容は宿す「ペルソナ」によって決定されるようで、
やる夫の「ドラクリア」と「孤独忌避」のように逸話に沿った内容になったり、
逆に丘羽縁起の「タブリス」と「憎悪増進」のように真逆の性質を発揮したりと、
「ペルソナ」と「制約」には何らかの関連性が見られる。

コミュ

誰もが保有している「コミュニティ」であり、「コミュニケーション」の軌跡。
その人が持つ人脈とも言い換えることができる。

コミュにはレベルが存在し、人あるいはコミュニティそのものとの関係性の深さを示す。

舞台設定

月光館学園

時崎グループが創立した小中高大一貫制の学園。
在籍する人間は例外なく十八歳以上であり、希望すれば大学までエスカレーター式に進学できる。
大学だけは別の場所に存在しており、ポートアイランドに在るのは小中高まで。

また、現在の校舎はいずれも八年前に移設されたもので、元々は別の場所に存在していた。
現在の敷地は元々時崎グループが保有していた敷地であると言われており、
噂では何らかの研究施設が建っていたという。

「影時間」になると、シャドウの巣である「タルタロス」に変貌する。

月光館学園/部活

月光館学園が掲げる理想の生徒像は「文武両道」。
この理想のもと、月光館学園の部活動は非常に活発である。

文化部や運動部、その両方に跨る特殊な部活動も併せ、
公式に認可されているだけでも月光館学園には85の部活動があるとされている。

最低五名以上の生徒が在籍していない場合は廃部となる。
ただし、生徒たちの部活動の掛け持ちが認められており、
理論上は85の部活の全てに所属することも可能である。

月光館学園/期末試験

月光館学園の期末試験は年四回。

当たり前だが、前の試験以降に行った授業内容から出題される。

これまた当たり前だが、たとえば授業中に生徒に出題したとして、
それと全く同じ問題が出るとは限らない。

厳戸台分寮

月光館学園が保有する学生寮の一つ。

大小様々な月光館学園の学生寮だが、厳戸台分寮はその中でも特に格調高い。

明治に建てられた洋風建築の建材をそのまま流用して建てられた建物で、
比較的新しい学生寮であるにも関わらず、その見た目は最も歴史を感じさせるものになっている。

月光館学園との距離は残念ながら少し離れており、
寮住まいの学生からの評判はあまり高くない。
そのためか、そこに入寮している学生は非常に少数。

而してその裏の顔は、特別課外活動部S.E.E.S.の本拠地。
ペルソナ使い及びその素養があると判断された学生だけを入寮させる特別な砦。
心の力を具現化し、心の力を戦いに転用する彼らの為に用意された慰安施設なのである。

学生寮には珍しく、男性と女性が同じ建物に住む形式をとっている。

厳戸台分寮/食事

厳戸台分寮では、夕食は当番制になっている。

各人の都合などをあらかじめラウンジのボードに書き込んで置き、
当番の人間が必要分の夕食を作るというシステム。

キッチンは全員に開放されており、当番以外の人間が夜食などを作るのに利用することもできる。

ちなみに食費は全部月光館学園、というより、時崎グループ持ちである。

影時間・シャドウ

ペルソナ

一部の人間だけが使役することができる特殊存在。
影時間にのみ具現化できる超常存在で、
これを使役することができる人間は「ペルソナ使い」と呼ばれる。

ペルソナは伝説や風聞、歴史、御伽噺といった「幻想」の姿を取る。
これはペルソナが人類の「集合的無意識」から汲み上げられた力に由来するからで、
どの人間にどの幻想のペルソナが宿るのかは宿主との相性が関係していると考えられている。

ペルソナは独自に「幻想」に由来する能力を持ち、
宿主に超常の力「特権」と人格のねじれ「制約」を与える事が確認されている。

ワイルド

有里湊が有する特殊能力。
同時に複数のペルソナを保有し、付け替える能力。
極めて特異かつ希少な能力と推定され、
少なくともS.E.E.S.に所属する人間では初めてであるという。

少なくとも特権ではないことは確かであることが湊の自己申告から判明している。

シャドウ

影時間にのみ現れる化け物。
基本的にヒトからかけ離れた異形であり、「アルカナ」を示す仮面を持つ。

ペルソナと対になる存在と言われており、ペルソナのように超常的な能力を持つ。

人とは絶対的に相反する存在であるが、その正体は人から生じた存在。
人によって拒絶された人の「抑圧された自己」、
即ちは、人から剥離してしまったペルソナである。

そして大型シャドウとは――(以下不明)

タルタロス/ポータル

タルタロス内部には、各階層に一つ、「ポータル」と呼ばれるポイントが存在する。
ポータルを用いると「エントランス」へ即座に移動することができる。

これは現代科学を優に超えた空間跳躍技術であり、「影時間」が内包する謎に一つに類される。

バックアップ要員である狂三の重要な役割の一つが、
発見したポータルの位置を正確に記憶することである。

ニュクス

シャドウの生みの親。
夜と死を司る女神。

嘗て地球に飛来した超生命体であり、すべての生命に「死」という終わり(リミット)を与えた存在。
その肉体は現在【月】となって精神は眠りについている。

その存在は「死」という概念そのものであり、
ニュクスが目覚め地球に接触することで、地球上の全生命は死滅する。

1 「十二の真影」とは、「13番目のアルカナのシャドウ/デス」が分割された存在。

2 「デス」は、十年前「時崎」が作り出そうとした存在。

3 「デス」は、「ニュクス」を覚醒させ、呼び寄せてしまう。

4 「十二の真影」を全て倒すと、それらが統合され「デス」が完成してしまう。

その他

理解の力(仮)

時崎狂三がやる夫に対して明らかとした「特権」。
理解の守護天使ザフキエルがもたらす何かしらの「理解」の能力。

「理解」に根差した能力である以上、「隠された謎を解き明かす」ものであると推定される。
今回、彼女の特権によって「エリザベートにペルソナ使いとしての適性がある」ことが分かっている。

非常に有用な能力であるはずなのだが、やる夫の「裏切り」がバレていないということは……?

(マジックで塗りつぶされている) 01-1

ペルソナのは人間の「死に抗う意志」が具象化した存在と考えられる。

ペルソナ使いのペルソナ発現現象には必ず「死」が関連しており、
かつペルソナを発現した事例とそうでない事例の差異を考えたところ、
成功例では「生への執着」や「死への忌避」といった感情の強さが有意に高かった。

ペルソナが心の力であるという仮説はいくつかの事例から支持されている。
論旨から外れるため詳細な言及は避けるが、
精神崩壊を起こしたペルソナ使いのペルソナが消失していた事例や、
意識を強制的に遮断した状態ではペルソナが発現しなくなる事例が根拠の一つである。

この仮説から、■■主任らのグループは冒頭のような仮説を立てた。

(マジックで塗りつぶされている) 01-2

更に、ペルソナは人間の「抑圧された自己」が具象化した存在であるという仮説も報告されている。

ペルソナ使いは必ずその幼少期に「自分をきつく封じ込める」ような出来事を経験している。
その封じられた自己が沈降し、
核となって集合的無意識を纏ったものがペルソナであるというのが主張だ。

封じていた筈の自己がペルソナとなって力を獲得し、肥大化したために宿主には制約が架され、
超常的な存在である「自己」を持つために宿主は特権を得ることになる。

ペルソナと宿主の身体能力やダメージがある程度リンクすることも、
ペルソナと宿主が同一存在であることの証左であろう。

冒頭の仮説は、ペルソナ発現成功例と失敗例の差異として、
被験者が感じた精神的苦痛量が有意に異なることを基としたものである。
当仮説の信憑性は高く、実際にこの仮説を基に被験者に意図的な負荷を与えることで
成功例が非常に有意に増加したことが報告されている。

発見者は■■■副主任。素晴らしい。彼の着眼点は極めてシャープだ。

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最終更新:2017年08月08日 01:55