『糞の王』

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【陣営】	不明
【名前】	『糞の王』
【読み方】	ベル・フェゴール
【種別】	悪魔/王
【種類】	阿部さん
【Lv.】	不明
【現状】	さすがイイ男
【出典AA】	くそみそテクニック

【人物】

強力な元・「王」の一柱。
翠星石からアフリカ大陸の統治を任されていた。

「キュ・ベル戦役」では表立って行動することはなく、大天使サタンの手から逃走する邪神ニャルラトホテプに制裁を与えるシーンとエピローグに登場。

原始的な生活と発展した文明が混在するアフリカ大陸の統治を任された彼は、『共生者世界』をどこよりも早く受け入れつつも、『王』による統治がどこよりも困難だったこの地域で活動。

部族ごと、時には村落ごとに違う神が信仰されている世界において、外から来た『糞の王』は侵略者以外の何者でもなく、さらにアメリカ合衆国が崩壊し資本主義によって虐げられてきた者たちがそれぞれの神々と共に蜂起するという最悪の事態になりかけた。

が、実際にはどの神々も、最高位の悪魔であり『王』であり、なによりもいい男である『糞の王』に太刀打ちできず鎮圧された。

アフリカの神々とそれを崇める部族はそれぞれが独立して強い信仰心を持つが、いかんせん信者の絶対数が不足していた。
そして、何より彼らは違う部族同士協力できなかったことが敗因となる。

またアフリカの神々が、誇り高く名誉を重んじた戦いを看過できなかったことも、理由に挙げられる。
多くの土地で、『糞の王』は勝利し、その後に神々と杯を交わし、義兄弟の契りを結び部族同士の敵対も、神同士の決闘と契約で沈静化した。

多くの神はそれぞれの特産物を持ち、結果としてアフリカはどこよりも『共生者』による利益を享受し、しかし資本主義の発展と、そのあり方が矛盾したため、文明は衰退した。
だが、それは『新しい世界にふさわしい新たなあり方』であると考えられた。

そう、『糞の王』は誰よりも、どこよりも早く、世界を革変することに成功した偉大な『王』だったのである。

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