ある日のことでした。僕がいつも通り部室に行くと、部室にはキョンたん一人しかいませんでした。
彼は机にうつ伏して、なぜか負のオーラを辺りに撒き散らしています。何か辛い事でもあったんでしょうか。
何があったのかは尻ませんが、彼を癒してあげるのが超能力者(アナル的な意味で)たる僕の役目です。僕がすかさず
「どうしたんですか、暗い顔をして。いつものあなたらしく無い。
あなたにもし辛いことがあったのなら、僕が(激しく)癒して(もちろんアナル的な意味で)差し上げますよ(はぁと)」
とダメ元で囁きますと、いつもならバーレットアンチマテリアルライフルの弾より速く僕の愛の言葉を退けるキョンたんが
「本当か、古泉?」
と足蹴にせずに、言葉を返してきてくれたではありませんか。僕は感激に胸を躍らせました。ああ、来る日も来る日も彼のことを思い続けていた僕の気持ちがついにキョンたんに伝わったのでしょうか!
いやいや、思わせ振りなことを言っておいて僕の想いを袖にするのは彼の常套手段、この程度の甘言に乗せられる僕ではありません。さて、その気が無いんだったら無いとはっきり言ってもらいましょうか。
しかし、そんな僕の心の悪魔を祓うかのような一言をキョンたんが放ちました
「俺を癒してくれるんだろ、古泉?はやくやらないか?」
・・・奇跡だ。キョンたんが、あのキョンたんがついに僕のテドドンを受け入れてくれるというのです。いや、もしかすると聞き間違いかも知れない・・・。
「ほ、本当にいいんですか?」
不安に思って聞いてもキョンたんは
「いいぜ、ここだと狭いからホテルに行くか」
と、願ってもない言葉をかけてくれましたああ、キョンたん、愛しています・・・。僕は大胆になってしまい
「フフフ・・・今夜は帰しませんよキョン君、いやキョンたん(はぁと)」
なんて言ってしまいました。すると彼は
「俺の方こそ楽しみにしてるぜ。イツキン(はぁと)」
殺し文句でした。その後すぐ二人は繁華街のホテルで一つになりました。詳しい描写はここでは避けます。
さて、彼との骨もとろけるような甘い一夜が明け、朝にベッドで目が覚めてみると、キョンたんの姿はなく、かわりに一通の手紙が枕元に置いてありました。
表には「古泉へ」とだけ書かれています。何の手紙でしょうか。わくわくしながら手紙を開くと、こんな文章が目に飛び込んできました。
「エイズの世界にようこそ!」
・・・マッガーレ。