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第一訓「なにごとも印象が大事だから嫌われるくらいでちょうどいい」



サンタクロースがいるかいないかなんて世間話にもならないくらいどうでいい話だけど
(中略)
何の感慨もなくあたしは高校生になり、キョンに出会った。


ハルヒ「ただの人間に興味はありません。宇宙人、未来人、超能力者がいたr」
キョン「やかましいんだよ、発情期ですかコノヤロー」


ガスッ


ハルヒ「いきなり人を変態よばわりしないでよね」
キョン「いや、あのホント…スンマセンでした」
ハルヒ「スマンで済むなら死刑制度なんて存在しないわ」
キョン「俺もあの、登場シーンだったもんではしゃいでたって言うか」
ハルヒ「せっかく宇宙人未来人超能力者に呼びかけたのに、台無しじゃない!」
キョン「待て待て落ち着け。ケツぐらいもつって」
ハルヒ「?」
キョン「この万事屋の俺が、なんか困ったことあったらなんでも解k」
ハルヒ「凡人に用はないっつってんだろボケェェェ!!」
キョン「なにお前!ゴリラにでも育てられたの!?」
谷口「落ち着けェェェ涼宮!!」
ハルヒ「触るな凡人!」
谷口「ぶげっ!」
岡部「自己紹介の途中なんだけど……」


それは主人公というにはあまりに口が悪く。
しかし凡人というにはあまりに……よく喋る男だった。



第二訓「月曜は1じゃなくて0だから気をつけろ」



キョン「曜日で髪型を変えるのは宇宙人対策か?」
ハルヒ「いつから気づいてたの」
キョン「お前がポニーテールの日はジャンプが出るって覚えてから」
ハルヒ「それ火曜日。全然覚えてないじゃない」
キョン「だがジャンプはたまに土曜日に出るから気をつけろ」
ハルヒ「知るか」
キョン「しまったァ」
ハルヒ「?」
キョン「もうジャンプ発売してるじゃねーか。今週、土曜日発売なの忘れてた」
ハルヒ「角川で長生きしたいならエース買いなさい」
キョン「そうか…まァこれもジャンプ卒業するいい機会かもしれねェ…」
ハルヒ「……」
キョン「いやでも、俺はやっぱ萌えるゴミよりは燃えるゴミ出したいしなぁ」
ハルヒ「恥ずかしい葛藤はモノローグでやってくれる?」


ハルヒ(ふん。カレンダー代わりにされるのはゴメンだから切ってやったわ。どんなリアクションするかしら)
キョン「髪切った?」
ハルヒ「タモさんンンンン!?」



第三訓「モノローガーに悪い奴はいない」



キョン「全部の部活に仮入部したってのは本当か?」
ハルヒ「まあね。面白いのは何にもなかったわ」
キョン「それはお前が面白くないからだよ涼宮くん」
ハルヒ「……だいたいアンタが自己紹介で邪魔しなけりゃ」
キョン「だーかーら、俺が手伝うって」
ハルヒ「だったら宇宙人未来人超能力者を連れてきなさいよ」
キョン「それはできないが発情期の鬱憤を晴らすおまじないなら教えt」
ハルヒ「いるかァァァ!」ガスッ
谷口「涼宮……やっぱ不思議探しなんておかしいぜ。

    楽しむなら他にもあんだろ、普通に恋愛とか」
ハルヒ「恋愛なんて精神病の一種よ」
キョン「ガキのくせにずいぶん病んでるな」
ハルヒ「うっさい」

キョン「で、やめるのか?」
ハルヒ「しょうがないじゃない。変な部活なんて無かったんだから」
キョン「待つだけか?」
ハルヒ「探してもないなら、釣り糸たらして待つのが一番器用なやり方でしょ」
キョン「俺にはとても、お前が器用になんて見えねーけどな」
ハルヒ「……」
キョン「理屈はいらねーよ。やりてぇもんがあるなら動きゃいい」
ハルヒ「!」
キョン「不思議は好きか?」
ハルヒ「……そうよね!ないんだったら創ればいいのよ!」


そんなこと言われたのは初めてだった。
この男にはある気がする……あたしが探してた、あの――


ハルヒ「キョンだっけ?協力しなさい!」
キョン「悪い。俺、今日はジャンプ買いに行くから」
ハルヒ「つべこべ言うな!」ガスッ



第四訓「慌てるな!情報操作というものがある」



ハルヒ「ここが今日からあたしたちの部室よ!」
キョン「文芸部室と書いてあるが」
ハルヒ「これから書き換えなきゃね!」バタン!

ガスッ パタリ

ハルヒ「……い、今、なんかドア越しに嫌な音と感触が」
キョン「落ち着けよ、こんなボロイ部屋に人がいるわけねーだろ。大方タンスにでm」

長門「orz」

ハルヒ「アッ――――!死んでるぅぅぅぅ!」
キョン「騒ぐんじゃねーよ。落ち着いてタイムマシンを探すんだ」
ハルヒ「お前が落ち着け…ってスカートに潜るなァァ!」バチコン!
キョン「だ、だいじょーぶだよお前よォ。今朝の運勢最高だったもん。きっと無傷だもん」
ハルヒ「そんなんアテになるか!」

長門「…………」ユラリ

キョン「立った!死体が立った!」
ハルヒ「くわばらくわばらうらめしゆうす(ry」

長門「……長門有希」

キョン「ゾンビと知り合いになったァァァ!めざましテレビもう見ねェェェ!」
ハルヒ「ま、待って!結果生き返ったんならOKじゃない?」

長門「……きいて」クスン



第五訓「てめーら!それでも眼鏡かけてんのかァァ!」



ハルヒ「この部室、あたしたちが使ってもいいわよね?」
長門「いい」
ハルヒ「そっちはキョンよ」
キョン「長門さんとやら。この女は得体の知れないことに使うらしいが、いいのか?」
長門「構わない」
キョン「そっちは壁だ」


長門「……」
キョン「その本、面白いのか」
長門「ユニーク」
キョン「そりゃ、逆さに読んでりゃな」


ハルヒ「ねえ、有希」
長門「なに」
ハルヒ「あなた……眼鏡かけてるわよね、いつも」
長門「そう」
ハルヒ「なのにどうしていつも見えてないように振舞うの?」
長門「……見えない」
ハルヒ「え?」
長門「明日が、見えない」
ハルヒ(有希……痛い子!!)



第六訓「天然っぽさと黒さは紙一重」



みくる「こ、ここどこですか?なんであたしつれてこられたんですか?」
キョン「どうしたんだ、この人」
ハルヒ「こういう学園モノに萌えキャラは必要だと思って任意同行してもらったのよ」
みくる「ふぇ?」
ハルヒ「見てみなさいこの娘…ロリの上に巨乳なのよ!」
みくる「わひゃああああっ!?」
ハルヒ「あんたも揉んでみる?」
キョン「いや、ゴメン被る」
みくる「ちょっと待てや」
キョン・ハルヒ「!?」
みくる「胸揉まれてる萌えキャラ見捨てる漢なんて聞いたことないでしゅ」
キョン「あー俺、最近のジャンプにありがちな『才能・血統・勝利』の軟弱主人公だから」
みくる「とても才能や血統のポテンシャルが高いとは思えないでしゅ」
キョン「それにこの世界では、そんな口をきく奴を萌えキャラとはいわん。腹黒という」
みくる「この世に計算されてない萌えキャラなんていないでしゅよ」
長門「萌えキャラの筆頭がとんでもないことを言った……」



第七訓「PCは持ち主が責任もって粗大ゴミになるまで使いましょう」



ハルヒ「パソコンもらいに来たわよー!」
コンピ研部長「な、なんだ君たちは!?…まさか噂の涼宮ハルヒ!」
キョン「そのとーり。今は大人しくしててくれねえかな」
部長「え?」
キョン「ヤバくなったら止めるから」
部長「わ、わかった……」
部員たち「部長!」
部長「うろたえるな。へ、下手に逆らわない方がいいんだ……」
ハルヒ「作戦M発動!みくるちゃん、君に決めた!」
部長「え、えぇーっ!?」みくる「ひゃああああっ?」
ハルヒ「それそれそれそれ、揉みしだけーっ♪」
キョン「……おいこら涼宮、おイタがすg」
部長「やめろ!彼女がいやがってるじゃないか!」ドンッ
ハルヒ「きゃ…っ」ドサッ
みくる「あっ……ありがとう、ございましゅ」
キョン「あらら!い~のかな~そんなことして!」
部長「知るかバカタレ。ここはコンピ研の部室だ。好き勝手させるかってんだ」
キョン「でもアンタ逃げた方がいいわ」
部長「え?」


ハルヒ「み な ぎ っ て き た ぜ 」
部長「え?」


部長「アッー!最新型だけは!最新型だけは!」
みくる「一時のテンションに身を任す奴は身を滅ぼすんでしゅね」



第八訓「疲れたときには●っぽいネタを」



ハルヒ「即戦力の転校生、その名も!」
●<マッガーレ
みくる「なんでしゅかコレ」
ハルヒ「転校して来たから拾ってきたのよ」
キョン「せめて名称のわかるものを拾って来い」
ハルヒ「マッガーレよ」
長門「それはあなたが明らかに今つけた名前」
ハルヒ「手紙もあるわよ。有希宛て」
みくる「なぜ長門さんにだけ?」
キョン「家主だからだろ、一応」
ハルヒ「じゃ、あたしはマッガーレの散歩に行ってくるわね!」
●<マッガーレ
長門「……読めない」
キョン「透視能力がなきゃその読み方は無謀だろうな。まず中身を出せ、話はそれからだ」
長門「……」ゴソゴソ
キョン「少年誌(仮)で軽々しく脱ぐんじゃねえ。お前じゃなくて封筒の中身だ」
長門「あなたは甘い。少年エースは少年誌の皮を被った変t」
みくる「あたしは長生きしたいので黙ってくだしゃい」
キョン「なんて書いてある? 字が読めないってのはナシだ」
長門「ちっ…『宇宙人未来人凡人どもへ。うちの超能力者をもらってください』と書いてある」
キョン「他には?」
長門「隙あらば『アッー!』と書かれている」
キョン「発音できるかアッー!」


ハルヒ「たっだいまー!」
キョン「おかえり。捨てて来い」
みくる「さすがキョンくん、決断が早いでしゅ」
ハルヒ「嫌よ!こんな寒空の下、マッガーレを放っとけないわ!全裸で」
キョン「大丈夫、マッガーレなら独りでも生きていけるさ。全裸で」
長門「あなたがマッガーレの何を知っている」
●<マッガーレ……
ハルヒ「心配しなくていいのよ、あたしが守ってあげるから」
キョン「……」
長門「どぉする」みくる「あいふる」
キョン「……俺ァ知らねーぞ。ちゃんとお前が面倒見ろよ」
ハルヒ「! ありがとうキョン!これからよろしくね、マッガーレ!」


古泉「いえ、古泉一樹です」


キョン「喋るんだ」
みくる「つーか人間なんだ」
ハルヒ「凡人に用はないわ。出てって」
長門「全裸で」


古泉「うほほーん……」



第九訓「ジジイになってもあだ名で呼び合える古泉はいらねえ」



ハルヒ「ちょっとキョン!聞いてるのキョン!」
キョン「キョンキョンキョンキョン、やかましいんだよ。小泉かコノヤロー」
古泉「呼びました?」
みくる「違うからすっこんでくだしゃい。首相の話でしゅよぉ」
長門「それも違う。今の首相はイイオトコ」
キョン「それも違うアベだ」
古泉「ふむ、どうにもややこしいですねえ」
キョン「いや、お前が勝手にしゃしゃり出てきただけだから」
古泉「では、僕のことはいっちゃんと呼んでください」
キョン「だが断わる」



第十訓「プリンがなぜ甘いかって?

     お前らアナル住人がそっちでやれっつったからだろーがァァ!」



ハルヒ「名前はもう考えてあるわ!SOS団よ!」


S 砂糖と塩を間違えるなんざ
O お前ェェェ
S それでも人間かァァァァの団


キョン「ということか」
ハルヒ「その程度で人外呼ばわりするんじゃねェェェ!」


S そんなことより
O おかずは
S ソース味のうまい棒だよねの団


長門「今晩のメニューはきまり」
ハルヒ「どんな生活送ってるのォォォ!」


S それは
O お前の
S 想像むしろ妄想であって現実じゃないってことを教えてやんよ団


みくる「バランスが悪いでしゅね」
ハルヒ「ツッコミどころはそこじゃないっていうかそんな陰険な団体やだ」


S 避けられがちな
O アウトロー
S 涼宮ハルヒの団


古泉「あまり自虐はなさらない方が」
ハルヒ「最後あってるのに一番むかつくんだけど」


ハルヒ「はぁーあ。いい?正しくは」


S 世界を
O 大いに盛り上げるための
S 砂糖が足りないんだけどォォォ!


ハルヒ「……」
キョン「この紅茶には砂糖が足りねえ」
みくる「それ以上入れると致死量でしゅ。甘いのがいいならプリンに行ってくだしゃい」


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最終更新:2007年02月23日 01:41