こっちはリンクのテスト
チョココロネの頭が細い方と太い方のどっちかなんて、
世間話にもならないくらいのどーでもいい話だが、
あえてその疑問を口にする女と、俺は出会っちまった。
こなた「ねえ前の席の人」
キョン「なんつう呼び方だ……何だ?」
こなた「チョココロネってどっちから食べる?」
キョン「……頭から、だな」
こなた「ふうん。頭ってどっち?」
キョン「太い方だと思うぞ。芋虫っぽいし」
こなた「あ、私と同じだ」
キョン「そうか」
こなた「そう」
キョン「…………」
こなた「ムグムグ」
キョン「……いや、だから何?」
こなた「貝だと思えば、細い方が頭なんだってさ」
キョン「何の話だ?」
こなた「チョココロネ」
キョン「ああ……ってお前今日も昼食チョココロネか」
こなた「燃料だからね。摂取しないと死んじゃうよ私」
キョン「何だその設定」
こなた「……ムグムグ」
キョン「おい、チョコ垂れてる」
こなた「ホントだ――あっ」
キョン「おっと」
こなた「……あー」
キョン「悪い。受け止めたけど、さすがにこれh」
こなた「なめていい?」
キョン「だめだろ常識的に考えて」
こなた「どうすればチョコを垂らさずに食べられるのか……」
キョン「いっそ、チョコを先に全部食っちまったらどうだ?」
こなた「わかってないなあ。チョコのないチョココロネはチョココロネにあらず」
キョン「そりゃそうだな」
こなた「そういう意見を出すってことは、好物は先に食べるタイプ?」
キョン「場合によるな……妹がいるときは、横取りされないよう先に食べる」
こなた「妹持ちか。ポイント高いね」
キョン「何のポイント?」
こなた「まあ好物を先に食するのは、初心者にはオススメできないけどね」
キョン「何の初心者?」
こなた「目当てのキャラを先に攻略すると、あとはプレイする気力なくなるじゃん」
キョン「ちょっと待て、この談義はどこへ向かおうとしてるんだ?」
こなた「ま、目当てのルートすら地雷だった…ってこともよくあるけどねー」
キョン「……(そこそこ理解できるが、それを口に出していいものか)」
こなた「勿体ないからプレイ続けると、全く興味のなかったキャラのシナリオが秀逸だったりね」
キョン「……(あ、それもわかる)」
こなた「そういうときは救われた気がするよー」
キョン「……そうかい」
こなた「でもチョココロネからチョコとったら残るのはパンだけなんだよねー」
キョン「そりゃそうだろ」